Posted on 2015年4月29日
by 河野順一
マック不振影響か…外食売上高、2か月ぶり減少(読売新聞)
統計数字の読み方、というのは非常に難しい物で、最初の印象だけで判断してしまうと大変なことになりかねない。
外食売り上げ高が減少というが、
『「ファミリーレストラン」や、牛丼チェーンなどの「和風ファストフード」では、高価格帯のメニューなどが人気で、売上高のプラス基調が続いている。』
そうである。
ここをしっかり報じてくれないと、「和風ファストフード店」の各社はせっかくの勢いを削がれたように感じてしまうだろう。
また、「洋風ファストフード店」に関しては、見出しにもある通り、どう考えてもマクドナルドの不振が統計に大影響を与えている。
その他の「洋風ファストフード店」としては困りものの数字だ。
こんな記事もある
業績悪化が底なし!ひとり負けのマクドナルドが禁断の基本給引き下げ!(NAVERまとめ)
基本給引き下げは一部の社員対象であるらしいが、その前にやるべきことをやったのであろうか?
マクドナルドの業績不振は、店頭からメニューをなくすなどのサービス改悪や、食の安全に対する配慮の無さなど、どう考えても経営陣に問題がある。
その点に関しての反省や検証が十分になされぬまま、社員に負担を強いるようでは、マクドナルドの今後が不安である。
かつて、日本マクドナルド創業者の故藤田田氏は、「子供のころ食べた味からは離れがたい」という趣旨の発言をしたという。
しかし、子供のころマクドナルドのハンバーガーを食べて育った世代の親が、食の安全を考えてマクドナルドに子どもを連れていかなくなっているという。
栄枯盛衰、立志伝中の人物である藤田田氏の言葉ですら、絶対の真理ではないということだ。
大人も子どもも安心して楽しく食せるマクドナルドとなることをみんなが待っているのではないだろうか。
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