石丸伸二氏の敗訴確定 安芸高田市長選ポスター巡り、支払い命令

石丸伸二氏の敗訴確定 安芸高田市長選ポスター巡り、支払い命令(毎日新聞)

56人の立候補者、過激なポスター、掲示板の貼付場所の占拠など、
これまでとは異なったことで話題を集めた。

結果、東京都知事選は、現職圧勝で幕を閉じた。
そこに、すい星のごとく登場したのが石丸氏である。
あっという間に全国区になった。
若さ、経歴、YouTubeを駆使する新しい時代の選挙に、
多くの若者が支持をしていたようである。
今後も様々な方面に登場するだろう。

しかし、人の前に立つ人には品位が必要だ。
異なる自治体の長の選挙戦に出るため、
任期途中で、現職を手放すこと。
ポスター代金の支払いを巡り、最高裁まで争うこと。
こうした側面を有権者がどう捉えるか。
政治には継続性が必要であり、
人格には「徳」が求められる。
何もしない長老政治に、風穴を開けることはある意味爽快だが、
かき回しただけで、最後まで責任を持たないのはいかがなものか。

他方、3期目の小池都政も、波乱含みの船出である。
刑事告発された学歴詐称疑惑はどう決着がつくのか。
石丸氏のように、最高裁まで上告すれば、
あっという間に4年の任期が過ぎるだろう。

75歳になる次の選挙戦に出馬しなければ、
大した話題にもならないかもしれない。
3期12年も、民意に沿って、大過なく都知事が務められるのであれば、
カイロ大学を出たか出ないかということは、あまり重要な問題ではないように感じる。
しかし、真実、小池氏が公職選挙法に違反する
学歴詐称をしたのであれば、
ザル法は世間の信頼を損なったことになる。
出馬の際の要件が厳しくなるかもしれない。

選挙戦当初、小池氏と蓮舫氏の一騎打ちと目されていたが、
ふたを開けると、なんのその、
その間を割って出た石丸氏の存在が、大きくクローズアップされた。
常に強気の蓮舫氏の涙は、彼女の今後の政治活動に、どう影響していくのか。
ここからが正念場だ。

56人の候補者は、すべからく帯に短し、たすきに長し…といった感が否めない。
情報過多の時代、候補者の都合の良い情報だけ流すことは難しくなった。
人間は、良い部分だけはない。
弱いところ、悪いところ、すべてを含めて個を形作る。

よって、人物はトータルで判断しなければならない。
有権者には、清濁併せ呑む度量が求められる。
真贋を見極め、「徳」の部分のプラスマイナスで、
プラスの部分が、より勝る人物に、政の長を任せたい。

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