【独自】まるで“車の墓場”…公道に100台以上の「路駐車」が放置 タイヤ盗まれ中に大量の粗大ゴミも 多くが「営業ナンバー」の理由とは? 東京・江東区

【独自】まるで“車の墓場”…公道に100台以上の「路駐車」が放置 タイヤ盗まれ中に大量の粗大ゴミも 多くが「営業ナンバー」の理由とは? 東京・江東区(FNNプライムオンライン)

公道が、不要になった車の廃棄場所であってはならない。
誰かが、軽い気持ちか、廃棄手続きを免れるために放置する。
人がやっているのだからと、真似る者が出る。
大勢の人がやっているのだから自分もと、追随する…。

その結果が現状なのであろう。
行政は何をしているのだろうか?
江東区にゆかりのある人間として、残念な限りだ。

昨日も、会食で顧問先の相談役と話したばかりだが、
まさに「割れ窓理論」である。

割れ窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、
凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論とされる。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、
誰も注意を払っていないという象徴になり、
やがて他の窓もまもなく全て壊される」
との考え方からこの名がある。

ニューヨーク市の例が象徴的だ。
同市は1980年代から
アメリカ有数の犯罪多発都市となっていたが、
1994年に検事出身のルドルフ・ジュリアーニが
治安回復を公約に市長に当選すると
この理論を応用しての治安対策に乗り出した。

落書き、未成年者の喫煙、無賃乗車、万引き、
花火、爆竹、騒音、違法駐車など軽犯罪の徹底的な取り締まり
ジェイウォーク(歩行者の交通違反)やタクシーの交通違反、
飲酒運転の厳罰化、路上屋台、ポルノショップの締め出し
ホームレスを路上から排除し、保護施設に強制収容して労働を強制する
などの施策を行ったとされる。

徹底した治安の維持が、
健全な街を形作ることを実証した好例である。

粗大ごみの撤去には、金がかかり、人手もいる。
小さいうちに芽を摘まないと、
これだけ大量の粗大ごみを集める結果になる。
当然のことながら、解決にも時間がかかる。

誰が主動するのか。
地方自治体か、警察か、住民か…。
皆がやらない、誰かがするだろうと考えていると、初動が遅れる。
しかし、いずれはしなくてはならない。

「今やらねばいつできる。わしがやらねば誰がやる」

明治から昭和にかけて活躍した、彫刻家、
平櫛田中の言葉が思い浮かぶ。

人任せにせず、誰もが自ら率先したら、
景観がよく、治安のよい町に住む、心地よさを味わうことができるだろう。

これは、粗大ごみに限らない。
家庭でも、仕事でも、地域でも、すべての場面で求められる資質である。

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