看護師、患者150人以上殺害か=「退屈しのぎ」と供述―独(時事通信)
退屈しのぎで殺されたら、たまったものではない。文明社会で、これだけ大量の犠牲者がでるまで、病院はどうして実態が把握できなかったのだろうか。
同様なケースは何もドイツに限ったわけではない。
近時、わが国の介護施設においても、職員からされる入所者への虐待が、少なからず事件となって報道されるが、助ける立場の人間が、弱者を虐待するという、本来あってはならない事件だ。
その理由は、もちろん個人の資質もあるだろうが、低賃金に重労働を強いられる労働者たちがストレスを溜め、抵抗できない弱者にそのはけ口を求めているように思えてならない。
経営側は、労働者の労働環境を整え、クライアントが人としての尊厳を保つことができるよう配慮する当然の義務を負う。
また、労働者の心の教育も幼少期に遡り、即ち国民の義務教育をプログラムを見直す必要があるだろう。道徳的な教育、人への思いやり、自分が社会で果たす役割など・・・である。
適材適所に人員が配置され、社会全体が幸福であることを、個人レベルで実感できる社会になってくれることを願ってやまない。
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