「法政大学とその付属校で学び働く皆さんへ」
「皆さんに、たいへん悲しいお知らせをしなければなりません。」
という言葉から始まる、法政大学総長田中優子氏のメッセージである。
ISIL(「イスラム国」)の凶刃の犠牲となった、法政大学卒業生である後藤健二氏へ哀悼の意を述べ、全学の学生・生徒・教職員にこの問題を「自らの課題と捉え」るよう、田中総長は求めている。
ジャーナリストとして紛争地域に身を晒し、弱者や子どもたちに温かい視線を注いでいたという後藤氏。
彼のような行動派ジャーナリストがいるからこそ、我々は貴重な情報を得ることができた。
社会で活躍する貴重な人材を送り出した母校のトップが、その卒業生のあまりにも酷く、悲惨な結末について語ることはどれほど辛いことだったろうか。
田中総長は「この問題の本当の意味での「解決」とは何か」を全学の問題として考えていきたいと語っている。
法政大学やその付属校に現在学ぶ人達は、後藤氏のような先輩を持ったことを誇りに、総長のメッセージを真摯に受け止め、考えてほしい。
いや、法政大学で学び働く人達だけでなく、日本中の人々がこの問題の「解決」について考えてもらいたい。
人の使命の一つは、「世代を超えて情報を伝えること」だと思う。
良き出来事も、悪しき出来事も、それらを情報として次世代に伝えることで、後の世をより良い社会にしていく材料とできるはずだ。
今は完全には実現できていない「平和」も、いつの日かこの地球上に達成できる日が来る。
後藤氏のようなジャーナリストは、そう信じて危険な地で情報収集にあたり、命懸けでメッセージを発信してきたはずだ。
困っているもの、弱いものに目を向けてほしい、できることはあるはずだ、と。
我々は、後藤氏のことを忘れず、この問題の本当の意味の「解決」を考えていきたい。
我々の世代で答えが出なければ、次世代、そのまた次の世代へと引き継いででも、答えを出そう。
それが真の「テロとの戦い」だと思う。
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