高倉健さん、国民栄誉賞も…政界関係者「受賞する可能性高い」(スポニチ)
今朝のワイドショーは、どの局もこぞって健さんの話題を取り上げていた。
彼は名実ともに、昭和の大スターだった。
朴訥で寡黙な中に、温かい人柄、義理人情を重んじ、そしてさり気ないユーモアが人を魅了してやまない。
数々の映像により、健さんの俳優としての足跡をたどる中で、自分の人生をたどる作業をしていた人も少なくあるまい。
「あの作品の時、自分は何歳だったなぁ・・・」などと考えながら。
私が学生の頃、健さん主演の任侠映画が最盛期だった。
映画に同化し、健さんになりきってしまう人もいた。
私の友人もその一人だった。当時、劇場では二本立てで上映されるのが一般的だったが、彼と一緒に見に行った「網走番外地」も同じだった。
一本目が終わった休憩時、彼は手洗いに立った。
が、その後まもなく、血相を変えて戻ってきた。
私は訳も分からず手を引かれ、逃げるが勝ちとばかりに、這う這うの体で劇場を後にした。
後から聞けば、彼が肩で風を切りながら歩いていたところ、人にぶつかったそうだ。
友人は、健さん気取りにいきがって「気をつけろい!」と相手をどやしつけたころ、運悪くこれが本物の「ヤクザ」だったということだ。
…あの時の彼は、今、何をしているだろうか?
昭和を代表する健さんを失った国民は、私を含めて深い悲しみに沈んでいる。
暫く昭和の喪失感から抜け出せないのではないだろうか…。
健さん、あなたの存在感は、余りに大きかった。心よりご冥福を祈る。
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