「艱難汝を玉にす」

「艱難汝を玉にす」
最近あまり効かなくなった言葉だ。
意味はご存じのとおり、
困難や苦労を乗り越えることで、人は立派に成長すること…である。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」
これも死語に近い。
しかしその意味は、若い時にする苦労は、
必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、
求めてでもするほうがよいということだ。

「子供を不幸にするいちばん確実な方法は、
いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。」
これは、18世紀の思想家ルソーが、
その著書『エミール』の中で述べた言葉だ。

今、不自由なく育った子供たちが、
労苦を回避する傾向にある。
しかし、人生に無駄はないし、その時々の困難は、
その人が超えられる程度のハードルに過ぎない。

子供は、明日のパンを心配しないし、
政治家でない私たちは、外交で眠れぬ夜を過ごすこともない。
せいぜい、仕事の進捗や、上司の取り扱いや、
同僚とのコミュニケーションで頭を悩ませるぐらいだ。

些細なことを回避していたのでは、良い「玉」にはなれない。
積極的に困難な道を進め。
その先にあなたの成長はある。

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