追い出し部屋

追い出し部屋に警鐘 リコー、事実上の「敗北宣言」(朝日新聞)

「追い出し部屋」への異動は、企業が配転命令権を有するにしても、その権利を濫用したものだという東京地裁の一審判決をリコーが受け入れるそうだ。
「働く権利」という表現を用いた方が今回は分かりやすいと思うが、働くということは単に生活の糧を得るためのものではないことを忘れてはならない。
人は働くことに生きがいを感じ、働くことで自らの才能を開花させていく…。
「働く」ということは人間性の根幹に関わる営みなのだ。。
「追い出し部屋」は人間性否定の最たるものである。
東京地裁判決では、人員削減の必要性そのものを否定しているわけではない。
企業の存続に関わるような場合には、退職勧奨や整理解雇など、リストラ策を実行せざるを得ない。
しかし、その際にも人員削減の対象者が生身の人間であることを忘れてはならない。
仮に、その企業とは縁が切れたとしても、次の職場で生きがいをもって働けるようにできる限り配慮すべきである。
「追い出し部屋」は人の心を殺しかねない。

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