結果の予測

「ヒグマとツキノワグマの悪魔合体が起きている」…!いま秋田の猟師たちが恐れる「最凶のハイブリッド熊」の正体(現代ビジネス)

新緑の時期を経て、今は梅雨。
梅雨が終われば、夏本番。
避暑を求めて山へ、海へ、人々の移動が始まる。
今年は、山への移動に気を付けなければならない。
「クマ出没注意」

一昔前の北海道土産といえば、
バター飴に、白い恋人、
木彫りのクマと、「クマ出没注意」と書かれ、
雄叫びをあげるクマの顔の、
デンジャラスな、黄色と黒のステッカーが定番だった。

今、「クマ出没注意」は、全国に広がりつつある。
沿革をたどれば、人間が悪い。
クマの生息域を開発で狭めた責任は重い。
食べ物がなくなれば、調達できるところへ目を向けるのは自然の摂理だ。
よって、山と人里の垣根はなくなる。

クマ牧場で飼育されていた彼らは、巨体であるにもかかわらず、
エサ欲しさに二本足で立ち、
グローブのような大きな手を広げて、
「ちょうだい」の手招きをくりかえす。
仲間に先んじてエサを得るために、
より大きくアピールをくりかえす。
観光客はその愛くるしい姿見たさに、エサを投げ続ける。
この頃は従順な飼いクマだった。

ところがその後、積もった雪を足掛かりに、彼らが檻から脱走し、
人を襲ったニュースは衝撃的だった。
だが、それは人々の記憶の中では一過性であり、
今や過去の産物となっていた。

しかし、その時のクマが野生のクマと交配して、
人を恐れない人慣れした「最凶のハイブリッド熊」
を作り出していたかと思うと身の毛がよだつ。

被害は拡大する一方であるにもかかわらず、
対策は後手後手である。

「馬鹿にしているのか」ヒグマ駆除 町と猟友会が交渉決裂「高校生のバイト以下」
…との記事を見ると、不適切な政治資金の一部をこちらに回してほしいと思う。

日本狼を駆除したことで増えた鹿、
観光客が餌付けした野生の猿、
観光施設から脱走して房総半島を中心に大繁殖している外来種のキョン
漫画がブームの火付け役になった、アライグマ。

いずれも原因があって結果がある。
「結果の予測」をしながら行動しなければならないことは自明の理である。

「結果の予測」…
労務管理もその一言に尽きる。

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