アカデミー賞ノミネート快挙も、伊藤詩織監督作は何が問題になっているのか #専門家のまとめ(映画ジャーナリスト斉藤博昭氏)
昨日の続きに、まとまった記事があったので紹介する。
伊藤詩織監督の作品は、何が日本で問題になっているか?
究極は、裁判に限定されたはずの証拠に関する「無断使用」と「公益性」の問題だ。
一昨日、芸能界を引退した中居氏の「守秘義務」の観点も類似性がないか。
伊藤さんの場合、特に、警察官との会話が問題となりそうだ。
捜査の状況を説明している内容につき、
なぜ被疑者の逮捕直前で、ストップがかかったのか。
被疑者は当時、時の総理大臣と懇意にしていたことが認められている。
そうすると、何らかの圧力があったのか、なかったのか。
当然の邪推が働く。
そうしたとんでもない事態に、問題が派生する可能性があるということだ。
いずれにしても、司法も、警察行政も、メンツが丸つぶれだ。
中居氏の問題が、予期せぬ
フジテレビの存亡にかかわる問題に発展したのと構図が似ている。
ウィキペディアに、伊藤さんに関連した事件につき、
「女性ジャーナリストレイプ事件」としてまとまっている。
当事者以外にも、周囲のギャラリーと、
これだけ多くの裁判を闘った軌跡を知ることができる。
表現の自由は、無制限に許されるものではない。
安易に、無責任な発言は禁物だ。
それにしても、伊藤さんは強い。鋼の信念だ。
人権とは何か。
表現の自由とは何か。
伊藤詩織監督の作品は、我が国に大きな一石を投じる。
