Archive for 12月 2015

本年もお世話になりました

平成27年、
2015年も、あと数時間を残すのみとなった。
この一年、皆様にとってどのような年だっただろうか?

年年歳歳、一年を早く感じるように思う。
その理由は、その人の一年が、年齢を分母として、分子を1年と考えた場合、
どんどん値が小さくなっていくから、そう感じるのだそうだ。
つまり、生まれて1年の赤子にとっての1年は、1分の1。
10歳の子供の1年は、10分の1。
70歳のシニアは、70分の1だから、あっという間の1年である。
だから、シニア世代は、特に日々を大切に送らなければならない。

いずれにしても、この一年、大過なく過ごせたことに感謝の念を抱きつつ、
新しい年の躍進を誓いたい。

本年もお世話になりました。
皆様も、ご家族と共に、良いお年をお迎えください。     

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ブラック社労士、会員権停止に

<社労士>書き込み「社員うつにさせる方法」会員権停止に(毎日新聞)

「ブラック社労士」が本年終盤、大きな話題となった。
そもそも、社労士は何をする仕事なのか?
簡単に言えば、
労使が気持ちよく共働するためのお手伝いをするのが
究極の仕事だと思う。
企業が人を育て、労働者が給料と引き換えに
その能力を会社に還元する。
会社は、業績を上げることで、社会に、人類の幸福に貢献する。
その入り口の部分がスムーズになるよう、
企業に法令遵守を指導し、
労使のトラブルを未然に回避する一助を担うのが
私たち社労士の役目である。
よって、それに反する指南をすることはもってのほかだ。
口は災いの元である。
軽い気持ちで、書き込んだ記事が、
自分の進退に大きな影響を及ぼすことになりかねない。
これは、何も今回処分を受けた社労士に限った問題ではない。
人権感覚を磨かなければ、自分にふりかかるリスクを回避できないだろう。
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歌は世に連れ、世は歌に連れ

日本レコード大賞>大賞は三代目JSB 「Unfair World」で2年連続受賞(まんたんウェブ)

レコード大賞が、30日に前倒しされて何年たったのだろうか。
私はその昔、社労士になるずっと前、
レコード会社に籍を置いた時代があったことから、
昭和を代表する名だたる歌手の面々と逢っていた。
しかし、今の流行りの歌に、彼らは名を連ねていない。
過去の人になってしまった。
実に、代替わりを感じる。
歌は世に連れ、世は歌に連れ。
日本レコード大賞が放映されていた時間帯、
私はDVDで「忠臣蔵」を見ていた。
懐かしの長谷川一夫、鶴田浩二、市川雷蔵、勝新太郎、京マチ子らが
主君の仇討劇を見事に演じている。
昭和の人情にしみじみ浸れた時間であった。

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出版物販売落ち込み最大

出版物販売落ち込み最大 今年1.6兆円割れ 雑誌離れ響く(産経新聞 )

国民の活字離れが心配されている。
単に雑誌離れだけのことならそれほど深刻には思わないが、
読書離れにより「読む力」が衰退することが懸念される。
読むということは、思考のアイテムを手に入れるのと同時に、
想像力を育む練習の場である。
行間に書かれた作者の意図をくみ取り、
自分なりに意味を斟酌する。
想像力が育まれれば、
より快適な生活を手に入れる「発明」に貢献できる。
想像力が働けば、慈しみの心が育ち、
スムーズな人間関係を構築することができる。
読書の重要性を、私たちは正しく、後世に伝えていかなければならない。

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退職時の「引き継ぎ」

<引き継ぎ>バーバリーシープとマントヒヒ 鹿児島の動物園(毎日新聞)
干支の引継ぎは、毎年つつがなく行われる。
動物園のツーショットは、微笑ましい限りである。
問題なのは、退職に伴う業務の引継ぎである。
年次有給休暇の取得は労働者の権利であるが、
退職間近に、まとまって取られでもしたら、
仕事の引継ぎがつつがなく行えない。
したがって、公序良俗に照らし、
年次有給休暇も、どのような場合にも当然に取得することができる
絶対的な権利でないことを理解しておきたい。

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ブラック企業の求人は「門前払い」に

ブラック企業の求人は門前払いに 来春からハローワーク(朝日新聞デジタル )

労働者を違法に酷使し、会社の私腹を肥やすブラック企業は、
社会全体で、排除していかなければならない。
行政も、消費者も、厳しい監視をすべきである。
同じく、ブラック士業者にも厳しい目が向けられる。
先般の鬱病指南の「ブラック社労士」に対して、
社労士会連合会や、愛知県社労士会が、声明文を発表したようだ。
ソーシャルネットワークを利用するなどして、
社会保険労務士の品位を低下させる情報発信をする
「ブラック社労士」には、その責任を追及すべきである。
他方、そのあおりを受けて、全く関係がない「ホワイト社労士」が、
倫理研修の強化をされても、どうかと思うが…

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思い出したい「絆」

減らぬ福島の震災関連自殺 長引く避難生活、ストレスに(朝日新聞デジタル)

年が明ければ、あの悪夢から5年である。
未だ、震災の影響を生活に受けつつ生活されている方々の
お疲れとご苦労は、いかばかりかとお察しする。
震災の年、「絆」の一文字に、
日本中が一つになれたような錯覚に陥ったが、
生活を直撃された方々と、そうでない人とは温度差がある。
いまなお、大変な生活を強いられる被災者の方々に、
私たちは何ができるのかを問うてみたい。

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着付けやマナー学ぶ、年末年始の臨時巫女

年末年始の臨時巫女、着付けやマナー学ぶ 福岡・太宰府(朝日新聞デジタル )

黒髪の若い女性たちが、巫女のアルバイトをする。
巫女の制服(?)も、昔ながらの紅白で清々しい。
新年は、もうすぐそこにやってきている。
新春の寿ぎに、初詣には欠かせない、彼女たちの活躍に期待したい。

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お知らせ

河野順一より 「お知らせ」(5)

読者の皆様へ

河野順一です。

皆さまからご心配、並びにご支援いただいております、名誉毀損裁判のうち、第一次訴訟において、相手方が控訴し、当方が附帯控訴いたしました控訴審につき、去る、平成27年12月24日、判決が示されたことを、以下お知らせいたします。

結果は、
「本件控訴及び附帯控訴をいずれも棄却する。」というものでした。
控訴人(相手方)の主張する内容につき、裁判所は、「専ら公益を図る目的による書き込みではなかった」、財産の支出については、強要行為との主張が全部認められず、「控訴人が被控訴人に対する当時の評価を基礎にして自らの判断で支出した」とされ、いずれも「理由がない」として棄却しました。
他方、当方の附帯控訴の棄却については、以下の理由に判断されました。

「被控訴人(注:私のこと。以下同じ。)は、附帯控訴の理由において、控訴人(注:相手のこと。以下同じ。)の行為は悪質であり、これにより被控訴人が甚大な被害を受けている旨を指摘して慰謝料は500万円、弁護士費用は50万円が相当であると主張する。
 確かに、控訴人は、本件ブログにおいて、繰り返し、被控訴人の名誉を毀損し、プライバシーを侵害し、又は名誉感情を侵害する違法な記事を多数回にわたり掲載し、中には過激な表現で被控訴人を非難していると見受けられるものがあり、これにより被控訴人が相当不愉快な思いを続け精神的損害を受けたものと推認することができる。このことと本件の諸事情のほか、控訴人の違法な行為の容態と内容、被控訴人の受けた損害の程度等を考慮して被控訴人の名誉を回復するため控訴人に対し本件ブログに1年間謝罪文を掲載することを命ずることを総合すれば、控訴人が平成24年6月2日から平成25年7月26日までの間に本件ブログに掲載した記事による被控訴人の精神的損害に対する慰謝料額は200万円(弁護士費用20万円)が相当である。
 なお、控訴人は、被控訴人が本件訴訟において対象とした記事(平成25年7月26日までのもの)の後にも引き続き被控訴人に関する記事を掲載し、これは原判決の言渡し後も続いている(中略)が、被控訴人は、平成27年7月、平成25年7月26日の後の記事を対象として、控訴人に損害賠償等を求める別訴を提起した(中略)ところであり、控訴人が本件訴訟における対象記事の後にも被控訴人に関する記事を掲載し続けていることについては、当該別訴において解決が図られるべきものである。」

つまり、相手方のする本訴訟対象期間後の違法な書き込み行為については、当方が提訴している二次訴訟において解決を図るべきであるとして、一次訴訟においては、損害賠償金額の増額が棄却されたものであります。よって、現在東京地方裁判所で係属中の二次訴訟においても、当方の主張が大きく認められる公算が大きいことを示唆した判決であることには違いありません。
既に当方は、二次訴訟以後の期間を対象として三次訴訟についても準備を始めたところであります。今後も、粛々と訴訟活動を行って参りますことをご報告させていただきます。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。
 
平成27年12月28日

六法の口語化

六法の口語化、17年に完了…商法の文語体変更(読売新聞)

時代は変わる。
法律の世界も、読みやすい六法になり、
言葉も平易になる。
これまで裁判は、威厳があり、厳粛なものであるとの印象が強かったが、
どんどん庶民でも手が届く、平易な制度に変わりつつある。
そもそも、裁判は、国民にとってアクセスが容易であることは大切だが、
同時に、気楽に訴訟を提起することができれば、
その判断に従わない不届き者も台頭するのではないかの懸念が拭い去れない。
社会のルールを破ったものに対しては、
制裁の実効が容易になるよう、
被害者救済の観点からも、さらなる見直しを願うものである。

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「新元素発見競争」に勝利!

新元素発見競争、露米破る 勝因はデータの質(産経新聞)

諸外国に先駆けて、新たな発見をする。
一般人にはなじみが薄く、なかなかピンとこない分野であるが、
何かすごいことが起こったことだけは理解できる。
理研と言えば、あの「STAP細胞」が記憶に新しい。
さしずめ、面目躍如というところだろうか。
真摯に、研究に取り組まれた方々に、心から拍手を送りたい。

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中年フリーターの「老後破産」

中年フリーターの「老後破産」で生活保護費が5倍に いま政治家が取り組むべきは「中年フリーター対策」だ(デイリー新潮 )

「下流老人」「老後破産」なる言葉が、世に台頭して久しい。
長年まじめに働いてきた人が、高齢者になったところで
貧困の問題に直面しなければならないというのは、切ない現実問題である。
労働市場における社会の受け皿が脆弱であること、
社会保障制度も、うまく機能していないが故のセーフティーネットの綻びが
弱い立場の人達を直撃しているのだと思う。
この記事の象徴的な言葉は、中年フリーターのそれである。
「将来の不安はないです。しかしそれ以前に、「希望」がない。」
国民が高度成長に向けて心を一つに発展してきた国の、
その先に、「希望」が無くなった。
この言葉の持つ意味は、非常に重い。

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4連覇も…自分に怒り!

羽生4連覇も自分に怒り「来年は絶対にこんな演技をしたくない」(デイリースポーツ)

ゴールドメダリストは、輝かしい「レジェンド」を更新する。
ナンバーワンの頂点を極めた次の目標は、
自分との闘いである、「難易度が高い、完璧な演技」。
貪欲な向上心は、周囲をも発奮させる。
氷上の貴公子は、さらなる高みに、
「レジェンド」を更新してくれるだろう。
今後さらなる飛躍が楽しみである。

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企業倫理

化血研、年明けにも業務停止処分へ…厚労省(読売新聞)

企業倫理を問われる会社が少なくない中、
医薬品の分野で市場を独占していた会社の不祥事は、
社会に大きな波紋を呼んでいる。
長きにわたり、特権的に市場を独占していたことに対する
慢心としか考えられない。
その結果の業務停止により、市場の需要に対する供給不足が懸念されている。
監督官庁の調査の杜撰さもあいまって、長きにわたり不正が見抜けなかったツケは大きい。
人の命に直結する分野での、「慢心」は許されない。
チェック機能からして、現状を抜本的に改めていただきたい。

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性転換した男性の「更衣室」はどうすべきか?

性転換したのに男性扱い フィットネスクラブを提訴(毎日放送)

難しい判断かもしれない。
これまで男性会員として施設を利用していた人が、
実は「性同一性障害と診断され女性に性転換した」ので、
ある日を界に「女性会員として、更衣室などを利用させてください」
との申し出を拒絶した施設側に、損害賠償の責はあるのか?

確かに、この会員と、施設だけの関係を捉えたら、
施設側に配慮が足りないといえなくもない。
しかし、施設に所属する、その他多くの会員に配慮すれば、違和感がある。

女性として、これまで籍を置いていなかった施設に、
新たに入会したのならいざ知らず、
男性会員が途中から、女性会員に変更するということが、
現状における、社会の通念上、容認されるのかとの疑問だ。
傷害を持つ方への配慮は最大限すべきであると思うが、
障害を持たないその他多くの方にも配慮が必要である。
要は、バランスの問題だ。
裁判所はどう判断するのだろうか?

翻って、労務管理の場面でも、同じ障害を持つ労働者から、
いつ、同じように会社が訴えられるかわからない。
これは参考になる事案だと思う。

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