「公立女子大」に行きたい男性

「公立女子大行きたい」男性、出願不受理は違憲と提訴へ(朝日新聞)


この記事を読んで、皆さんはどう感じるのだろうか?
この問題は様々な論点を含んでいる。

幸福追求権
法の下の平等
教育を受ける権利
などなど、様々な角度から考えなければならない。
しかも、大学は、公立である。

おそらくポイントとなりそうなところは、

●この大学の、設立理念の合理性と、その建学精神の今日的意義
●これまでの、(女子校としての)教育実績
●女子校であることの利益と、男子が入れないこと(により、資格取得ができないとする側面)の不利益との比較衡量

といったことになるだろうか。
その他、もろもろの事情を、総合的に勘案して、違憲・合憲の判断がされるのであろう。
仮に、女子校、男子校といった性別による学校の存在自体が、合理的でないということになれば、極端な場合、公立学校の場合には、男女共学校しか合憲とされないことが懸念される。
男子校には男子校の、女子校には女子校の、そして、共学には共学の、それぞれのメリットがあると考える。
教育をする方も、受ける側も、選択肢は広い方が良いと思うのだが、いったい司法はどう判断するのだろうか。

注目に値する事件である。

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