カラースプレーで花火の「場所取り」

カラースプレーで花火の「場所取り」 こんな自分本位の手法は認められるのか?(弁護士ドットコム)

占有権を勉強するのに、わかり易い記事だと思う。今どきの人は、自分勝手にこうしたことを平然とするのかとびっくりした。
しかし、実際の場面において、自分が花火を見ようとしている場所に、スプレーを吹きかけて場所取りをした人が後からやって来た場合、「占有権が無い」ことを説明して、仲良く一緒に見ることができるのだろうか。

この点については、少々疑問である。いくら法律論を述べたところで、これは相手が法律を理解している人に対してなら効力はあるだろう。しかし、法律を知らない人に対していくら主張したところで、話は平行線のままだろう。「花火大会」という一過性の場面では、極めて期待薄である。口論している間に、楽しいはずの花火大会が終わってしまう。

近年、法律以前の道徳を尊重できない人が多くなり過ぎた。世界の中では、まだ規範意識が高い日本人ではあるが、「権利は主張しても良いが、人に迷惑をかけてはいけない。」という、最低限の道徳を身につけるべく、教育の再生に期待する。

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