Posted on 2021年8月9日
by 河野順一
五輪開催「よかった」64%…読売世論調査(読売新聞オンライン)
日本選手の活躍は、目を見張るものがあった。
手に汗握る接戦を制したとき、思わず熱いものがこみ上げてきた。
スポーツの持つ力は、人の心を高揚させる。
ああ、「よかった」で終わればよいが、
今回は、近い将来、負の通信簿が恐ろしい。
閉会式の様子を見たか。
各国の選手が会場にひしめき合い、マスクを外し和やかに談笑、
写真撮影もいたる所で行われていた。
これが緊急事態宣言下の東京の出来事である。
営業を自粛して、将来の不安を抱える国民をよそに、
あの場には、それまでの日常があった。
また、バッハ会長は、銀ブラを楽しんでいた。
世論調査も、どこを対象としているのかと穿った見方をしてしまう。
大会関係者、政府関係者を対象とした調査なら、「よかった」の割合が高いだろう。
しかし、感染の拡大が止まらないコロナ感染者やその家族、
営業自粛を余儀なくされる、飲食店を中心とした関係者を対象として調査すれば
逆の結果が出ていたことだろう。
何が正しいのか、人が決めた路線に乗るのは危うい。
真贋を見極める確かな目が必要だ。
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