【速報】「並ばない」万博が…帰りも長蛇の列「駅の入口まで2時間かかった」くら寿司は一時8時間待ち、スシローは279組待ち(午後4時)
この状況を見て、
わざわざ時間をかけて、万博に行く気がしないという人が増えたのではないか。
確かに1970年の大阪万博も、混んでいた。
人気のパビリオンは長蛇の列で、子供連れには辛い催しだった。
あれから55年。状況はさして変わっていない。
新し物好きの方にとっては、一番乗りはトレンドかもしれないが、
避けることができない寒さと、雨が直撃した万博の開幕。
ロスタイムがこれだけ懸念されるイベントは、苦痛以外何物でもない。
回転寿司は、8時間待たなくても、近所の店で同じものが食べられる。
費用対効果が極端に不釣り合いだ。
今後、どこまで改善できるのだろう。
設営準備の段階から、ロシアのウクライナ進行による資材の高騰、
出展予定の国の辞退、建設作業員の人手不足など、
様々な障壁があった。
開幕時まで、ハラハラ、ドキドキの万博が、
ようやく開催にこぎつけたものの、
ふたを開ければ、残念な問題が山積している。
同じ混雑でも、
高度成長期の万博を知る人には、忍耐と希望があった。
戦後の復興を遂げつつあり、
高速道路が各地に敷かれ、新幹線が交通の大動脈になり、
インフラの整備が目覚ましく、
また、家庭生活においては、
初代三種の神器(冷蔵庫・洗濯機・掃除機)を所有する世帯が増え
1960年代中盤には、その頭文字をとって3Cといわれる
新・三種の神器(カラーテレビ・クーラー・自動車)が台頭した時代。
日々、豊かになる日本を、生活のそこここで実感できた、
古き良き時代を体感している。
経済大国に「追いつけ追い越せ」の、
あの躍動感と、高揚感は、あの時代ならではの産物だったのか。
翻って今、
トランプ大統領の関税政策に一喜一憂し、
近い将来起きるとされる南海トラフ巨大地震と
富士山噴火の不安に怯えつつ、
台湾有事の危機を憂いている閉塞感が重苦しい。
せめて、せっかく開催にこぎつけた万博は、
明るい兆しであってほしい。
会期中に改善を重ね、有終の美を飾ってほしいものだ。
