2024年11月自転車の「ながらスマホ」が罰則強化!「酒気帯び運転」は新たに罰則対象に!
自分だけは大丈夫。
事故にあわない…などと思いあがった結果、
重大な事故を引き起こすことがある。
自動車がダメなことが、同じ「車」の自転車でもダメになった。
当然である。
知り合いの80歳になる女性が、
自転車で、近所の坂道をいつものように下っていたところ、
3歳児が親の手を振りほどいて道に飛び出た。
よけようとした女性は、自身が転倒した。
幸い子供にけがはなかったが、
自身は足を骨折。
粉砕骨折はことのほかひどく、ひざは人工関節になった。
これは本人の責任とまでは言えず、不幸な事故である。
女性は、6箇月の入院を余儀なくされ、
退院した3カ月後、人工関節の脱落が認められ再び手術入院。
そうであるにもかかわらず、周囲から知恵をつけられた幼児の親は、
事故が原因で、子供が自閉症気味になったとして、損害賠償を提訴。
経済的余裕がある女性は、金で時間を変えるならばと、
争いをせず示談に応じた。
80歳を超え、長期入院生活を余儀なくされ、
これ以上、裁判で精神的苦痛を負いたくないと考えたそうだ。
まさに、泣きっ面に蜂である。重ね重ねお気の毒である。
自転車だからと、事故は侮れない。
普通に運転していても、予期せぬ事故に巻き込まれる。
それを、運転者が、ながらスマホや飲酒運転をしたらどうなるか…
容易に結果の予測がつくだろう。
罰則強化により、不幸な事故を抑止する効果に期待する。