オオカミ同士が殺し合い、群れの全頭を安楽死させる結果に 英野生動物公園
狼は、群れで助け合いながら狩りをする。
群れの中で序列が決まっていて、うまい具合に組織が形成されている。
犬の先祖ともいわれる彼らの賢さと、凛々しさが私は好きだ。
そのおおもとは、子供の頃に読んだ、
シートン動物記の、「狼王ロボ」に端を発する。
序列を重んじる狼でも、何らかのバラン図が狂うと、
生死をかけた激しい争いが勃発するという。
己の分をわきまえて、
その分に徹しなければ生きていけないということか。
狼社会の構図が、今、人間の社会でも起きている。
戦争は誰もがいけないことだと知っていても、
いつの世も覇権争いで、世界が混迷する。
アメリカとイスラエルが起こした戦争は、拡大の一途をたどる。
ホルムズ海峡が閉鎖されて、
とばっちりを受ける国は多い。
我が国も、原油なしで、このところ、
毎年歴史的な猛暑の、この夏を越せるのか、ますます現実味を帯びる。
バランスが崩れると、狼と同じく、
「群れの全頭を安楽死させる結果に」なるやもしれない。
核は、抑止力のままであってほしい。
紛争当事国には、引き際の美学を示すべきだ。
