富士山と就業規則 その1

今年も残すところ、あとわずかになりました。
世間が年末年始の休みは、
就業規則の見直しをするのに、
まとまった時間が取れる絶好のチャンスです。
この機会を上手に活用しましょう。

さて、私は毎日、京葉道路を利用して都内の事務所に向かいます。
渋滞がなければ、片道50分程度で行ける距離ですが、
この時期、関東は晴れの日が多く、前方には
頂に雪を蓄えた富士山が鎮座しています。
青く澄み切った雲一つない空を背景に、
冬映えの富士山の美しさは、神々しいばかりです。
しかし、気が付けば真っ直ぐの道を走っているにもかかわらず、
その富士山が、道を中心にして右へ行ったり左に行ったりするのです。
実に不思議な感覚にとらわれます。

そこで地図で確認すると、
体感は真っ直ぐの道のはずが、そうではありませんでした。

https://www.driveplaza.com/traffic/roadinfo/pointmap/keiyo_chibatougane.html

もちろん、富士山は動かないので、これはドライバーである私の錯覚です。
情況をきちんと把握せず、思い込みが強いと、
実体を正しく判断することができない…という教訓です。

これと同じことが就業規則にも言えます。
就業規則を富士山に例えるならば、それを駆使する者は、
様々な方向から富士山を検証しなければなりません。
右に見える就業規則も、左に見える就業規則も、
「健全な労務管理」「紛争予防の就業規則」
という観点に照らせば、目的は同じです。
しかし、見え方が違い、内容も似て非なるものです。
また、アプローチの仕方は
いくつもあるということを述べておきたいと思います。

➡ 続く

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