Posted on 2024年10月17日
by 河野順一
選挙
衆議院選挙が告示された。
昨日、我が家でも既に投票用紙が送達された。
石破内閣の政権発足前に決まった今回の選挙戦。
野党は「裏金問題」を追及するが、それを争点にしてはならない。
重要なのは今後展開する「政策」だ。
経済が疲弊している。
国民の生活がひっ迫している。
高齢者の介護問題、少子化の弊害。
世界各地で勃発している、戦争を含めた外交も頭が痛い。
頻繁に領空・領海を侵犯されても
「遺憾」とだけ述べる政府の姿勢そのものが「いかん」だろう。
地球温暖化による、災害の多発、被災者の救済も喫緊だ。
「裏金問題」は、既に過去のことであり、
政治家の私腹を肥やす仕組みを断ち切ればいいだけのことだ。
目を向けるべきは、他である。
税金を減らす、福祉を向上させる。
教育を無償化する。生活困窮者に一時金を交付する。
国民にとっては有難い施策だが、財源をどうする。
どこから持ってくる。
消費税法
「第1条(目的)
2 消費税の収入については、
地方交付税法(昭和二十五年法律第二百十一号)
に定めるところによるほか、
毎年度、制度として確立された年金、
医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための
施策に要する経費に充てるものとする。」
とあり、導入時に反発する国民に対して、
「福祉目的税」としたはずが、
税率を上げても上げても、
ざるに入れた水のように資金が枯渇している現状をどうとらえるか。
財務状況は、正しく開示されているのか。
政府の都合に合わせ、情報操作されていないか。
国民である私たちも、
「国や行政がしていることだから正しい」
との妄信は、そろそろやめなければならない。
冤罪事件が横行している。
県知事がパワハラについて誤った認識を持つ。
行政指導(たとえば「是正勧告」)を、
強制力があると誤った認識で命令する。
党首討論などを聞くと、
どの政党も「帯に短し、たすきに長し」の感がぬぐえない。
ここに国政を委ねたいと思う魅力に欠けるが、それでも、
より、自身のスタンスに近い代表を選ばなければならないと思う。
まずは歴史において、先人が苦労して勝ち得た「選挙権」を
未来のために、行使しなければならない。
清き一票を…。