ギリシャ問題は混乱の一途を辿り、デフォルト(債務不履行)の危機に瀕している。
「払うべきものは払う」
という、基本中の基本すら守ることができず、世界を混乱の渦に陥れているギリシャには苛立ちすら感じてしまう。
かつて、薩摩藩は幕末に財政改革を担った調所広郷が商人に対し、その膨大な借金を250年分割、無利息で返済することを一方的に通告した。
それでもまだ払おうとするだけ薩摩藩はマシだったのかもしれない。
…と思ってはいけない。
2015年の現在でもまだ、調所の通告から250年経っていないのである。
これは実質的な借金踏み倒しといえよう。
とはいえ、薩摩藩は毎年2万両ずつ借金は返済していたようだが、それも明治維新とともに雲散霧消してしまった。
ギリシャが薩摩藩と調所広郷の存在に気付かないよう願うばかりだ。
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