判例の読み方

今週末、就業規則のセミナーを開催する。
今、その資料となる判例解釈のまとめをしている。

判例は面白い。
生きた労務相談だ。
人々の日々の生活があり、事件があり、論点整理をして解決に導く。
立場が異なる人の、それぞれの主張をどう調整するか。

証拠をどう読み、どう理屈を組み立てるか。
判例はノンフィクション、物語である。
昔の判例は、会社の名前は出ているし、当事者の氏名も出ている。
実にリアリティーがある。

今回、セミナーでは、
メインテーマとして「ケンカと労災」を取り上げているのだが、
審級によって判断が異なる。
真逆の判断をしているところが面白い。

原告・被告、何方かが勝ちどちらかが負ける。
一審で勝っても、控訴審はどうなるかわからない。
通常、下級審の事実認定が幅を利かすのだが、
最高裁も頑張った判例は、特に興味深い。

ついつい、事件に没頭すると時間を忘れる。
それだけ没頭するということは、面白い事件ということに他ならない。

私の生活に、「暇つぶし」という概念はない。
判例の読み過ぎで、頭が詰まり、
「息抜き」をすることはあるが、潰す暇はない。

判例研究は、反復継続である。

セミナーにご期待あれ

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