退職代行「モームリ」運営会社に警視庁が家宅捜索 弁護士法違反の疑い 違法に弁護士にあっせんし紹介料受け取ったか

退職代行「モームリ」運営会社に警視庁が家宅捜索 弁護士法違反の疑い 違法に弁護士にあっせんし紹介料受け取ったか(TBS NEWS DIG_Microsoft)

労働者が、自分の口で退職の意思表示ができないことに、
まず驚いていたが、
その退職代行会社が、弁護士に口利きをすることを業として
反復継続していたことに、二重の驚きだ。

私が若い頃、弁護士は待ち弁だった。
難関試験で、人数が少ないこともあったが、
事務所を構えて看板を出してさえいれば、
客が向こうから訪れたものだ。

ただ待っていれば仕事になる…
だから「待ち弁」である。

しかし、今、退職代行業者に口利き(あっせん)してもらわなければ、
弁護士は食っていけない。
資格が食わしてくれる時代は、既に終焉を迎えている。
事務所を持たず、打合せは、ファミレス…という、
携帯電話で商売をする、
「携弁」が台頭して久しい。

自分は何ができるか、何が専門か。
自分の存在を売り込み、クライアントに知らしめなければ、
仕事にならない時代になった。

くわえて、プレゼン力、人間力。
報酬は少しくらい高くても、
この人がそばにいてくれれば、安心していられる。
そうした「付加価値」の部分が、士業でも、
商売には重要になってくるというものである。

そうすると、話の端緒を何処に捉えるか。
話題は、豊富な方が良い。
弁護士や、社労士だからといって、
専門分野の話だけで、人は耳を傾けない。

趣味の話から、政治経済の話、
投資のもうけ話や、芸能界の話。
はたまた、音楽や絵画といった芸術の話。
旅行や、食、ヤクザ映画に代表される裏社会の話まで、
数多くの話題の引き出しから、
適材適所の素材を調理できる料理人が傍にいるのは面白い。

料理人といえば、私が足しげく通う寿司屋の大将は、
まだ40代だが、実に様々なことを知っている。
活きのいい寿司ネタは当然のことながら、
知識のソムリエは、脳の枯渇も満足させる。

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