カキの木にとどまっていたクマ駆除 近くにいた子グマも 仙台(東北放送)
昼のテレビで、このクマに対して麻酔銃を撃つところから、
罠に繋がった左前脚だけで、
木の上からぶら下がった状態になるまでの現場が
ライブ中継されていた。
現場の張りつめた空気が画面を通して伝わる。
午前6時ころの通報を受け、
6時間程度の膠着状態が続いた後の顛末だ。
住民の方のみならず近所の方を含め、
落ち着かない時間だったろう。
「住宅の敷地内に踏み入ってはならない」といったところで
熊には理解できるはずもない。
腹が減る。食べ物を探す。ようやく見つけた。
それが、人の住む家の敷地内だったということに過ぎない。
今年の、街への出没頻度は通常ではない。
被害に遭われた方の数も尋常ではない。
何がどうしてそうなったのか…検証も大切だが、
喫緊の課題は、人間の生活圏内にクマを立ち入らせないことだ。
追い払って何とかなるものならば、そうしたいのはやまやまだ。
しかし、山に返せば、また出没するのであれば、
山のエサの量を勘案して、
適正な数にまで、個体調整をせざるを得ないのは自明の理だ。
確かに、動物愛護の観点から、駆除は極力避けたい。
大捕物の映像でも、木の上のクマは、
必死で生き延びようともがいていた。
ただ、餌をさがしてたどり着いただけなのに…
熊の偽らざる言葉が聞こえてきそうだ。
しかし、人の身体、生命、財産を脅かす害獣は、
かわいそうでも、駆除に値する。
熊の目撃情報のたびに、
駆除編成チームが組まれ出動しなければならない方々の
ご苦労も忘れてはならない。
猟友会が、警察が、自衛隊が参加して命がけのミッションだ。
麻酔のための、吹き矢ができる人も限られているという。
一日も早く、異常な状態が収束に向かうことを願う。
