サッカーボール判決の影響

サッカーボール訴訟 子育てから認知症介護まで…判決の影響大きく(産経新聞)

この事件については、何度かこのブログでも触れたが、
裁判は、常識であってほしい。
法的安定性の見地から、事案ごとにコロコロ判断を変えられても困るが、
少なくとも常識で誰もが納得できる、
あるいは納得するのが妥当と思われる範囲で判断を示してほしい。
この事件における最高裁の判断は、単にこの事件だけに限られず、
これまでその判断に少なからずの疑問を抱かれていた事件にまで、
敷衍しそうなところが興味深い。
危険負担を誰が負うのか…
今、法の制定時には想定されなかった、多種多様な場面で裁判上争われることが多くなった。
痴ほう症の老人などが徘徊のうえ相手方に損害を与えてしまった場合、
誰に損害賠償の責任があるのか?
(電車の踏切内での事故、うつ病患者の飛び込み自己など)
代理母の産んだ子は誰の子か?その子供の国籍はどうするのか?
DV夫から逃れた女性が、新たなパートナーとの間に産んだ子供の、DV夫との連絡を取りたくないが故の、無戸籍問題をどうするのか?
法は厳格でなければならないことは言うまでもないが、
勿論、全能ではない。
科学の進歩を始め、法制定時に想定されていなかった紛争が生じた場合、裁判所はどう対処するのか。
それが裁判官の腕の見せ所であり、正義の具体化であり、

いずれにしても、誰もが腑に落ちるような、
常識的なところに結論が落ち着く判断を望むものである。

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