ヨルダン、女死刑囚の死刑執行

ヨルダン当局、女死刑囚の死刑執行(産経新聞)

ヨルダン軍パイロットが生きたまま殺害されたことに対する報復措置であるという。

ISIL(「イスラム国」)の活動に対し、有志連合の一因であるヨルダンが空爆を行い、捕虜となったパイロットが殺害されたことを受けて、ISILの前身組織のメンバーであった女死刑囚の死刑を執行…。

一連の流れは、まさしく「報復の連鎖」である。

だが、この女死刑囚の死刑執行自体は、許されざる自爆テロ行為に対する刑の執行であり正当なものといえよう。
また、PC遠隔操作事件の片山被告に関する記事でも触れたが、ヨルダン国民の法感情、ヨルダン軍パイロットの遺族の処罰感情に対して、死刑執行をもって対応しなければ、ヨルダン政府に対する信頼が失われる危機にあったのだろう。

ただ、

イスラム国がパイロット殺害映像、ヨルダン軍「大規模報復」へ(ロイター)

という記事もある。

「大規模報復」が何を意味するかわからないが、ヨルダン側が感情の奔流を抑えきれなくなってしまうことが怖い。
人間は感情を有する存在である以上、理性的な行動ばかりではいられない面もあるが、ヨルダン政府は理性をもって感情の暴発を防いでほしい。

元をただせば、すべての出発点は「テロリズム」にある。

テロリストは自らの行動を、欧米の帝国主義への抵抗など、様々な理屈で正当化するかもしれないが、
無辜の市民に対する自爆テロ行為や人質をとって要求を突きつけた挙句に人質を殺害する行為などは絶対に許されない。

すぐに解決策が見つかる問題ではないが、報復の連鎖の出発点となるテロを何とかして防がなくてはならない。

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