エボラ出血熱 医療関係者およそ160人感染、80人以上が死亡(FNN)
西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱は、ウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症、出血熱の一つであるとされている。「エボラ」の名は発病者の出た地域に流れるエボラ川の名を取って命名された。ヒトに感染し、50-80%という死亡率を持つ種類も存在する。致死率が高く、極めて警戒を要する感染症である。
そのエボラ出血熱の死者が、8月18日までに、西アフリカ4カ国で1,350人に達している。こうした現状を救うべく、勇猛果敢な医療従事者だったが海を渡った。しかし、「医療関係者およそ160人感染、80人以上が死亡」…この数字を見るに、敗北を喫した勇者が少なくないことが一目瞭然で、残念な限りだ。
遠く、アフリカでの出来事だが、グローバル化し、人の流動が忙しい世界情勢において、ことアフリカに限定された病と高を括るのは早計である。
私の秘書を務めている職員も、顧問先から、
「社員がアフリカ出張するのですが、エボラウィルスに感染した場合は、労災等はどのような適用があるのでしょうか」
という質問を受けたそうだ。
どうやらその出張先は、同じアフリカでもエボラウィルスのリスクは少なそうな地域のようだが、このような質問が飛び込んでくるように、グローバル化は「現実」そのものである。
遠い異国に住まう私たちは、むやみに恐怖心を持つこともないが、アンテナを高くし、冷静に状況を見守る必要があるといえよう。
