乾いた銃声が響きしゃがみ込むトランプ氏、立ち上がり右耳とほほに鮮血…取材中の記者が遭遇

乾いた銃声が響きしゃがみ込むトランプ氏、立ち上がり右耳とほほに鮮血…取材中の記者が遭遇(読売新聞オンライン)

銃の国の、大統領選挙の前哨戦で、トランプ氏が狙撃された。
2年前の元安倍総理の事件が彷彿とされた。
方や、銃の使用が一定条件化で認められた国、
他方、銃の使用が禁止されていた国での暗殺事件。

銃規制の有無にはそれほど関係なく、
犯罪を起こす人の思い入れの強さと、
偶然により事件は防ぐことができないのかもしれない。

ターゲットとなった人物については、
明かに、「運」、「不運」が、生存を分ける。
右耳が貫通したトランプ氏は、
ほんの少し、銃弾の軌跡がずれていれば、
その時、命を落としていたかもしれない。
こうした観点に立てば、
単なる「運」、「不運」の問題でしかない。

それにしてもトランプ氏は絵になる。
こうした、生死を決する境目にあっても、
銃弾が貫通した耳は半端なく痛いだろうに、
何度も何度も、大きくこぶしを突き上げて、
強い自分を誇示する。

映像で、このショットを目の当たりにした国民は、
トランプ氏からの強いメッセージを受け取ったに違いない。
狙撃により、耳を貫通されたにもかかわらず、
複数のSPに体を支えられながら、それでも
何度もこぶしを振り上げる映像は、
不屈の精神、強いアメリカの象徴
脳裏から離れない。

他方、ヨタヨタと、演説の場所に到達し、
重要人物の名前を言い誤る候補者とは、明らかに一線を画すに違いない。

その実像は別として、
不死身の男、力強さ、頼れる指導者としてのトランプ氏、
今回の狙撃は期せずして、このイメージが鮮明になった出来事と思える。
突飛のアクシデントにも動じないトランプ氏の意志は、
政治にそれほど関心がない、浮遊層を確実に取り込んだ。

今回の、トランプ氏の命がけのメッセージが、
この国の行く末を、世界の行く末を
形作った瞬間だったように思えてならない。

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