電車の優先席で「ここはあなたが座る席じゃない」 手足3本失った男が注意されるも…感謝したのはなぜなのか(J-CASTニュース)
不慮の事故で障害を負う。
それまで健常者として生活していた人が、
ある日突然それがかなわなくなる。
しかし、残された能力を最大限発揮して、
限りなく受傷前と同じように生活をする。
障害のない者には、想像できない努力を要するのだと思う。
しかし、それを人生と受けれ、粛々と日々を過ごすことに
まず、敬意を表する。
そうしたなか、電車の優先席での出来事。
障害があるとわからず、注意した人に感謝する心の寛容さ。
苦労している人は、真贋を見極める力が強く、
自分と相手を同じように尊重しつつも、自らの意見を適切に伝える方法となる
「アサーティブコミュニケーション」に長けるのかもしれない。
注意した女性も、勇気がある人だと思う。
電車に乗っていて感じることは、周囲に無関心な人が多すぎるからだ。
座席が空いていると我先に座り、
スマホを取り出して、ゲームやラインに興じる。
目の前に、お腹が大きな妊娠した女性やお年寄りが立っていても、
知らぬ存ぜぬで、自分の世界にどっぷり浸ってる人が多い。
それが優先席、でもである。
優先席の趣旨を正しく理解して、正しく運用できるよう、
主張すべきは主張しなければならないだろう。
障害を持った方の立場から、
制度を正しく運用しようとする人の立場から、
爽やかな記事だったと思う。
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