湾岸タワマン30階を購入も「夏の高層階は地獄です」5年間かけて分かった“大誤算”【1級建築士は見た】
近年、都市部では集合住宅が増えているように思う。
都心のマンションは価格が上昇し、庶民には手が出にくくなっている。
駅チカなどの立地、眺望、戸建ての様な定期的なメンテナンス、
庭の手入れが不要なマンションは、若者に人気という。
特に、眺望がすばらしい高層マンションは、
上の階に行くほど価格が高くなる傾向がある。
しかし、私はと言うと、間違いなく地ベタ派だ。
そもそも、高所恐怖症なので、眼下の眺望を楽しむ余裕がない。
エレベーターがすぐ来ないのにイライラする。
通勤通学時間帯はなおさら混む。
長時間の停電があった場合を考えると、30階までの階段は想像を絶する。
買い物の荷物を運ぶのに、駐車場から部屋が遠いのは非常に不便だ。
地震の際には低周波振動の影響を受ける。
都心など、特に、外国人が投資目的で所有するという。
無許可の民泊が横行し、騒音、ごみ等、
社会問題化している場所もある。
そして何より嫌いなのが、区分所有権だ。
自分のところが被害が無くても、同じ建物の他の場所に
大規模修繕が必要な場合は、
否応なく、等しく出費が必要とされる。
阪神大震災のとき、大きな問題に発展した。
それに加えて、近時の温暖化によるヒートアイランド現象はいただけない。
高い買い物をして、この先、温暖化が収まる気配もなく、問題は存続しそうだ。
やはり、地に足がついている戸建てを超えるものはないと思う。


