兵庫県知事選・斎藤氏の “生誕祭” に500人以上集まって熱狂も…市長からは前代未聞の嫌われぶり(FLASH編集部)
こんなに熱狂的な選挙戦は初めて見た。
あと30分ほどで投票が締め切られる。
この写真の有権者の熱量を見る限り、負ける気がしない。
失職して県庁を去るとき、斎藤氏はたった一人で、自分で荷物を持っていた。
当初の街頭演説も、たった一人。聴く人もまばら。
それが、投票日間近には、この人だかりだ。
何がどう変わったのか。
有権者が真実を知ろうと、
立花氏の応援演説に耳を傾けたからなのだろうか。
是は是、非は非。
県民のために働く人を、
利権を優先する人が組織で潰しにかかったとしたら
助けなければならない。
真贋を見極めて、県民のために働く人を応援しなければならない。
立花氏は、斎藤氏の冤罪を訴え、
擁護するために対抗馬として県知事選に名乗りを上げた。
異例中の異例な戦術だ。
テンポよく、話術に長けた氏の演説は耳障りがよく、
訴えたいことがよくわかる。
どうも、テレビや新聞で報道されていたことに誤りがあるようだ。
有権者は、正しい情報を仕入れなければならない。
そのうえで、投票に行かなければならない。
立花氏は、真実を報道しないマスコミを「マスごみ」と揶揄していた。
亡くなった件局長の件は残念だが、
今回の告発は、目的と手段が悪い。
例え死を賭しても、不正事実の隠蔽を、
また、癒着の構造を白日の下に晒すヒーローを潰すことは正義にかなわない。
県民は、立花氏の演説に、真意を気づかされたと思う。
演説しながら、立花氏は泣いていた。
ユーチューブで、それを聞く者の瞼も熱くなる。
眼の前で、リアルタイムで聞く人の心には、楔のように刺さるだろう。
だから、斉藤氏の演説には、先が見えないほどの人が集まり、
ウィークデーにもかかわらず、昼も夜も共感したいと考えるのである。
人は感動の動物だ。感じて動く動物だ。
だから、理論で動く「理動」という言葉はない。
斎藤氏を揶揄するプラカードには
「なぜ君は20メートル歩けないのか」と書かれている。
「支持者が多すぎて、身動きできず、20メートルを歩けない」
と答えてあげたらいい。
とにかく、兵庫県民は真実を理解している。
各自治体で同様な事案があるはずだ。
今回の選挙で先陣を切って、組織改革に勤しんでほしい。
結果が楽しみである。大勢が判明するのは、あともうすぐた。