マンション解体「必ず影響ある」 国立市長、積水ハウスに遺憾表明

マンション解体「必ず影響ある」 国立市長、積水ハウスに遺憾表明

理解に苦しむ出来事だ。
立派なマンションが引き渡し直前に解体される…
確かに景観は大切だが、どこに何を作れば、何が見えなくなるのか、
建設予定の段階でわかっているはずである。
そうであるにもかかわらず、
多額の費用をかけ、完成した建物をいとも簡単(?)に解体を決定。
どれだけ多くの人の予定が狂ったことだろうか…

人の行動を縛ることができるのは、法律と契約である。
正当な権利と権利がぶつかったとき、法が調整を図る。
それが、「保護事由」と、「帰責事由」。
何方の権利を、より、手厚く保護しなければならないかとの観点である。

他方、契約は、約束である。
誰と、いつ、どこで何を契約しようが、当事者の自由である。
これを民法では、「契約自由の原則」という。
ただし、人に迷惑をかけるような公序良俗に反することは許されない。

今回のマンション解体は、記事の内容を読む限りでは、
法的な問題は見受けられない。
契約の問題でもなさそうだ。
あくまで、景観の問題だけが報じられている。

だから、「謎」なのである。

指導をしたはずの、行政側の対応も、これまた「謎「」である。
景観を保てることで、富士山の眺望を確保することで、メリットがあるはずの行政が、
マンション解体「必ず影響ある」 …との遺憾表明。

入居が決定している人もいる中、
その契約、約束を反故にしてまで、
なぜ解体しなければならない理由があるのか?
建築に、数億円、解体にも数億円。
損失はどこが補填するのか?
不可解極まりない。

巷間の耳目が集まる中、同種事案防止、後学のためにも、
業者、行政には、説明責任を果たしてもらいたい。

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富士山は、遠くで見ると美しい。
実際、近くに行くと、ゴツゴツとしており、草木も生えない。

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