三菱UFJ銀行の貸金庫盗、70人の14億円を銀行が現時点で半額補償…貸金庫内にカメラ設置へ(読売新聞)
前代未聞の、窃盗劇の全容が明らかになりつつある。
メガバンクの役職にある者を、何が犯罪に追いやったのか。
単に、物欲なのか。
なかなか職にありつけない人にとって、彼女の立ち位置は羨望に値する。
その地位を捨ててまで、彼女を愚行に追いやったものは何なのか。
まさかあの人が、仕事ができるあの人が…
会社からの全幅の信頼は、まじめな行員を悪の道に誘うのだろうか。
どうせ調べやしないから、自分の裁量で何とでもなる…。
窃盗の最初は、ハードルが高かったはずだ。
出来心は、良心とのせめぎあいがあったはずだ。
しかし、見つからない状態が長引けば、長引くほど
出来心は慣れに代わり、良心は消え去る。
同時に被害額が雪だるま式に膨れ上がる。
人の金を、自分の金と錯覚する。
そうした組織の管理体制が悪いのか、
本来人は性悪説なのか、
その両方なのか。
どのような結果予測が可能な限り、リスクは回避しなければならない。
信用のうえに成り立つ企業で、
「まさか」、「あるはずがない」
はご法度だ。
料金を支払って、泥棒に大切な財産を預けるのは愚の骨頂である。
信用を軸に客から預かった財産を、内部の人間が窃取した失態、
メガバンクは、今後どのように防いでいくのだろうか。
コンプライアンスの教育だけでは、なかなか実効性が望めない。
