SNSひぼう中傷受けた医師 投稿者20人超を特定した秘策

SNSひぼう中傷受けた医師 投稿者20人超を特定した秘策(NHK)

世の中には、人の成功、人が目立つことに対して、
屈曲した思いを持つ人が多くいる。
その表れが、SNSでの誹謗中傷だ。

表現の自由と、名誉やプライバシーを守る権利との対峙。
漸く、後者の権利が護られるようになったきた。

言葉の暴力は、時には人を傷つけ、死に追いやることもある。
「だったら、掲示板を見なければ済むだろう」
これは一昔前、そう、10年ほど前、警察に相談して返ってきた言葉だ。

確かに、他人ごとならそれですむかもしれないが、
自分のこととなるとそうとも言っていられない。

これは何も個人だけのことではない。
会社も同様な被害に遭う。

SNSでの誹謗中傷は、匿名性がアダとなり、
発言者の責任を問うことが難しかった。
過去、「2ちゃんねる」というサイトがあった。
管理人が何も対策をしなかったために、
無法地帯は何でもありで荒に荒れ、社会問題化した。
書き込みをされたほうは、サイトの運営者を相手取り、
相当な数の民事裁判を起こした。
その結果、損害賠償請求が認められたわけだが、
被害者の被害は、今も回復していない。
それというのも、サイトの運営者が損害賠償の支払いを拒否したからだ。

その管理人は、「2ちゃんねる」の賠償金“30億円”踏み倒しは
「全く悪いと思ってない。悪いのは法律」
と言ってのけ、そうした過去を知らない若者に、
今でもカリスマ評論家としてあがめられている。

法治国家において、法の判断を無視する行為は、実にいただけない。
またそうした人を、メディアに出すこともいかがなものかと考えてしまう。

話しはさておき、その悪い法律が時代とともに改正されていく。
「プロバイダ責任制限法」に定められた「発信者情報開示命令」は、
被害者の負担が劇的に簡素化され、使い勝手がよくなった。

しかし、相手に資力がなければ、「2ちゃんねる」と同様、
裁判で勝ちえた「債務名義」は、空手形になる。
とはいうものの、少しはましな良心には、訴えるツールになることだろう。
俗にいう、「抑止力」である。

誹謗中傷や、名誉毀損は後を絶たない。
幸福度の高い生活をしている人は、妬みや嫉妬からの距離が遠い。
よって、SNSの匿名性を利用して、相手を貶めようとすることはまずない。

問題は、自分で努力もせず、低レベルの生活をしなければならないことを
他人や社会に責任転嫁し、人の成功を妬む愚か者の存在だ。
「誹謗中傷や、名誉毀損は後を絶たない」…ということは、
れだけ人々の心はすさんでいる、幸福でないということに他ならない。

人の幸福を妬むのではなく、どうすれば自分が幸福になれるか、
そちらに目を向けるべきだ。
何も、物を所有することだけが幸福ではない。
自然に感謝し、温かな周囲の人との交流の中に、
経済的価値に変えられない幸福が存在することを、
まずは認識してほしい。

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