戦場でロシア兵を「射殺」する、北朝鮮軍の混乱と腐敗(デイリーNKジャパン編集長)
惨劇は、容易に想像できる。
誰のための何の戦争なのか。
義勇兵ならいざ知らず、頭数を合わせるための兵隊は、
命乞いをするのは当たり前だろう。
そもそも、必要な戦争があるのか。
自国の防衛のための武力行使なら理解できるが、
他国を侵略するための戦争は論外だ。
国内で、強盗や殺人が厳しく罰せられるのに、
相手が、外国なら許容されるというロジックが解せない。
命は人のみならず、生きとし生けるものすべてが宝である。
その宝が、恣意的な独裁国家の為政者のために
虫けらのように粗末な扱いを受ける。
アメリカの次期大統領と、その高官たちの顔ぶれを見ると、
今後の、世界の混迷が懸念される。
その時、我が国はどうなるのか?
台湾有事にかこつけ、日本は中国の植民地になるのか?
北朝鮮の、核の脅威に屈服するのか。
それとも、北方領土の延長上で、
不凍港を求めるロシアのウクライナの次なる餌食になるのか。
不安材料は後を絶たない。
現政権も、野党を含めた政治家も、実に線が細く、頼りない。
裏金問題はもういい。
眼を外に向けよ。脅威はすぐそこまで迫っている。
「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識」
という書籍をご存じか。
同じ著者に、
「日本が世界地図から消える前に 最悪の時代を生き抜くための社会学」
「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへOUTBREAK(アウトブレイク) 17歳から始める反抗するための社会学」
という世紀末を彷彿とするタイトルが並ぶ。
国民が脅威を認識していなければならない。
単なる杞憂で終わるには、あまりにリアルすぎる。
おそらく第二次世界大戦の開戦前夜も、
このような状態だったのではなかろうか。
今、世界で起きていること、日本の立ち位置、
そうした現実を、私たちは喫緊に覚知しなければならない。
