冬の富士山は、雪化粧をして美しい。
凛と澄んだ、空気の冬寒に、
霊峰は、誰の目も魅了してやまない。
東海道新幹線を利用する際、
必ず富士山側のシートを予約する。
どうせなら、行き帰りに、富士山を目に収めたい。
遠くで見れば美しい富士山も、
実際に登ると、その山の、その険しさに閉口する。
石は、ゴツゴツしており、なかなか前へ進めない。
一所懸命登るものの、なかなか美しい景色は開けてこない。
標高が高くなってくると、木々もなくなり、実に殺風景だ。
何度も途中で、前に進むのをやめたくなる。
人生の「上り坂」に似ている。
富士山は、遠くから眺めるものかもしれない。
しかし、意を決して前に進めなければ、頂上にたどり着けない。
絶景と評される御来光や、下界を望むことはできない。
つらつらとそんなことを考えていたら、
「ふるさとは遠きにありて思ふもの…」(室生犀星)
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」(石川啄木)
そんな詩歌が、浮かんできた。
富士山にあこがれて、上るも、眺めるも、
その人の心ひとつである。
富士山は、日本人の心、
日本人の故郷である。
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