Archive for 4月 2025

高速道路を逃走する柴犬を「御用」 GWの第三京浜で捕物劇

高速道路を逃走する柴犬を「御用」 GWの第三京浜で捕物劇(毎日新聞)

犬もさぞびっくりしたことと思う。
おそらく飼い犬が、何らかの事情で飼育場所から逃げてしまい、
気が付けば、高速道路に出てしまったというパターンだろう。
特に柴犬のオスは、発情期には
何キロも先の雌のメッセージを感じ取り、
無謀なに旅に出ることが少なくないという。

犬ならば、帰巣本能が発達していそうに思うが、
最近の都市事情は、途中に大きな道路があり、
電車の線路がありと、不案内な道には行く手を阻む障害物が多い。

春は風が強かったりすると、庭に放し飼いの犬など、扉が開いてしまい、
飼い主の留守に、青春を謳歌する旅に出かけてしまうことがある。
嬉々として出かけた旅も、しばらくして気が付けば、
家に帰れないことに気づく心細さ。

この柴犬の場合、家への近道が高速道路だと、迷い込んでしまったのだろう。
しかし、間断なく走る車の間にしり込みしながら、
よく、轢かれずに御用になってくれたと思う。

周囲のドライバーも、先を急いでいただろうに、
この捕物劇を温かい目で見守る状況は、
聞く者を暖かい気持ちにさせる。

捕獲時に手を噛まれた警察官はお気の毒だが、
実に良い仕事をしてくれた。
「犬のおまわりさん」ならぬ「犬とおまわりさん」。

早く、飼い主の元に戻してあげてほしい。

【独自】障害年金、不支給が倍増3万人に 24年度、幹部交代で厳格化か

【独自】障害年金、不支給が倍増3万人に 24年度、幹部交代で厳格化か(共同通信)

年金の原資は、年金原資は、主に現役世代からの保険料、
政府からの財政支援、
および投資運用の利益によって形成される。
よって、収入金額は大きく、支出は少ないほうが
制度としては安定しているといえる。

しかし、年金は、法律によって規定された制度のはずだ。
そうすると、法の下の平等が担保されなければならない。
合理的な理由なくして、同様な症状を呈する者に対して、
年度により、また、担当者の裁量により、
障害年金受給の可否が分かれるのは腑に落ちない。

人間が判断することだから、
一定程度のグレーゾーンがあることは否めない。
しかし、記事で指摘されるような、
大幅な裁量権の行使が許容されるかの問題だ。

確かに、昔の人間に比べて今の人は権利意識が強い。
生活保護にも同様なことが言えるが、
貰えるならば貰わなければ損…といった風潮がないわけではない。
したがって、ある程度パイが決まっている年金の原資を考えると、
一定程度は厳格に審査しなければならない、役所の事情も分かる。

要は、その手法なのだ。
一挙に厳格にすると、現場も、受給予定者も混乱する。
そうした意味では、ソフトランディングすべく、
周知してから、実行までの相当な経過措置が不可欠と言えよう。

猫の目のように、コロコロ変わる朝令暮改は、
トランプ関税だけで沢山である。

大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」の部品落下の瞬間 機体のフレーム1本とプロペラの1つが破損…安全性確認されるまで当面飛行中止

大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」の部品落下の瞬間 機体のフレーム1本とプロペラの1つが破損…安全性確認されるまで当面飛行中止(FNNプライムオンライン)

手を振りながら、観客に応える操縦者は、
さぞかしバツが悪かったことだろう。
何も当人が悪かったわけではないが、
表に出るということは、こういうことなのだと思う。

「空飛ぶクルマ」は、今後改良が進められ、
地上を走る自動車同様、当たり前の存在になるのだろう。
おそらく、そうした光景を見ることはかなわないだろうが、
地上では、自動運転の車が走り、
空中でも、衝突を回避するアシストがついた車が走る。
交通整理は、どうなっていくのだろうか。

人が未来の社会だと描いた事柄は現実化する。
手塚治虫が描いたアトムの世界は、近いところまで来ている。
ターミネーターも然り。
今、万博で展示連れている未来のツールは、
数年後には実用化されているのだろう。

生活が便利を極める。
人がすべきことはどうなっていくのか。
単純作業をする、
働き口はなくなっていくことだろう。

人が人たるに足る、幸福を感じられる社会であってほしい。

万博会場から心肺停止の50代女性を救急搬送、病院で死亡確認 開幕以来初めて

<独自>万博会場から心肺停止の50代女性を救急搬送、病院で死亡確認 開幕以来初めて(産経新聞)

人の命は、どこでどうなるか予測がつかないケースがある。
この方の場合も、万博会場に出向けたのだから、
まさか、そこで重篤な症状を呈することになるとは
思っていなかったはずだ。
定命と言えばそれまでだが、
本人も、周囲も、後味が悪い。

50代といえば、まだ若い。
私の子供の年代といってもおかしくない。
突然死は、誰にでも起こりうることだ。

いつ、その時を迎えても構わないように、
日頃からできることをしておかなければならない。

…とは思うものの、日々の生活を品行方正にしていたところで、
そうした可能性を0にすることは不可能だ。

健康に気を付けつつ、ストレスをためない。
これが長寿の秘訣だろう。

仕事だけでなく、気分転換を取り入れる。
美しいものに触れ、楽しいこと感じることをし、
1つでも幸せを増やすことが大切だ。

亡くなられた方のご冥福をお祈りする。

ジェットスターに賠償命令 客室乗務員ら「休憩なしは違法」訴え

ジェットスターに賠償命令 客室乗務員ら「休憩なしは違法」訴え(朝日新聞)

その昔、1970年代には、
子供達がなりたい職業で、男の子はパイロット、
女の子ではスチュワーデス(今でいうところの、「キャビンアンデント」)
航空業界は、あこがれの的だった。

しかし、労働条件は休憩の面においては過酷と言わざるを得なかった。
なぜなら、労基法34条の適用の外にあったからだ。
条文を確認しよう。

第34条 使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも四十五分、8時間を超える場合においては少くとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

2 前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。ただし、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定があるときは、この限りでない。

3 使用者は、第1項の休憩時間を自由に利用させなければならない。

労働基準法施行規則
第三十二条 使用者は、法別表第一第四号に掲げる事業又は郵便若しくは信書便の事業に使用される労働者のうち列車、気動車、電車、自動車、船舶又は航空機に乗務する機関手、運転手、操縦士、車掌、列車掛、荷扱手、列車手、給仕、暖冷房乗務員及び電源乗務員(以下単に「乗務員」という。)で長距離にわたり継続して乗務するもの並びに同表第十一号に掲げる事業に使用される労働者で屋内勤務者三十人未満の日本郵便株式会社の営業所(簡易郵便局法(昭和二十四年法律第二百十三号)第二条に規定する郵便窓口業務を行うものに限る。)において郵便の業務に従事するものについては、法第三十四条の規定にかかわらず、休憩時間を与えないことができる。

② 使用者は、乗務員で前項の規定に該当しないものについては、その者の従事する業務の性質上、休憩時間を与えることができないと認められる場合において、その勤務中における停車時間、折返しによる待合せ時間その他の時間の合計が法第三十四条第一項に規定する休憩時間に相当するときは、同条の規定にかかわらず、休憩時間を与えないことができる。

今回、この定めを根拠として、
休憩が与えられていなかった客室乗務員にとっては
処遇改善につながった。

それにしても、「暖冷房乗務員及び電源乗務員」とは、
具体的に誰を指すのであろうか。
法制定当時は、誰もが共通の認識を持っていたものが、
時代の変遷とともに、死語になったものと思われる。

定めは、その時々の衆人が理解できる言葉に変えていかなければならない。

67年前の「赤ちゃん」取り違え、東京都に調査命じる判決 原告「真の両親の顔が見たい」「1日も早くお願いしたい」 東京地裁

67年前の「赤ちゃん」取り違え、東京都に調査命じる判決 原告「真の両親の顔が見たい」「1日も早くお願いしたい」 東京地裁(弁護士ドットコムニュース)

当事者にとってみれば、青天の霹靂だ。
ほかの兄弟と似ていない…と感じることがあっても、
まさか、出生した病院で自分が、他の赤子が取り違えられたとは…。
気付いた時点で、どれだけ幸せな親子関係であったとしても、
血のつながりのある、親を知りたいと思うのは人情である。
自分のルーツを知ることは、その人の根幹にかかわることであり、当然の権利だ。

長年に亘りそれを放置し、裁判にならなければ、
重い腰をあげないとする都の対応には承服しかねる。
確かに、先方のプライバシーもあるだろが、
子供を取り違えたのは、病院の責任であり、
その病院を運営していた都の
出生後、その先当然、有したであろう
真の家族との時間を奪う権利は誰にもない。
損害賠償を支払ったから、それでオシマイにはならない。

昔の産院は、管理が杜撰だった。
よって、「赤ちゃん」取り違えといった話題を耳にしたことがあり、
ドラマでも、題材として取りあげられることがあった。

だから今、赤ちゃんの腕には、
母親の名前が書かれたバンドがはめられ、
退院まで外さないようになって久しい。

それにしても、そうした事件を他人ごととして接していた人が、
実はDNA鑑定で、自身が当事者だと知ったショックは、いかばかりだろうか。
知らないほうが幸せの場合もあるかもしれないが、
知るか知らないか、それは当事者の意思である。

当事者が真実を知りたいと願うのであれば、
重大な過失を犯した産院、またはその運営母体において、
可能な限りの調査に協力するのは、
人道的見地からしても当然の義務である。

調査開始まで、20年という期間を費やしてしまった
当事者らの方々に、一刻も早い調査結果が出ることを期待したい。
子の年齢が67歳だとすれば、その親世代は90歳前後だ。

これは、喫緊の課題である。

”リゾートバイト”にはまるシニア層 「お金よりも経験」「ご褒美のような時間」

”リゾートバイト”にはまるシニア層 「お金よりも経験」「ご褒美のような時間」(AERA DIGITAL)

私が、セミナー講師を始めてから、ほぼ40年近くになる。
当時はまだ、年功序列や、終身雇用、女性の寿退社が当たり前の時代だった。
しかし、私は受験塾にしろ、開業塾にしろ、受講者に対しては、
「一歩会社には入れば、給料がもらえることに満足するパブロフの犬にはなるな。」
と言い続けた。

社労士の資格を持つ方には、「資格を死格にするな」と説き、
定年を気にしないで、生涯現役、
思う存分仕事ができる環境に身を置くことを勧めた。

また、すでに開業されている方に対しては、
「社労士の独占業務だけでは、そのうち誰もができるようになる。
労働社会保険諸法令を駆使して、コンサルが出来なければだめだ。」
と、言い続けた。

そして今、電子申請が急速に進む世の中になり、
私の杞憂は現実になりつつある。

さて、終身雇用を是として、何もしてこなかった事務系社員は、
第二の人生をどう過ごしているのだろうか。

人生100年時代。
65歳程度で退職して、後の35年間を年金で過ごすのには抵抗がある。
することがなく、商業施設のゲームセンターで、
ひなが時間をつぶす人生は、退屈しないのか。

その点、”リゾートバイト”は一石二鳥かもしれない。
健康に不安さえなければ、
風光明媚で、空気が良いところで仕事をしながら、技術を習得する。
もちろん、孫のような年齢の、先輩に教えを乞う場面では、
長幼の序はひとまず横において、新人はプライドと価値観を捨てなければならない。

今、観光の現場でも、飲食の現場でも、
会社は人材不足に喘いでいる。

シニアが新たな人材となり活躍してくれれば、
会社にとっても好都合だ。

人は、人の役に立ちたいと考える動物である。
自分の生活が充実して、人からも喜ばれる。
第二の人生のスタートはそれでなければいけない。

元気で、存在意義を感じながら、生涯現役を貫いてほしいと願う。

徳島―香港線の減便に、風水師の影? 知事「週2往復あれば十分」

徳島―香港線の減便に、風水師の影? 知事「週2往復あれば十分」(朝日新聞)

未だ、占い師の発言が経済に影響を与えるとは…驚きの記事である。
確かに、近い将来起きるであろう南海トラフ巨大地震の報道が頻繁にされ、
日本国内でも、警鐘が鳴らされている。
備えをしておくことは大切であることは理解できても、
これまでの経験値で予測できるその先はどうすれば良いのか。
新しいところでは、長野が大きく揺れた。

助けが来るまで、少なくとも3日分の水と食料のストックが推奨される。
これが南海トラフの場合は、広域の災害が想定されることから、
1週間分となっているようだ。

香港の人たちからすれば、
日本への旅行は魅力的だが、
大地震や津波のリスクを覚悟してまで、
旅行することはないという判断なのだろう。

それが、有名風水師の発言が
大きく影響しているというのだから、実に前近代的だ。
7月5日に地震が発生すると、ピンポイントでの予測がされているという。
地震と津波が怖い観光客が減ることで、飛行機の運航便数が減ったとのこと。

一応、日本でも取りざたされているので、その根拠とされる漫画を購入して読んでみたが、
信憑性があるのかないのか、正直なところしっくりこなかった。

香港で、有名な風水師が同様なことを告げた。人々がそれに反応した。
まるで、卑弥呼の時代のようだ。
占い師のお告げは、当たるも八卦、当たらぬも八卦。
その発信を、人々が信じるか信じないかだけだ。

大きな地震は日本だけでなく、ミャンマーも、台湾も、いたるところで観測されている。
今年初め、風光明媚で、人気観光スポットの、
地中海サントリーニ島での頻発する地震に、
島外に避難した島民は、その後どうなったのか。

人々の不安を煽る流言は、瞬く間に広まる。
デマかそうでないかは、落ち着いて判断しなければならない。

今、インバウンドの影響で、日本人が自国の観光地を堪能できない。
この間に、ゆっくりと見て回るとしようか。

重要文化財の仏像、地震で倒れ頭部が割れる 震度5弱を観測した長野県内の寺

重要文化財の仏像、地震で倒れ頭部が割れる 震度5弱を観測した長野県内の寺(信濃毎日新聞デジタル)

昨日、午後8時過ぎ、
夕食時にテレビを見ていたら、
久々に緊急地震速報が鳴った。
何度聞いても、不安を煽る不気味な音だ。

そして、震源が「長野県「」と出た。
昨年元旦の能登地震では、
関東も揺れを感じたため、思わず身構えた。

しかし、結局、関東では揺れを感じず、
最大震度が5弱と報じられた。
その後、大した被害もニュースにならず、
めでたしめでたし…と思いきや。
仏像の被害である。
この仏像は、鎌倉時代初頭の作だという。

これまで長きに亘り、無事に、市井の人の安寧を祈り続けた仏像は、
今回の地震で、一体だけ倒れて破損した。

破片があるので修復はできると思うものの、
覚音寺の観音堂。多聞天立像、千手観音立像、
とともに立っていた、持国天立像だけが倒れたという。

偶然と言えばそれまでだが、
仏像だけに、特別な意味はあるのだろうか。

世の中には、紙一重で大きく運命が変わることも少なくない。

トランプ大統領は、昨年演説中に狙撃され、
耳を撃ち抜かれはしたが、幸運にも、一命をとりとめた。
一命をとりとめたから、再度大統領に返り咲き、
停戦を早期に実現させるために、ウクライナに過度な要求を突きつける。
そして、関税については、やりたい放題の金額を上乗せするのしないのと言って、
世界を混乱に貶めている。
あの時、トランプ大統領が銃弾に倒れていたら世界はどうなっていただろうか。

偶然はいつも、吉と出るか凶と出るか、ふたを開けてみなければわからない。
いずれにしても、トランプ政権においては、
先の壊れた仏像同様、糾すべきところは糾し、
世界の安定を、築いてほしい。

長野の地震においては、大きな余震が来ないことを祈る。

時計

今、時計にはまっている。
時計屋を見て回り、美しく映える証明の下、試着するのが楽しい。
銀座の和光などは最高だ。
ここは、時計だけでなく、高級な衣料品も扱っている。

一つ困ることは、金銭感覚が狂うことだ。
通常、20万円30万円の代物は高級品だが、
ここでは、最低ランクであり、店の隅に追いやられている。

腕時計はさることながら、懐中時計にも興味があるのだが、
この店で一番高い懐中時計を見せてもらった。
1千2百万円の値がつく。
確かに、上も下もスケルトンで、
規則正しく時を刻む、機械の動きが見える時計は
惚れ惚れするほど美しい。

しかし、誰が、どのような時に身に着けるのだろうか。
通常の人なら、盗まれやしないか、落としはしないか…と、
要らぬ心配をしなければならないことから、
外出を楽しめないのではないかと思う。

時計は、デザイン、色、形状…実に様々だ。
性能も様々で、クオーツ、機械式、手巻きなど、
扱いが簡単なものから、ひと手間かけて愛おしむものまである。
値段も高級ブランドから、
数千円のおもちゃのようなものまで、
実に幅が広い。

ロレックス、カルティエ、オメガといったブランド物は資産価値がある。
宝石と同じだ。

しかし、ただ所有するだけではつまらない。
身に着けて初めて、時計本来の価値が出る。

そうすると、気軽に着用でき、
その日の気分、出かける場所に合わせ、
洋服のように着替えられるレベルの代物が重宝される。

ここで時計にまつわる雑学をひとつ。

時計の文字盤に用いられる、数字を気にしてほしい。
大きく、算用数字が用いられるものと、
ローマ数字が用いられるものの2つがある。

このローマ数字だが、4は、「Ⅳ」ではなく、
ほぼ「IIII」となる。
お気づきの方は、よほどの時計通である。

これには諸説あり
そもそもローマ数字の4はIIIIと表記していた説、
ユーピテル神への冒涜を避けた説。

また、よく知られる説としては、
14世紀のフランス王・シャルル5世が、
“ⅤからⅠを引く形でⅣに成るのがケシカラン”として、
以後時計盤に関する限りⅣを” IIII “と表記するようになったという説。

是非とも、今後、時計を見るときは、「IIII」を気にして欲しい。

米ハーバード大、政権に反発 巨額補助金凍結される

米ハーバード大、政権に反発 巨額補助金凍結される(共同通信)

トランプ政権は、ドラえもんのジャイアンだ。
意に沿わなければ、ブルドーザーの様に
目の前に立ちはだかる障害を、
大きなシャベルとキャタピラーでなぎ倒していく。

言論統制のため、
次世代を築く人材育成に必要な補助金を削減することは、
良いことか、悪いことか。
言論の自由が保障されないことは、民主主義の根幹に沿わない。
自分の意のままにならない意見を、
権力を振りかざして撤回させるやり方は、
かつて中国がした、香港の大規模デモの鎮圧の場合と何ら変わらない。
首謀者が収監されないだけ「マシ」といった程度だ。

今、トランプ関税に世界が一喜一憂しているが、
その他にもクローズアップしなければならない悪政が山積みだ。

世界のけん引者であったアメリカは、
現状を容認していくのか。
国民は、自浄していかなければならない。

今朝、トランプ大統領のツイッターは、
日本との関税交渉でご満悦な様子だったが
日本国民としては、アメリカの要求の、何を飲まされたのか、
気になるところだ。
いずれにしても、アメリカの忠実な飼い犬「ポチ」を演じ、
国民がそのしわ寄せに泣くことがないよう、
石破政権に祈るしかない。

証券口座乗っ取り相次ぐ、中国株大量購入で「株価操縦」か…数百万円被害の投資家も

証券口座乗っ取り相次ぐ、中国株大量購入で「株価操縦」か…数百万円被害の投資家も(読売新聞オンライン)

普通に利用されているオンラインの取引口座から、
自身があずかり知らない取引がされた。
損失は、誰が負担すべきか。
自身がメールを開いて情報を入力させられてしまう、
「フィッシング詐欺」ですら、問題視されるところ、
そうした行為をしていないにもかかわらず、情報操作されてしまう点は、
記憶に新しい、貸金庫を管理する行員による、
貸金庫の中身を窃取された事件に類似する。

貸金庫の場合、銀行が全額、補填したと思うが、
高齢者の利用で、自身ですら盗まれた金額が正確に把握できていないケースも散見される。

私もNISAにあやかり、
株をかじり始めたところだ。

そこで、証券会社に問い合わせをした。
そうしたところ、記事の事実を全く把握しておらず、
同様の事態に陥った際の対応も決まっていないということだった。
少なくとも、自分の仕事にかかわることは、
毎朝ネットニュースなどで確認していなければならない。
くわえて、
「ご心配なら、行政の窓口に相談室がありますからご利用ください。」
との回答だった。

これは、一投資家の問題ではない。
ネットで個人の株操作の売り買い操作が乗っ取られ、
現在保有する株をすべて売られ、
その金額で大量の中国株が買われているのだから、
すべての投資家に起こりうる重要インシデントだ。
安全な取引が担保されないのであれば、
投資家は消極的にならざるを得ない。

証券マンの職務に対する認識の低さを感じた一件である。
それにしても、法整備は、いつも後追いである。
今や、インフラに不可欠なデジタル化に、対応できていない。

トランプ米政権、スマホへの関税巡り混乱 不十分な説明、不透明に

トランプ米政権、スマホへの関税巡り混乱 不十分な説明、不透明に(時事通信)

今回の関税騒動で、
品物の値段は、何を基準として決まるのかがわからなくなった。
通常、原価に生産コスト、人件費、及び企業の利益が上乗せされ、
標準的な価格が設定されるものだと思う。
そこへ、法外(トランプ政権は相当との立場)な関税である。
猫の目のように、対応がコロコロ変わる関税政策が、
今後どうなっていくか目が離せない。
品薄や価格高騰などを視野に入れ、
現状において機種の変更を考えているのであれば、
とりあえず早いうちにしておいた方が賢明だろう。

今や、スマホは一人に一台、なくてはならない、生活の必須アイテムだ。
バッテリー容量も、最適でなければ、動作が悪くなる。
販売店の説明によると、使用する頻度にもよるが、
スマホの平均的な寿命は、
2年から4年程度ということらしい。
経年劣化したスマホを使い続けると。
リチウム電池が発火するなどの不具合や、
作動できない故障となると、データの移行が不可能になることもあるようだ。
そうすると、早目の買い替えが推奨される。

今、スマホも通販で購入できる時代であるが、
やはりシニアには勇気がいる。
何かあった場合に、対応ができないから、
対面式の店舗で購入することが一番である。

しかし、これが時間を要する。
機種の選定から、契約内容の変更、データ移行、
くわえて、危機を衝撃から守るコーティング処理など、
知り合いが機種変更をするのに、
朝一番で予約をしたにもかかわらず半日を要したという。

通販で仕入れて自分で処理する時間と、
窓口で対応してもらう時間と、
何方が効率的なのか。

待ち時間を考えると、スマホの買い替えは
時間の余裕と、心の余裕があるときにしなければならない。

いずれにしても、私達シニアが日進月歩についていくのは至難の業だ。

「並ばない」万博が…帰りも長蛇の列「駅の入口まで2時間かかった」くら寿司は一時8時間待ち、スシローは279組待ち

【速報】「並ばない」万博が…帰りも長蛇の列「駅の入口まで2時間かかった」くら寿司は一時8時間待ち、スシローは279組待ち(午後4時)

この状況を見て、
わざわざ時間をかけて、万博に行く気がしないという人が増えたのではないか。
確かに1970年の大阪万博も、混んでいた。
人気のパビリオンは長蛇の列で、子供連れには辛い催しだった。

あれから55年。状況はさして変わっていない。
新し物好きの方にとっては、一番乗りはトレンドかもしれないが、
避けることができない寒さと、雨が直撃した万博の開幕。
ロスタイムがこれだけ懸念されるイベントは、苦痛以外何物でもない。

回転寿司は、8時間待たなくても、近所の店で同じものが食べられる。
費用対効果が極端に不釣り合いだ。

今後、どこまで改善できるのだろう。
設営準備の段階から、ロシアのウクライナ進行による資材の高騰、
出展予定の国の辞退、建設作業員の人手不足など、
様々な障壁があった。
開幕時まで、ハラハラ、ドキドキの万博が、
ようやく開催にこぎつけたものの、
ふたを開ければ、残念な問題が山積している。

同じ混雑でも、
高度成長期の万博を知る人には、忍耐と希望があった。
戦後の復興を遂げつつあり、
高速道路が各地に敷かれ、新幹線が交通の大動脈になり、
インフラの整備が目覚ましく、
また、家庭生活においては、
初代三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・掃除機)を所有する世帯が増え
1960年代中盤には、その頭文字をとって3Cといわれる
新・三種の神器(カラーテレビ・クーラー・自動車)が台頭した時代。
日々、豊かになる日本を、生活のそこここで実感できた、
古き良き時代を体感している。
経済大国に「追いつけ追い越せ」の、
あの躍動感と、高揚感は、あの時代ならではの産物だったのか。

翻って今、
トランプ大統領の関税政策に一喜一憂し、
近い将来起きるとされる南海トラフ巨大地震と
富士山噴火の不安に怯えつつ、
台湾有事の危機を憂いている閉塞感が重苦しい。

せめて、せっかく開催にこぎつけた万博は、
明るい兆しであってほしい。
会期中に改善を重ね、有終の美を飾ってほしいものだ。

【2025年4月13日最新】ウイスキー白州各種はどこで買える?抽選販売情報や購入方法

サントリー山崎シリーズの価格推移と特徴を徹底解説!(B Cellar)

【2025年4月13日最新】ウイスキー白州各種はどこで買える?抽選販売情報や購入方法(ノリフネ)

今、国産ウィスキーが高騰している。
入荷するとすぐに売れてしまうというのだから、驚きだ。

その昔、ジョニ黒が1本1万円と、高級酒とされていた時代があった。
また、オールドパーは、田中角栄が愛飲していたことで知られるが、
こちらも高級酒としてのイメージが強い。

国産ウィスキーといえば、
NHKの、朝の連続テレビドラマ「マッサン」で描かれた通り、
日本で蒸留するのは至難の業だった。

「マッサン」は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝と
その妻リタをモデルとする物語だった。
広島県竹原市の造り酒屋「竹鶴」の跡取り息子が、
大正時代、スコットランドで修業をし、そこで出会った妻と、
国産ウィスキーを根付かせるストーリーだった。

IMG_2264

「数年前に訪れた竹原市の、マッサンとリタの像と…」

当時、日本でウィスキーが根付くとはにわかに信じがたかった背景がある。
気候と水。まずは、スコットランドに比類する「土地」を選定することが至難の業だったのである。
それか今、世界的な高騰と、品薄だ。

日本食が世界に紹介され、認められ、
多くの外国人が食するようになったことは、実に喜ばしい。
同時に、和食にあうアルコールが徴用されることはもっともだ。
しかし、本家本元の日本人が、
自国の商品を気楽に楽しめなくなるのには違和感を覚える。

話変わって、京都の今も様変わりしている。
右を見ても左を見ても、他国の言語が飛び交い、
海外の国際空港にいるかの如くの錯覚に陥る。
このようなインバウンド需要の高まりで、
本家本元である、日本の中高生が行く修学旅行先の定番に、
変化がみられるという。

彼の地の、物価の高騰もさることながら、
混雑が常態化している中、
古都本来の歴史を堪能することができないため、
やむなく修学旅行先を変更せざるを得ないのだという。

確かに子供たちにとって、寺参りはあまり面白いとはいえないだろうが
若い感性で自国の歴史に触れておくことは、
自身のアイデンティティーを知るきっかけになるはずだ。
その時はわからなくても、日本人の心に、
将来においてきっと沁みる。
パズルのピースが、はまる、あの感覚を覚えることと思う。
そうした礎の機会を奪われてしまうことは、
愛国心の醸成に大きな損失であると憂慮する。

リサイクルショップの新聞の広告や、テレビのコマーシャルも憂うる要因である。
街に出ると、リサイクルショップが異様に目に付く。
高級時計をはじめとするブランド品が、
アクセサリーをはじめとする金製品が、
ゴージャスな光を放つ画像が目立つ。
そして今、それに、国産ウィスキーが加わる。

定価はあくまで定価であり、
中間業者が法外なマージンを加えて価格が高騰しても、
それは付加価値でも何でもない。

私達消費者は、市場に踊らされることなく、
常に清貧の志を旨に、
市場の動向を俯瞰すべきだ。