かけがえのない家族であり続けるために ALS患者と家族の記録(NHK)
幸せの形は千差万別である。
どのような形でも、
当事者がそれと感じることがその人の幸せだ。
健常者には、当然にできることが叶わず、
それができたときの、ALS患者と家族喜びは望外だろう。
置かれた場所で咲く。
生きるということはそういうことである。
上を見ればきりがないし、下を見てもまた然り。
人はそれぞれ、自分が生かされている場所で懸命に生きる。
受け入れるということが、苦しみを一つ減らすことになる。
ないものを悲しむ生き方より、
今、あるものに感謝する生き方の方が、幸せが多いだろう。
それにしても、武藤家の日々は、想像を絶する。
自分は健常者であるにもかかわらず、日々の出来事に
不平不満を述べることが申し訳なく感じる程である。
しかし、彼らは互いを思いやり、尊重し、
今、このときを、この瞬間を、一所懸命に生きている。
病気の進行、コミュニケーションの隔絶、
押しつぶされそうな恐怖と不安に対峙しながら、
新しい家族を迎えて、挑戦を続ける。
勇気をありがとう。
希望をありがとう。
生きるということは、生かされている意味を考えながら、
諸行無常を受け入れることである。
いずれにしても、人生に、伴走者の存在はありがたい。
