「イスラム国」

「イスラム国」支持組織がフランス人を拘束(日本テレビ系)

黒装束に身を包み、銃を携え覆面をした人に囲まれた、人質の物々しい映像を見るたびに背筋が凍りつく。何の権利があって、このような人権侵害を行うのか・・と。人質には祖国があり、家族がおり、友達がいる。そして何より、人質のその後の人生がある。イスラム国は、自らの主張を押し通すために、何の罪もない一般人の命を盾に取り、いとも簡単に奪い取る。

だから欧米諸国の人々は仕事でも、旅行でも、武装集団が出没しそうな場所は物理的に避けるしかない。なぜなら、会話が成立しない相手に対して、「君たちは野蛮だ」と言ったところで何ら有効な解決策にはなり得ないからだ。

世界の警察だったアメリカの国力が弱体化したため、世界のあちこちでバランスが崩れ、ひずみが生じている。国際社会における概ねの平和(あくまで、安保の傘の下にあった憲法9条下の日本での感覚だが)が、怪しくなっている。平和ボケしていたと言われればそれまでだが、今後、国際社会はどうなっていくのだろうかとの漠然とした不安が重苦しく広がる。只今、全世界的にカオスの真っただ中である。

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