Archive for 1月 2015

平和を願って

平和を願って(時事通信)

インド独立の父マハトマ・ガンジーの暗殺から67年。
自分の年齢に照らすと、そう遠い歴史的人物ではないと思う。
何を隠そう、私は1年間、ガンジーと時代を共有していたのである。
戦後の混乱期、貧しい中にも活気があった懐かしい時代。
あれから現在まで、平和を脅かす出来事がどれほど起こったことか。
平和が大切なことには誰しも異存がないはずだが、そこに損得勘定が絡むと話は拗れる。
しかし、強く願うことは必ずかなえられる。
たとえ今は願望が叶わずとも、皆でいつの日かを信じて、願い続けなければならない。
そしてその願いを、子供たちにつなげていかなければならない。
肉体は滅びても、偉人の精神、偉人の意志は、人々の心に脈々と受け継がれる。
平和を祈ってやまない。

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大塚家具のお家騒動

大塚家具、父娘の対立は”痛み分け”で決着か(東洋経済オンライン)

同族会社の世代交代は、ことのほかお家騒動が大変だ。
本来、組織は目的のために、一枚岩になって進んでいかなければならない。
そのためには、強いリーダーシップの下、構成員が自分の役割を一所懸命果たすことが求められる。
これが悲しいかな、リーダーの世代交代の際、我こそがリーダーと組織の足並みが浮足立つ。
こうしたお家騒動を奇貨として、競業他社が勢力を拡大する。
これまでそうした騒動をいくつも知っていても、いざ自分の番になると同じ過ちを起こしてしまうのが人の性なのであろう。
大塚家具は、今後どうなるのか。
「雨降って地固まる。」ことを願っている。

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「東京駅開業100周年記念Suica」

JR東、「東京駅開業100周年記念Suica」のWeb申し込みページを開設(マイナビニュース)

東京駅はここ20年ほど、どこかしらの改修工事をしてきた。
そして、開業100周年。そこかしこが新しくなり、残すべき歴史も程よく保存されている。
そして、祝賀ムードの中で発売されるはずの「記念Suica」だったが、大きくミソをつけた。
15,000枚限定で販売されたが、購入希望者が殺到したため、予定販売枚数に達しない状態で販売を終了。
もちろん、長時間並んだ購入希望者は怒りが収まらない。結局、誰でもが買えることに…。
一体あの騒動は何だったのか?
結果予測できそうなものだが、それをしなかったということは残念な結果だ。
数量限定ということで、長時間並んだ人もいただろう。
「記念Suica」の価値も、100周年の祝賀ムードも、一気にしぼんでしまった気がする。
そもそも、発売の目的は何だったのだろうか?
先見性、先を見通す力は、とても大切だと感じる出来事だった。

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麻婆麺

麻婆麺JPG

本日は雪も降り、非常に寒い。
皆様はいかがお過ごしだろうか。

私は麻婆麺を食して、身体の内側から暖まることとした。

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松井氏、横浜DeNAキャンプを視察

松井氏、キヨシアタック応えキャンプ視察(日刊スポーツ)

松井氏、日米キャンプ行脚!巨人以外の初視察も(スポーツ報知)

横浜DeNAベイスターズの中畑清監督の要請を受けて、松井秀喜氏が横浜の宜野湾キャンプを視察するという。
巨人でもヤンキースでも四番を務めた松井氏によるアドバイスを期待してのことだ。
松井氏の視察は、横浜の選手たちにとって大きな刺激となり、また、有益な助言を得る絶好の機会となろう。
特に、今季は四番での起用が予想される大器筒香嘉智選手に、同じ左打者の長距離砲である松井氏から直接指導してもらう機会を中畑氏は作るはずだ。
その他にも、松井氏来訪で、宜野湾キャンプへのマスコミの注目度も上がり、観客増も見込める。
キャンプ自体も大いに盛り上がることは間違いない。
その意味では、中畑監督の狙いは正しい。

しかし、当の松井氏本人の今日を作り上げたものは何かということを考えると、また別な思いも浮かんでくる。
松井氏は巨人入団当初から、当時の長嶋茂雄巨人監督の「1000日計画」によって、四番打者となるべく育てられた。
そして、その1000日計画では当時巨人のコーチであった中畑監督も重要な役割を果たしていたのである。
連日連夜、松井氏は中畑邸を訪ね、地下室で素振りを繰り返すなどのマンツーマン指導を受けた。
後の松井氏の四番打者としての才能開花の陰には、長嶋氏や中畑監督からそれだけの愛情と厳しさが注がれていたのである。

繰り返すが、中畑氏の狙いは正しい。
だが、真に選手を育てるためには一過性の仕掛けでは駄目だ。
「1000日計画」のことを思えば、「3日の視察」ではあまりに心許ない。
筒香選手のような大器を一流打者、真の四番打者として育て上げるためにどれだけのことができるか。
長嶋氏を師と仰ぐ中畑監督が「1000日計画」に匹敵するような指導ができるか。

中畑監督は監督就任4年目、結果を残さなければならない年ではあるが、その結果のためには、人材育成もまた欠かせない。
結果を残すだけでなく、人を残せるのが真の名将。
中畑監督の真価が問われる。

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「おにぎらず」

「おにぎらず」とは?(NAVERまとめ)今、とにかく流行っているらしい。

見た目は、「海苔で巻いた、飯のサンドイッチ」といったところである。
具材が外から見えることから、見た目に華やかなのが「おにぎらず」の特徴である。
そもそも、「おにぎらず」とは何か?
これは「握らず作れるおにぎり」のことらしい。まず、ネーミグが面白い。
おにぎりは、飯を握るなどして形作ることはご承知のとおり。
これに対し、「おにぎらず」は、「海苔の上に飯と具を平たく広げ、海苔で包み込んで」形作り、半分に切断する。

● 具が、均等にいきわたる
● 食べる際、おにぎりのように、飯がバラバラにならない。
● 飯がふわっとしている。

などと、長所が認められ、ネットで話題を呼び、書籍も刊行されている程である。

しかし、伝統的なおにぎりと比べ、弁当として持ち歩く際、保存の安全性が疑問視されているという。
流行にただ飛びつくのではなく、先達の智慧がどこにあるのかを意識し、伝統との調和の中に、新しい物を取り入れる工夫が必要とされる。

「おにぎらず」…先日紹介した「変なホテル」ならぬ、「変なおにぎり」だ。

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ベネッセ集団訴訟

1700人余りが提訴=ベネッセ情報流出―東京地裁(時事通信)

いよいよ集団訴訟になった。個人情報の取扱いに関する危機管理の甘さが、この訴訟の背景にある。
ベネッセの対応は、過去の情報流失の際、大手企業がとった方法の二番煎じの様だが、
世論はそれで済まないと考えるようになった証しである。
つまり、情報が流出しました→失礼いたしました→謝意として、500円の図書券で勘弁してください→では済まない時代になったということである。
たかだか一人当たり5万5000円の損害賠償金額で、原告らが主張する損害が補填されるとは考えにくいが、
企業が支払うべき全体の金額を考えると、企業の危機管理に対する姿勢が向上することは期待できそうだ。
この裁判には、皆がおかしいと感じることは、皆で声を上げ続け、
是正していくことができるということの、リーディングケースになるのではないかと大いに期待するものである。

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アギーレ監督は解任されるのか?

「アギーレ解任」内定済み 後任に急浮上する大物ブラジル人(日刊ゲンダイ)

日刊ゲンダイの記事をどこまで信用して良いのかという問題はあるが、アギーレ監督のままで2018年のロシアワールドカップに向けて進むのは相当に苦しいのではないか。

記事ではスコラリの名前が後任候補として挙がっているが、ぜひ、日本代表を「これぞ監督」「まさに名将」というような人物に率いてもらいたいものだ。

アギーレ以外のサッカー日本代表の歴代監督をワールドカップ初出場以降で振り返ってみてみると(代行等は除く)

岡田武史(日本)

フィリップ・トルシエ(フランス)

ジーコ(ブラジル)

イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

岡田武史(日本)

アルベルト・ザッケローニ(イタリア)

となっている。
病気でワールドカップでの指揮を執ることなく退任したオシム監督以外はいずれもワールドカップでの指揮経験がある。
予算の関係等もあるのだろうが、これら歴代監督を超える、世界での実績を残した監督によって率いられる日本代表というものを見てみたいと思う。

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イチロー移籍

イチロー移籍、日本復帰も視野にあった(日刊スポーツ)

イチローの新天地はマーリンズとなった。
「第4の外野手」としての獲得ということであるが、試合数が多く移動の多いメジャーリーグの球団では、控え外野手の出場機会はそれなりにはあるだろう。
メジャー通算3000本安打まで、あと156本だそうである。
さすがに今シーズンでの達成は難しいだろうが、選手の年齢にはシビアなメジャー球団な上にイチローは1年契約なので、今年活躍しなければ、来年以降メジャーでの働き場所自体がなくなってしまうかもしれない。
移籍交渉過程では、日本球界復帰の可能性も口にしたというイチローだが、メジャーでも一流といえる働きができてこそのイチローだろう。
そうでないイチローを日本で見ることを望むファンはどれくらいいるのだろうか。

プロスポーツ選手は一年一年が勝負であるが、イチローにとっては今までにない厳しい一年になる。
ぜひ、新天地で活躍してもらいたい。

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トヨタ賃金見直し

トヨタ賃金見直し、若手を手厚く 「工長」「組長」を20年ぶり復活(SankeiBiz)

愛知のトヨタは、日本のトヨタになり、今や世界のトヨタである。
看板方式で、一躍世界に躍り出た。
この看板方式とは、製品の製造工程において、「7つのムダ」を排除し、極力在庫を持たず、
必要なものを、必要な量だけ、必要な時にジャストインタイムで生産するなどの特徴を持つ方法をいう。

ちなみに、その7つの無駄とは、

1.作り過ぎのムダ

2.手待ちのムダ

3.運搬のムダ

4.加工そのもののムダ

5.在庫のムダ

6.動作のムダ

7.不良をつくるムダ

であり、使用した部品の補充を知らせる「帳票」をかんばんということから、かんばん方式とも呼ばれたそうだ。
トヨタは、世界の先駆けを生き、現在もなお走り続けている。
今年初め、同社は、燃料電池車の特許5680件を全公開して世界を驚かせたが、今度は人事労務の見直しで、経営改善を図ろうとしている。
年功序列の賃金体系を若年層に手厚い仕組みに変更し、若年層のモチベーションを高めようとするものである。
伸びる企業、業績を上げる企業は、現状に甘んじない。
絶えず、社会状況を見据え、より良い方向へ改善する努力を惜しまない。
「少子高齢化による労働力の減少を補うトヨタの取り組みは、国内製造業が雇用のあり方を見直すきっかけ」になるか。
まずは製造業から、閉塞する日本経済に、高度成長期の「元気」を取り戻してほしい。

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「変なホテル」

その名も「変なホテル」、ハウステンボスに今年7月開業(TBS系(JNN))

「変なホテル」? 
本当に変な名前のホテルだ。
ハウステンボスは、集客にあの手この手で頑張っている。
経営破綻に瀕していた頃が嘘のようである。
日本のプチヨーロッパは、昼間、風光明媚なだけでない。
夜のライトアップは、さながら宝石箱の中に迷い込んだ錯覚を覚える光の洪水だ。
そして、今度は「変なホテル」?
どうやら、従業員がロボットらしい。
ロボットに、かゆいところに手が届く気配りができるのだろうか?
ますます、労働力において、人間の出番がなくなる。
しかしながら、百聞は一見にしかずだ。
実際はどのようなものなのか、一度は体験してみたいものである。
案外、下手なホテルより、ロボットホテルの方が対応が良かったりするかもしれない。

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女性の駆け込み寺 サンガ天城

サンガ天城

静岡県、天城にある
「女性の駆け込み寺 サンガ天城」に関する話題をテレビで目にした。
ここは、配偶者などのDVから、自分の居場所がなく、存在価値を肯定できない女性を、
元気にして社会に送り帰す活動をしている、「戸澤宗充尼」の活動拠点である。
リストカットをする女性に対して、
「命は大切なのよ。あなたは選ばれて生まれてきたの。」
と諭す尼僧。
「あなた一人でない。私がついているから。私がいるから。」
と抱擁し、無条件で心寂しき人を受け入れる懐の広さ、温かさ。
「第2のお母さん」と、入所者のみならず、
卒業生が心のよりどころとして、集い、安らぐ場所。そこが「サンガ天城」である。
「生きていくことは四苦八苦なの。生きてるだけで四苦八苦なの。」
そう語る尼僧の半生も、波瀾万丈だった。苦しみのどん底を知っているからこそ、人に優しくできるのだろう。
「私が大変なときに救ってくれた人がいた。だから今は、恩返しの人生なの。だから嬉しい。」
と語る77歳の尼僧の笑顔は、少女の輝きと何ら遜色ない。周囲の誰をも和ませる、太陽のような存在だ。
そこで、相田みつを氏の詩を思い出した。

〈ただいるだけで〉

あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる

あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ

そんな
あなたにわたしも
なりたい

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理研OBが小保方氏を刑事告発

「ES細胞盗み出した」?理研OBが小保方氏を刑事告発(テレビ朝日系(ANN))

「真面目にコツコツと研究をしている研究者の怒りを含めて、代表して刑事告発をするに至った」…っと、これがOBの言葉である。
この事件は、謎が多い。何のために、このような茶番劇が繰り広げられたのか?
動機が全く理解できない。
科学者であれば、研究発表に捏造があれば、すぐにばれてしまうことは結果予測がつきそうなものだ。
それを、ノーベル賞候補者の世界的権威者を巻き込んで、なぜ、あのような騒動に至ってしまったのか。
やはり、外野には理解できない、当事者にしかわからない、事情があったのだろう。
告発者のOBも、何かしら強く思うところがあり、職場を去るに至ったのだろう。
今後の動向に目が離せない。
死者が出るに至り、告発も有りと、非常に後味の悪い事件である。

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白鵬に対して批判高まる

白鵬の批判 祝宴の酔いか蓄積した思いか(日刊スポーツ)

理事長が白鵬に苦言「考えて発言を」(日刊スポーツ)

すでに北の湖理事長に苦言を呈され、内山横綱審議委員会委員長からも厳しい批判を受けているこの問題であるが、
やはり横綱白鵬はあまりにも軽率であったと言わざるを得ない。
横綱に求められる「心技体」のうち、「心」が最初の一文字目に来ることの意味を噛み締めてもらいたい。
かつての横綱朝青龍もそうであったが、強いだけで「心」のない横綱ならば批判も受ける。
「日本人以上に日本人」とも言われる横綱白鵬ならば、「心」でも前人未到の境地に達することができるはずだ。

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「I AM KENJI」、大きなうねりに

「I AM KENJI」、大きなうねりに(読売新聞)

今回の日本人人質問題で「テロとの戦い」の難しさや「外交」の重要性というものを我々日本国民は再認識したと思う。
国内外で後藤さんの無事を祈る動きが大きくなっていることは、人の心の素晴らしい面の表れであり、ぜひこの動きが世界中に広まってほしいと思う。
日本国憲法前文には「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とある。
この部分は憲法に対していかなる立場を取ろうとも、否定する者はいないだろう。
他国の方々が後藤さんの無事を祈ってくれるように、我々もまた、自国民だけでなく窮状にある他国民のことを思い、助け合う心を持たなければならない。

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