山林火災、民家6棟が全焼 愛媛・岡山、強風影響で勢い増す(共同通信)
他人ごとではない。
これまでの記憶では、山林火災で、
これだけ多くの場所で被害を出した年はないだろう。
1月には、山梨県甲府市と笛吹市にまたがる大蔵経寺山で、
2月末には山梨県大月市で、
そして多くの家屋が喪失したのは岩手県大船渡市だ。
3月、今度は、愛媛県今治市で、岡山県岡山市南区で、
そして、宮崎県の山林も燃えている。
小規模の過失による火災はこれまでもあったが、
これだけ広範囲にわたり、人家の延焼を心配する火災は稀有だった。
地元の消防署が、消防団が、周辺の自治体の応援職員が、自衛隊が
夜を徹して消火に当たるも、春特有の強風が災いして、火の手は勢い増す。
住民の方々は、さぞや不安な時間を過ごされていることと思う。
ただ見守るしかできないのは、なんと歯がゆいことだろう。
お隣、韓国でも、
南東部・慶尚北道(キョンサンプクド)で続く大規模な山火事で、
25日夜から26日未明までに、
住民18人の死亡が確認されたとの報道がある。
2025年1月にロサンゼルスを襲った過去最大級の山火事では、
24人もの尊い命が失われ、15万人以上が避難を余儀なくされたという。
山林火災は、全世界的な問題となってきている。
気候変動で、極端な少雨は、枯れ草を大量に発生させる。
乾燥したところへ、何らかの原因で火が付けば、
これまた強風により燃え広がる。
気候変動の原因は何か…と考えたとき、
真っ先に考えるのは温暖化だ。
なぜ温暖化になったかといえば、世界の工業生産物の製造過程や、
自動車の排気による、CO2等の温室効果ガスの排出が無関係ではない。
それゆえ、パリ協定を履行していかなければならないはずが、
アメリカはトランプ大統領になり、協定から再び離脱した。
世界を見渡せば、山火事だけでなく、洪水も頻繁に襲い、
人々は安心して自宅に住むことが難しくなっている。
結局、人間がした開発や生活様式が、まわりまわって、
ブーメランのように、人間の生活にはね返ってきている。
本日の関東は、昨日に引き続き25度以上の
夏日を観測しているところが多い。
最高気温が25度といえば、平年の6月だ。
まだ3月だというのに、
今年の盛夏はどのくらい高温になるのだろうか。
災害で家を無くした方々は、どこに住むことになるのか。
誰の身におきてもおかしくない「被災」。
元凶の根絶から本腰を入れなければならない。
