昨日は、美容室である顧問先に赴いた。
両立支援等助成金を受給しながら、
不妊治療の休暇を取得する従業員の、
期間延長の件…ほかの労務相談である。
昨年から始まった、「不妊治療両立支援コース」は、
5日の休暇付与で30万円、20日以上の休暇付与で、
復職後に30万円と、計60万円、
該当者がいれば会社にとっておいしい助成金だ。
とはいうものの、この会社の該当者は、不妊治療が進まないため、
当初6か月を予定していた休暇を1年にして欲しいと要請してきた。
1日も出勤せず、1年間、
社会保険料を会社が負担しなければならないのは、
考えものである。
そこで、秘策を伝授してきた。
それにしても、労働者に手厚い、従業員思いの社長である。
ところで、この美容室は3店舗あるが、
そのうちに一店舗に私の事務所の従業員が通う。
本店が、店舗改装の際、その従業員が通う店に、
金魚の「キンギョ」を預かっていた。
金魚の「キンギョ」とは、3年ほど前、
美容室の従業員らが夏祭りに一緒に行った際、
縁日の金魚すくいで捕獲したものだそうだ。
金魚も、3年も生きると巨大化する。
さながら、「黄金のコイ」といった風体だ。
従業員が、店長に金魚の名前を聞くと、「キンギョ」とのこと。
ユーモアに富む。
金魚を大きく育てる社長は、
福利厚生を充実させ、従業員も大きく育てる社長だった。

