閉鎖された地下の入浴施設に見知らぬ男 シャワー浴びているところを現行犯逮捕 札幌市

閉鎖された地下の入浴施設に見知らぬ男 シャワー浴びているところを現行犯逮捕 札幌市(STVニュース北海道)

62歳男性。
ここまで、生活に追い詰められているのかと思うと切なくなる。
この年代の人間は、長く老齢厚生年金受給におけるモデル世帯とされていた、
「夫婦に子供二人、夫はサラリーマンで妻は専業主婦。
会社は年功序列で、定年まで勤め上げ、
ささやかのマイホームは、そのローンを退職金で完済する。」
…このような生き方が、一般的だと教えられて育った。

しかし、長い年月の中、どこかでこの仕組みが破綻していった。
生涯独身の人も多く、不況にリストラは当たり前。
住むところさえままならず、シニアのお一人様は、
賃貸住宅すら借りるのに困難を極める。
「孤独死」のリスクが高いからだ。

逮捕された、この男性の境遇を勝手に想像してしまう。
近年、様々な社会問題を見るにつけ、
生活貧困者となった原因が必ずしも、
個人の責任とは言えない事情がある。

物価高、雇用環境、社会保険、社会福祉、
生活困窮者を作る要因が巷にあふれている。

シャワー代をケチって、不法侵入する男性は、
今、何を思っているのだろうか。
この暑い最中、予備軍の存在を忘れてはならない。

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