Archive for 12月 2023

「人の精神は目にあり 故に人を観るは目においてす 胸中の正不正は眸子の瞭ぼうにあり」

「人の精神は目にあり 故に人を観るは目においてす 胸中の正不正は眸子の瞭ぼうにあり」

今年も、最後の日、大みそかとなった。
正月用品が所狭しと並ぶショッピングセンターの食品売り場では、
早くも節分、恵方巻の予約のポスターが貼られてるのには苦笑する。
売らんかな精神は、季節を先取りする。

ということで、我が家も既に、来年のカレンダーをしつらえた。
私が尊敬してやまない、吉田松陰先生の語録をまとめたカレンダーである。
この秋、数年ぶりに萩市の松陰神社を訪ねた際に求めたものだ。

300松陰3

1月の語録は、次のとおりである。
「人の精神は目にあり 故に人を観るは目においてす 胸中の正不正は眸子の瞭ぼうにあり」

口語約するに、人の精神は目にあらわれる。
だから、人を見る時には、目を見る。
胸のなかが正しいか、正しくないかは、
ひとみがはっきりしているか、暗いかによってわかるものである。
そしてよく人のひとみを観察することができる人物は、
人の智愚(ちぐ)の区別から動静(どうせい)に至るまで、
すべてを明瞭に見分けるものである。

目は心の窓である。

それゆえ、会話をする際には、相手の目を見て話さなければならない。
その目のささやきに、言動の真贋を見る。

やましいことをしている人間は、相手の目を見て話すことができない。
良心の呵責から、知らず知らずのうちに、伏目がちになる。

人の上に立つものは、王道を行かなければならない。
道(倫)の真ん中を、正々堂々と行くべし。

今年、それができなかった人は、来年こそ、
相手の心の内を見られてもよいよう
誠心誠意行動し、王道を歩んでほしい。

300松陰

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

「就活がんばったけど正社員なれず…」 愛知労働局のリアルすぎる支援キャラ「アザラシの氷河くん」40歳、誕生の背景は

「就活がんばったけど正社員なれず…」 愛知労働局のリアルすぎる支援キャラ「アザラシの氷河くん」40歳、誕生の背景は(J-CAST ニュース)

「就活がんばったけど正社員なれず…」 
「アザラシの氷河くん」は、頑張っただけ評価できる。
働き方は多様化している。
正社員になることだけが、生き方の選択肢ではない。
オンリーワンを極める方向にかじ取りをしてほしい。
頑張れる人は、最後まで頑張れると信じて行動することだ。

他方、今、問題なのは、年金の老親に元に、便々と寄食する子供である。
働かず、家にひきこもり、日々の金の心配もせずに、
毎日ゲーム三昧の大きな子供たちである。

こうした子供は、働いたことがないので、親が亡くなると生活の糧を無くす。
だから、老衰で死亡した親の死亡届も出さず、
未だ生きているかの如く振る舞い、年金をだまし取ったりする。
それもできない子供は、親の死とともに一緒に餓死する。

これが「5080問題」である。
「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題。
「80」代の親世代は、恥を知っている年代である。
よって、いい年をした子供が引きこもっていることを、
周囲に知らせることを恥とし、家族だけで何とかしようとする。

しかし、それには限界がある。
どうすることもできなくなって、
最悪の結果を生む。
「法は家庭に入らず。」
行政も、当事者らのSOSが発信されなければ、
強制的に家庭の問題に介入することもできない。

子どもは幼少期、親をはじめ周囲の庇護がなければ生きていけない。
しかしその成長とともに、自立することを学習する。
自立とは、精神的側面と、経済的側面の双方を指す。

ところが、社会は少子高齢化で、大人の目が行き届きすぎ、
子供を過保護にした分、
その自立を阻害する悪循環に陥った。

可愛い子には旅をさせよ。
若い時の苦労は買ってでもせよ。

これからの子供は、いくらでもそうした育て方をすることができるが、
既に大人になった実質子供は、矯正が難しい。

この問題と、社会はどう向き合っていくのがよいのか。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

捜査関係者「突っ走りすぎた」えん罪事件“捜査・起訴は違法”国と都に賠償命じる

捜査関係者「突っ走りすぎた」えん罪事件“捜査・起訴は違法”国と都に賠償命じる(テレビ朝日系(ANN)

令和の世になっても、まだ冤罪が横行していると思うとぞっとする。
捜査機関に目をつけられたら、
そのシナリオの役柄を演じなければならないのか。

いつしか、そのシナリオの誤りに気付き、
社会が当事者らを救ってくれれば、さもありなん。
勾留中に、医療を満足に受けることもできず、
力尽きる人をどう救えばいいのか。

人には誰しも間違いがある…
では済ますに済まされない人権侵害である。

それゆえ、国家権力にものを言わせる捜査は慎重に
かつ公正でなければならない。
でっち上げのシナリオに、泣く人がないよう、
厳正に捜査しなければならない。
それが、個人の人権重視。

しかし、冤罪を恐れて、真犯人を逮捕しないのも問題である。
公共の福祉の問題である。

いずれにしても亡くなった方から、そのご家族から、
心穏やかな最期の時間を奪ったことは最大の汚点である。
いくら、損害賠償をされても、
侵害された貴重な時間は戻ってこない。

実に後味の悪い事件である。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

独りでは逝かせない― 夫婦2人だけの葬儀店、次第に増えていく「孤立死」の葬儀

独りでは逝かせない― 夫婦2人だけの葬儀店、次第に増えていく「孤立死」の葬儀(福島中央テレビ)

孤独死、孤立死…これから、ますます社会の問題になっていくことだろう。
相続の関係で、相続人がはっきりしていないと、
孤独死の後、後の手続きが進まない。

マンションでの孤独死も、今、社会的な問題であり、
相続人を探し、遺品を管理するのは、管理組合の仕事になりつつある。
世知辛い世の中であるが、これが現実である。

少子高齢、未婚化、
この傾向はどんどん進んでいくだろう。
(第5回孤独死現状レポート)

そのような中で、孤独死した個人にスポットを当て、活動している人がいる。
まったく知らない人に対して、人間の尊厳を持って対応する。
「お疲れさまでした」、「最期は一人きりではないからね」、「私たちがいるが大丈夫」。
令和のおくりびとは、この上なく優しい。

マザーテレサのことを思い出した。

スラム街のゴミ捨て場に捨てられていた瀕死の赤子。
その赤子を抱き上げ、亡くなるまで抱いてあげた。
最期に、自分が一人ではない、
愛されたという記憶を刻むのが、私たちの役目だと。

夫婦のおくりびとは、臨終には立ち会えなかったものの、
丁寧なやさしさで、死者を死出の旅立ちにいざなう。

なかなか、凡夫にはできない崇高な仕事だと思う。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

たこ焼きに「イカ入れてます」、物価高も意地の値段据え置き…おばちゃん「イカサマですんまへん」

たこ焼きに「イカ入れてます」、物価高も意地の値段据え置き…おばちゃん「イカサマですんまへん」(読売新聞オンライン)

イカ焼きと、たこ焼き。
何方もおいしそうだ。
「値段」と、「タコ」のどちらをとるか。
「イカサマ」で十二分に通用する。
タコがイカであることを秘匿して販売したらまずいが、
正々堂々、事情を説明すれば、怒る客はないだろう。

「正々堂々」…実によい言葉だ。

コソコソすることが問題なのであり、「イカ焼き」と初めから銘打てば、
何ら問題はない。

市場が従前に戻ったら、新メニューネそのまま、定番商品になるだろう。
災い転じて福となす。
柔軟な、フレキシブルな発想が窮地を救う。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

ヤングケアラー支援法制化へ 成人後も対象 対応の地域差解消狙い

ヤングケアラー支援法制化へ 成人後も対象 対応の地域差解消狙い(毎日新聞)

家族が、家族の面倒を見る。
一昔前まで、大家族において、それは嫁の役目だった。
たとえば農家なら、農作業をして、家事をして、子育てをしながら介護もする。
他の家族が手伝うとはいうものの、嫁の役割は多大だった。
一日中、働きづめだったに違いない。

そして今、時代は変わり核家族や単身世帯が増えた。
介護保険が稼働し、ヘルパーさんなどの力を借りることもできるが、
それでも介護の問題は、まだまだ家族の問題である。
両親が離婚した世帯では、家族の世話をするのが子供ということも少なくない。
こうした子供の介護要員が、ヤングケアラーと呼ばれる人たちだ。

家族の世話をしなければならないから、学業との両立が難しくなる。
法整備がどこまで進むかは不明だが、
彼らに支援の光が当たったことは、一歩前進と考える。
普通に勉強できる、普通に学校に行ける。
当たり前のことができる幸せ。
早期の法制化、制度の拡充を求めたい。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

高島屋の崩れクリスマスケーキ、昨年も同様デザイン「苦情なかった」

高島屋の崩れクリスマスケーキ、昨年も同様デザイン「苦情なかった」(朝日新聞社)

高島屋のブランドが泣く。
ケーキに5,400円と言えば、安くない買い物だ。
特別な夜に、家族の笑顔を見たくて選んだケーキがこんなことに。
特別な演出は、「その時」だから価値があり、
代替のケーキを送ってもらっても、代金が返金されても、
同じ効果を生まない。

それにしても、約530軒で、悲しい思いをしたかと思うと、
なんともやるせない。
企業の責任は、重い。

この人たちが、高島屋に戻ってきてくるために、
会社は何をしなければならないのだろうか。
何年かかれば、戻ってきてくれるのだろうか。

信頼を作るのには、たゆまぬ努力と時間がかかる。
せっかく築いた信頼を瓦解させるのは、ほんの一瞬である。

それだけ、信用には責任と重みがある。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

【クリスマスの起源】歴史や本当の意味とは-キリストの誕生日は間違い?サンタは誰?

【クリスマスの起源】歴史や本当の意味とは-キリストの誕生日は間違い?サンタは誰?(THE GATE)

今日はクリスマスイブ。
冬の澄んだ夜、色とりどりのイルミネーションに装飾された街は、
恋人や家族の笑顔であふれている。
プレゼントの交換をし、一年で最も華やぐ日と言ってもいい。
ケーキにシャンパン、ローストチキンが定番で、
鳥にとってはご難の日だ。

ところで、日本ではいつからこのイベントが定着したのか。
そもそもキリスト教に由来する行事を、
大乗仏教徒が多く占める国でなぜ普及したのか。

年末商戦を盛んにさせたい、業者の術中にはまったきらいがある。
バレンタインデーもそうであり、節分の恵方巻も類似の進化を遂げている。
お盆の風習も、日本だけだというから
起源を知るということには大切であり、意味があるのだと思う。

日々の生活に、メリハリをつけ、
そこを目標に日々の生活を計画する。
そういった意味で、イベントは人生の彩と言っていい。

Xmasは、キリストの誕生日でないことは明らかなようだ。
当然と思っていたことが、実は、そうではなかった。
このような思い込みがいくつもある。

それはそれとして、今年も親しい人と、Xmasを楽しもうではないか。
楽しい行事はたくさんあった方が良い。
メリークリスマス。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

正月用の伊勢えび漁に大打撃。イワシ・サバの大量漂着に日本の海は大丈夫?原因を専門家に聞いた

正月用の伊勢えび漁に大打撃。イワシ・サバの大量漂着に日本の海は大丈夫?原因を専門家に聞いた(FNNプライムオンライン)

海で何が起きているのか。
これだけ大量の魚が死んでいて、正月用のイセエビという話でもなさそうだ。

年の瀬、誰しも、次の年は必ず来るといった、
確信的な安心がどこかにある。
しかし、一寸先は闇。
何一つ、確かなものはない。

とはいうものの、いちいち杞憂に右往左往していたのでは、
日々の生活が成り立たないので、
人々はあえてそれらを気にしないふりをする。

大量の魚が酸欠を起こすほどの恐怖、
それも、様々な場所で起きている事実。

人間も魚に例えるならば、何らかの理由で
恐怖におののき、無秩序な行動をとるようになれば、
パニックの中に魚と同じ状態になりかねない。

世界で、大きな地震があり、大規模噴火のニュースを目の当たりにすると、
どうもそれらとの因果関係を結び付けたくなる。

何事もなく、平安な中に、新年を迎えられることを願いたい。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

ジュリアーニ氏が破産申請、1.48億ドルの賠償支払い命令受け=文書

ジュリアーニ氏が破産申請、1.48億ドルの賠償支払い命令受け=文書(ロイター)

さすがアメリカ。スケールが半端ない。
名誉毀損で、日本円にして約210億円の支払い命令。
名誉毀損…わかりやすく言えば、「悪口」だ。
悪口を言って、自己破産。
それも、かつてニューヨークの市長を務めた一角な人物である。

「割れ窓理論」を実践した彼の行政手腕はつとに有名である。

「割れ窓理論」とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、
凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング氏が考案したとされる。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、
誰も注意を払っていないという象徴になり、
やがて他の窓もまもなく全て壊される」
との考え方からこの名がつけられたというものである。

ニューヨーク市は1980年代から
アメリカ有数の犯罪多発都市となっていたが、
1994年に検事出身のジュリアーニ氏が
この理論を応用して、治安対策に乗り出し市長に当選した。

就任から5年間で犯罪は激減し、治安が回復したと賛美された。

その彼が、名誉毀損で自己破産とは…。
口は禍の元である。

日本では、名誉毀損による損害賠償の額は、せいぜい数百万円どまりである。
それも高額な部類である。
中には、悪質な例として、名誉毀損により、
家を2軒、競売された人の話も聞くが…
それは極めてレアケースである。

メジャーリーガーの大谷翔平のドジャースとの契約金額にしろ、
ジュリアーニ氏の支払い命令にせよ、
とにかくアメリカはスケールが大きい。
それだけ自身の行動に責任と品位を持ち、
徳のある行動を積まなければならないということかもしれない。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

自宅の漬物石、実は化石だった!カニと同じ甲殻類チタスナモグリの可能性が大

自宅の漬物石、実は化石だった!カニと同じ甲殻類チタスナモグリの可能性が大(信濃毎日新聞デジタル)

意外なところに、その価値を知らずに使われているものがある。
これを「宝の持ち腐れ」という。
しかし、素人には、それが価値のある物かどうかは、判然としない。
数ある中の効用の一つとしてしか利用されないことが多い。
だから、化石が漬物石なのである。

リンゴの木から、リンゴの実が落ちたことを見て、
かのニュートンが、万有引力の法則を見つけたという。
しかし、勉強していないその他大勢の凡夫がそれを見たところで、
その事実を現認するにとどまる。
だから、学習が大切だというのである。

私たちの周囲にも、似たようなことはないだろうか。
ダイヤモンドの原石が、転がっているかもしれない。
価値あるものを見過ごしているかもしれない。
それに気づかないのは、多大なる損失である。

一生ものの出会いは偶然ではない。
運命の導きである。
稀有な出会いは、その意味を踏まえて、大切にしなければならない。

一期一会

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

「地元として恥ですよ」有権者からは怒りの声も キックバック疑いの池田佳隆衆議院議員 いまだ“雲隠れ”

「地元として恥ですよ」有権者からは怒りの声も キックバック疑いの池田佳隆衆議院議員 いまだ“雲隠れ”(テレビ愛知)

説明責任が果たせない方は、リーダーとは言えない。
雲隠れ、夜逃げするような人間は、指導者の資質を欠く。

一度重責を担ったからには、徹頭徹尾、
職務遂行に尽力するべきである。

政治家も、経営者も同じである。

人には、誰しも間違いがある。
よって、仮に道を誤ったとしたならば、
誠心誠意、真摯に謝罪すべきだ。
そうでなければ、
その人を信頼して、夢を託した人に失礼極まりない。

信頼を勝ち得るために、地道な努力が求められる。
何年も、何十年もかけて築いた信頼関係も、夜逃げは一発で瓦解する。

政治家ならば、地元の恥
会社ならば、会社の恥
業界なら、業界の恥

卑怯者の愚行に、その者が属する集団が恥をかく。

日本は、恥の文化だったはずが、
いつしか、恥は過去の遺物になり下がった。
それすら気付かない、
見た目は大人、中身は子供が増えたことに
この国の将来を危惧する。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

郵便物ピークから半減 値上げしても1年で赤字 電子化で窮地に

郵便物ピークから半減 値上げしても1年で赤字 電子化で窮地に(毎日新聞)

郵便が無くなる。
これも時代の象徴なのか。
電子化の波に押され、紙媒体は衰退の一途だ。
ペーパーレスは、私たちの生活に定着しつつある。
伝達の方法が早い、スペースがいらない、
検索機能に優れている、場所を選ばない。

確かに優れているが、
年寄は、住みにくい世の中になった。
機械が操作できなければ、
人と、通信することもままならなくなる。

手紙は、やり取りに時間がかかるので、
待つ時間が様々な空想を掻き立てたものである。
良い返事にしろ、悪い返事にしろ、
ボールを投げて戻ってくる時間に、期待、焦燥、感慨深いものがあった。

今は、「コスパ」、「タイパ」で、時間をかけないことが良しとされるが、
私は、この時間が嫌いではない。

長く生きると、世の中の変化に順応しきれなくなるきらいがある。
さしずめ、浦島太郎といったところだろうか。
しかし、早ければいいというものではない。
その昔、「狭い日本。そんなに急いでどこへ行く」といった宣伝があった。
まさにその通りである。

これから、郵送費が高くなる手紙は、
高価なものになる。
付加価値は、特別なものとなるのだろうか。

日本全国、津々浦々。
同じ料金でどこへも送れた通信網は、優れものであり、
画期的なシステムだったと評価できる。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

「大工」がいない 20年で半減、住宅業界に危機 若者離れも深刻

「大工」がいない 20年で半減、住宅業界に危機 若者離れも深刻(産経新聞)

技の伝承が危ぶまれている。
無くても代替がきくならば問題はないが、
大工職の代替えは考えにくい。

大工が減ってしまうということは、
建築業界にとって痛手であるし、
国民も、気軽にマイホームを持てなくなるし、
修繕が利かなくなる。

次の世代への伝承
技術を売りにする業種は、生き残りができるだろう。
そうした先見性をもって、職選びを慎重にしてほしい。

しかし、Z世代と呼ばれる、二十歳前後の若者は、
少子化にあって、団塊の世代の私達とは異なり、
競争を経験する場面が少ない。

大切に、困難を排して育てられた彼らが、
はたして、徒弟制度で我慢できるのか。
それだけが心配である。

ちょっとした指導・助言に、ガラスの心は傷つき、
メンタルを病んだり、離職する人も少なからずいるだろう。

苦労は買ってでもしろ。
この言葉が死語にならぬよう、若者のメンタル強化も喫緊の課題である。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ

京都大学医学研究科の准教授が超難関の剣道8段に 合格率は0・4%「剣道も生活習慣の一部」

京都大学医学研究科の准教授が超難関の剣道8段に 合格率は0・4%「剣道も生活習慣の一部」(京都新聞)

天は二物を与える。

一般には「天は二物を与えず」といい、
「一個の人間にいくつも才能や長所はない」という意味のことわざだが、
いやいや、心構えがなっている人は、
いくつもの才能を同時に開花させる。

文武両道とは、まさにこの方のためにある言葉だと思う。
0.4%の合格率を見事に突破して、驕るのではなく、
「うれしいとともに大きな責任もあり、身の引き締まる思いです」
と、謙虚そのものの弁である。

徳のある人は、どのような場面でも「徳」を発揮するのだろう。
他方、徳のない人間は、たとえ間違えて、
武道の場で師範になったとしても、
人の模範になる振る舞いをすることはできないだろう。
ただ、長く鍛錬すれば、徳を積めるということではない。

出自から現在を振り返り、
人の恩に報いることが出来なければ、
徳を積んだとは言えない。

無責任に敵前逃亡する人間も、徳を積んだとは言えない。
「責任」の重みが理解できなければ、
人のうえには立てない。

徳を積んた人になかなか出会えない中、
文武文武両道の剣道八段に、人の生き方を考えさせられた。

□□□ランキングに参加中です□□□
□□□クリックお願いします!□□□


社会保険労務士 ブログランキングへ </a><br /><a href=社会保険労務士 ブログランキングへ