鎌倉「黄金のペットボトル」を寺に放置で住職は怒り インバウンドの「トイレ」問題をどう改善するか

鎌倉「黄金のペットボトル」を寺に放置で住職は怒り インバウンドの「トイレ」問題をどう改善するか(AERA DIGITAL)

悩ましい問題だ。
高騰する金ならば歓迎されるが、
黄金のペットボトルなど、誰もが願い下げだ。
しかし、「出物腫れ物所嫌わず」。
生理的現象について規制することはできないだろう。
いくら罰則を作ったところで、解決にはならない。

だとすれば、受け皿を用意して、問題を回避するしかないだろう。
インバウンド客が恒久的であれば、
有料であれ無料であれ、それなりの施設を、
一過性であれば、簡易的なものを…。
そうした対策をしたうえで、未だ問題が解消しないのであれば、
罰則という話になるだろう。

人が集まれば、地元経済は潤うか…との命題には、
プラスマイナスで考えていかなければならない。
住民には、マナー違反のインバウンド客を排除する
権限が与えられていないのであるから、
それはやはり、行政が解決しなければならない問題になる。
市町村職員、警察が一体になって取り組まなければならない。

先住している人々の人権が脅かされるのであれば、
それは死活問題だ。
インバウンド客も、クマや猿をはじめとする野生動物の出没も、
住民にとっては、一筋縄ではいかない悩ましい問題である。
道理が通じない相手に対し、
「こうあるべきだ」などと諭したところで、
何の解決にもならない。
そもそも、人にしろ、動物にしろ、
言語も文化も価値観も異なる相手だ。

今、世界が直面している戦争や国際問題も、
根本はここにある。
インバウンド問題は、社会情勢の縮図であるといっても
過言ではない。

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