上司がパワハラ、市職員自殺 石川・能美、「残業三兄弟」発言

上司がパワハラ、市職員自殺 石川・能美、「残業三兄弟」発言(共同通信)

記事の内容をピックアップして問題点を探ってみよう。

「市や市が設置した第三者委員会がまとめた報告書によると、
亡くなった職員は総務部所属だった。
上司は亡くなる前、職員を別の職員と合わせて「残業三兄弟」と呼んだほか、
課員全員に事前申請のない時間外勤務の実績申請を受け付けないと伝えるなどした。

 職員が残した遺書には
「『非効率的な仕事は改善しろ、それは時間外業務とは認めない』と指示され、
時間外申請が非常にしづらい環境」
「急に仕事を指示してくるのに上司基準で少しでも遅いと
『遅いので代わりにやりました』と責めてくる」
「日ごろから嫌みを言ってくる」といった記述があった。」

「上司は亡くなる前、職員を別の職員と合わせて「残業三兄弟」と呼んだ」
 → 仕事が遅いことから揶揄している。
   複数人を対象としていることから、自殺した職員をことさらターゲットにしているものではない。

「課員全員に事前申請のない時間外勤務の実績申請を受け付けないと伝える」
 → 原則として、これは労務管理上必要な事前申請なので、ハラスメントに当たらないものと思料する

『非効率的な仕事は改善しろ、それは時間外業務とは認めない』と指示
 → 上記と同じ

「急に仕事を指示してくるのに上司基準で少しでも遅いと
『遅いので代わりにやりました』と責めてくる」

 → 急仕事は、恣意的ないじめなのか、それとも、必要性、重要性、緊急性に照らし、必要不可欠な命令かが、これだけでは判断できない。

上司基準で少しでも遅いと『遅いので代わりにやりました』と責めてくる
 → 被害者側の弁であり、実際がどうだったのか気になるくだり。

「日ごろから嫌みを言ってくる」
 → 程度と質の問題であり、被害者にならないようにメンタルを鍛えてほしい部分だ。

第三者委員会などの報告は、腑に落ちない感がある。
大切な命が絶たれたことは重大な案件であるには違いないが、
ハラスメントと職務命令のすみわけが、
今一つはっきりしない内容だと言わざるを得ない。

企業が、集団が、
共働して成果を上げていくことに、
秩序を外して語れない。

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