フジの「ドン」語らず退場…12年連続視聴率トップの立役者、一方で社内有望株を次々排除のワンマン(読売新聞オンライン)
組織は、利益を上げていればいいというものでもない。
大きな会社は、ある意味公益を遵守し、業界の範でなければならない。
ましてや、世相を深掘りするジャーナリズムは、
クリーンハンドでなければならない。
経営陣の数が多いと、何かと弊害が出る。
船頭が多すぎると船が山に登る…というのと同じだ。
本来の目標が達成できない。
ああだ、こうだと皆が勝手気ままに言い出すと、迅速な決定ができない。
今まで、フジの取締役は22人だったという。
それが災いして、迅速な意思決定能力を欠き、
中途半端なすり合わせで、この間のお粗末な事情説明になったようだ。
よって、今回は10人に減らし、女性の割合を多くし、
社外取締役も増やしたという。
とにかくスポンサーにそっぽ向かれた会社は、
信頼回復に最善を尽くした体をアピールしなければならない。
一度失った信頼を回復するのは、並大抵な努力ではできない。
ワンマン経営は、今や昔になりつつある。
経営者は、若ければいいというものでもないが、
意思決定においてはスピードが必要であり、バランス感覚が肝要だ。
会社の常識、社会の非常識にならないよう、
フジの問題は会社組織のガバナンスにおける反面教師にすべきた。
フジの「ドン」は、言いたいことが山とあるだろう。
しかし、一ことでも口にしたら、集中砲火を浴びることは必然だ。
この場面で、沈黙は「金」である。
人のうわさも75日…である。
