Archive for 8月 2014

3歳犬が母性発揮し子猫に授乳

3歳犬が母性発揮し子猫に授乳 福井の民家、近所で話題(福井新聞ONLINE)

何とも微笑ましいショットである。日々の喧騒で殺伐とし、乾ききった心にとって、まさしく干天の慈雨、癒しの記事である。

種が異なる幼き者を、懐妊体験のない犬が母乳で育てる。幼き者を守りたい、いや、守らなければならないとする母性の強さ、その奇跡に感嘆するばかりである。

人間も、こうした動物たちの絆をもう少し見習わなければならない。

そうすれば、幼児虐待はなくなるだろう。子供は、生存権を守られる。

私たちは、動物から学ぶことが多い。当たり前のことが、当たり前にできる世の中でありたい。

世紀の死闘は続く

“世紀の死闘”軟式野球 どうなる?54回で打ち切り抽選、Wヘッダー決勝(スポニチ)

延長45回でも決着のつかなかったこの戦い。
54回で打ち切り、抽選での決着が予定されているとか。
54回までに試合で決着がつけば良いが、そうでないときに抽選というのは…。
延長45回を戦った選手たちの健康も心配だが、
ここまで来たらとことん戦わせてやるべきだろう。

それよりも納得が行かないのが決勝の扱いだ。
決勝戦は9回で打ち切り、9回終了時で同点の場合は両校準優勝だそうだ。
大会スケジュールの都合とはいえ、準決勝は54回まで戦わせ、その後ダブルヘッダーで行う決勝は9回で打ち切り。
これでは決勝戦を馬鹿にしているとしか思えない。
決勝戦は後日開催すれば良いではないか。
しかも、決勝を9回で打ち切った場合に、両校「準優勝」扱いとは何事か。
準優勝とは決勝で負けた学校に与えられる地位である。
負けてもいないのに敗者扱いするのはおかしい。
両校「優勝」とするならまだ納得が行くが。
高校ラグビーは引き分けの場合、両校優勝としている。

殺し屋「ポパイ」が釈放

「3000人殺害に関与」、殺し屋「ポパイ」が釈放(TBS News i)

300人を殺害し、これ以外に3000人の殺害に関与した殺人犯が釈放された?
どのような司法取引があったかは定かではないが、日本の感覚からはありえない。
釈放された後、再犯の可能性を考えないのだろうか?
さまざまな疑問符が湧く。
初めて犯罪に手を染める時、人は良心とのせめぎ合いで大きなハードルを超えなければならないのだろう。しかし、そのハードルを越え、罪を重ねることで、感覚がマヒするようになる。良心が影をひそめる。
洋の東西を問わず、「ヒットマン」については適切な扱いをしてほしいものだ。
デング熱のように、グローバル化した社会では、いつ身近な存在になるかわからない。国は、殺し屋の生存権を保障するならば、同時に市民が殺し屋に命を奪われない生存権も保証しなければならない。

ハローキティは猫ではない?

ハローキティ:猫じゃない? サンリオ見解が波紋(毎日新聞)

個人的には「猫」で良いのではないかと思うのだが。
「夢」を大切にするためなのだろうか?

ただ、
「彼女は猫ではなく女の子。二足歩行もするし、彼女自身が猫を飼っている」などとサンリオは説明しているが、
何の「女の子」なのだろうか?
まさか…人間ではあるまい。

延長30回でも決着つかず、試合は3日目へ

延長30回で決着つかず!高校軟式野球準決勝 3日目に突入へ(スポニチ)

本日午前11時に「延長31回」から試合再開だそうである。
延長30回というだけでも壮絶な試合であるが、中京は松井投手、崇徳は石岡投手がともに30回を投げ抜いているというから凄まじい。
両投手の肩肘などの健康面も心配ではあるが、
ここまで来たら「絶対に負けられない」「相手より先にマウンドを下りるものか」という気力が二人を支えているのだろう。
硬式野球の「甲子園」に比べたら注目度が遥かに低い軟式野球である。
しかし、白球に懸ける思いの強さは硬式野球に勝るとも劣らないものがあることを、この歴史的な一戦が示してくれている。
いったい、どのような結末を迎えるのだろうか。
両校の健闘を祈るばかりである。

ユニクロがシカゴにオープン予定

【新鮮な反応】「ユニクロが米シカゴにオープン予定」の情報に地元民が大興奮 / ネットの声「この時を待っていた!」「体が震えるほど興奮している」(ロケットニュース24)

最近、日本製品が海外を席巻したというニュースをあまり聞かない。
(ゲーム機などは売れているようだが)
そんな中、ユニクロがアメリカのシカゴにオープン予定と聞いた地元民が歓喜の声を上げているというニュースに接して、嬉しい気分だ。
労務管理面では問題点も指摘されたことのなるユニクロだが、日本発のブランドとして、品質も労務管理も世界に胸の張れる企業になってくれることを期待する。

たかの友梨ビューティクリニック問題

たかの友梨氏がパワハラ?「あなた会社つぶすの」 録音データ公開(withnews)

このサイトは、労使双方の主張がかなり明確にされていると思う。
手待ち時間が多い接客業の労働時間の問題が浮き彫りになっている。
労働の現場に於いて、とても良い、勉強材料になると思うので紹介しておきたい。
労働者の立場に立ったら、社労士は何を主張しなければならないか。
他方、経営者の立場に立ったらどこを主張しなければならないか。
いずれにしても言えることは、本当に会社が潰れてしまったら元も子もない。それは確かである。
「労使を喧嘩させない」のが労務管理の目指す所である。
拙著の「労使トラブル解決マニュアル」をお役立ていただきたい。

朝日新聞の週刊誌広告掲載拒否

朝日、慰安婦巡り週刊新潮の広告も掲載拒否(読売新聞)

朝日新聞、週刊文春の広告を掲載拒否 慰安婦問題追及記事など掲載(MSN産経ニュース)

よく「攻撃は最大の防御なり」…などというが、攻撃することには強くても、一転、守りに入るとからっきしの人がいる。確かに人のあらを探して、自分が誰からも批判されることのない安全な場所に身を置き、大上段からあれこれ批判するのは気持ちがよいことかもしれない。

しかし一転、糾弾する立場が、糾弾される側に回ったとき、立場が逆転した人物は、場をどう取り繕うのか…。舌鋒鋭く他を批判する場合には、自分の立ち位置を考えながら行動に移すのが賢者のやり方である。その立場にない人が、自分のことは棚に上げて、他人についてあれこれ批評するから、事実が発覚した時しっぺ返しを食らうのである。

朝日新聞も例外ではない。日本の世論を牽引する使命を担い、かつ、国家間の歴史認識を正しく報道する役目を放棄していた問題は、糾弾に価する。天下の朝日が、その場しのぎの対応しかできないことは情けない限りだ。

他を批判批評するならば、それなりの覚悟が必要である。その批評批判が、自分に向けられたなら、体よく逃げる姿勢では、大手新聞社の看板を掲げるべきではない。世論を形作る報道のスペシャリストには、確固たる信念と、その言論に対する多大なる責任が必要である。

中国産タマネギの残留農薬

中国産タマネギ 残留農薬検出相次ぐ 規制強まり輸入減も(日本農業新聞)

また、中国である。食の安全をどう図っていけばいいのか?

可能な限り、食材としての中国産を排除したところで、加工食品や、外食においては徹底できない。価格面から言えば、中国産が安いのであるから、消費者への転嫁を抑えるのであれば、業者は中国産を排除しきれない事情がある。

しかし、中国産は、これまでもいろいろと問題があった。問題が発覚したときは大騒ぎするが、根本的な解決を見ないまま、野放しにしていたのではいつまでも同じ問題の繰り返しである。

官民が一致して、国民の食の安全に重きを置いてほしい。食物受給率が低いわが国では、輸入食材に対して、特に監視の目を強化しなければならない。

「労使トラブル解決マニュアル」発売

労使トラブル解決マニュアル

拙著「労使トラブル解決マニュアル」(酒井書店)が店頭に並んだようなので、ご報告させていただく。
約500ページにもなる渾身の一作である。
書店で実際に手にとってご覧頂きたい。
「労使を喧嘩させない」のが労務管理の目指す所であるが、そのためには起きうるトラブルを事例別に学んでおく必要がある。
ぜひ、本書で労使トラブルの予防・解決に関するコンサルティング能力を伸ばしてもらいたい。

大阪は夏空、東京はおでん日和

大阪は夏空 東京はおでん日和(tenki.jp)

昨日の東京正午の気温は、21度だったとか。8月に正午の気温が22度を下回るのは、2011年8月21日、22日以来と3年ぶりのことらしい。
ホッと一息つけたものの、どんよりとした曇り空に、秋の気配を感じた。
白に、濃いピンクに、盛夏の青い空に咲き誇る、百日紅の花々も、今日ばかりは季節に戸惑っているようである。
それにひきかえ、少し赤くなり始めた柿の実や、まだ青いが大きくなりつつあるミカンの実は、わが意を得たりとでも言うように、木々の緑の中で、その存在をアピールしている。
確実に、季節が変わりつつある。新しいシーズンの到来に、気分も高揚する。
ただ、朝の冷え込みはさすがにつらいものがある。
晩飯は、おでんでも食べて温まろうか…。

河野順一とカツ丼

カツ丼

本日はカツ丼を食して気合を入れなおした。

民法債権法初の抜本改正へ

契約ルールで消費者保護 民法改正、法制審が原案(日本経済新聞)

どう変わる? 契約ルール明快に(MSN産経ニュース)

ツケ払い時効、5年に統一…民法初の抜本改正へ(読売新聞)

法制審議会の民法部会は26日、民法の債権法部分の改正原案をまとめた。
来年の通常国会に提出されるそうだが、法定利率の変更、消滅時効期間の変更、保証人制度の変更など、我々の暮らしにも関わりの深い規定の見直しがなされることになる。
法改正の行方を注目したい。

盲導犬刺される

何者かが盲導犬を刺す 被害男性「これは自分の“傷”」(THE PAGE)

加害者は、最低限のモラルを一体どこへやってしまったのだろうか?

過日、救急車に対して、サイレンがうるさいと、自転車を投げつけた事件も同じである。

自分がどの様な危害を加えられても、人間に対して一切危害を加えることがないように訓練された犬は、痛かったろうに、悲鳴一つ発することなく忠実に職務を遂行した。涙ぐましい誠実さである。

他方、無慈悲に危害を加える愉快犯。犬の気持ちと、視覚に障害を持つパートナーの気持ちを考えると、公憤に怒髪天を衝く。

人は、もっと良識を踏まえ、品格を備え、高貴でなければならない。

犬以下の人間は、人権の保護に価しないのではないか?

これは、社会のひずみであり、教育のひずみである。

いずれにしても、忠犬たる盲導犬「オスカー」の一日も早い回復を祈りつつ、二度と再びこのような悲しい事件が起こらないことを切望する。

行方不明者氏名公表

<広島土砂災害>捜索かプライバシーか 行方不明者氏名公表(毎日新聞)

トップに立つ者の、判断能力が問われる場面である。

確かに、近時の気象は想定外のことが多すぎる。

一度雨となれば、記録的な豪雨であり、今まで見たこともない大量の雹が降り、竜巻が発生する。

「これまで経験したことが無いような」気象が、日本全体で常態化しつつある。

したがって、前例がないなどと悠長なことは言っていられない。

住民の安全に欠かせない、避難勧告などの発令権限を持つ行政のトップは、責任重大である。空振りを恐れてタイミングを逸すると、多くの尊い人命が危機に瀕する。

少なくとも、今回の土砂災害において、早い段階での行方不明者氏名公表は、捜索上必要な情報であり、プライバシー保護を上回るものであったと考える。しかし、後から批評することは簡単である。情況を瞬時に判断し、最良の指示を出す、これからは行政トップの能力として、特に重要な要素になるだろう。