片山被告に懲役8年

片山被告に懲役8年、遠隔操作ウイルス事件(産経新聞)

片山被告が起訴事実を全面的に認めての実刑判決である。
有罪という結論自体は当然のことだが、4人もの人が誤認逮捕という重大な人権侵害を受けることになったこの事件の責任としては、量刑が軽すぎるだろう。
捜査機関側にも問題があったにせよ、片山被告の行為がなければ、市井に生きる人が、いきなり被疑者となって取調べを受けるという耐え難い苦痛と恥辱を味わうことはなかったはずだ。
誤認逮捕の被害にあった方々の一人は片山被告の公判に承認として出廷し、「一生刑務所に入っていてほしい」と激しい処罰感情を見せたという。
その気持ちはよく分かる。
「量刑相場」や被告の更生に配慮したという事情、さらにはこの種の犯罪に対して現行法の予定している刑罰自体が軽すぎるという事情などもあるのだろうが、刑罰の基本は応報であることを忘れてはならない。
「懲役8年」が片山被告の犯した罪に相応する報いと言えるだろうか。
国民の法感情、被害者の処罰感情から乖離した量刑では、国民は納得せず、法への信頼は低下してしまう。
インターネットを利用して人を不幸に陥れる輩に対しては、司法は厳罰をもって臨んでほしいと思う。

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