Archive for 1月 2025

宿の取り方

最近、インバウンドの客が増え、
何処の観光地に行っても、外国人だらけであり、
自分はどこの国に来たのだろうかと錯覚することが多い。

宿の値段も、以前から比べると法外な値が付いている。
それでも、円安の今、彼らはお構いなしに財布のひもを緩める。

だからと言って、自国の民が国内旅行を楽しめないのは承服できない。
私たちは、なるべく格安に、旅を楽しむ工夫をする。

そこで気づいたこと。

宿泊先は、旅行サイトと、その施設の公式HPを比較すること。
ベストレートはどちらかというと、公式HPであることが多い。
しかし、旅行サイト(私は「じゃらん」を使うことが多い。)では、
ポイント還元や、直前割等のセールを行うことがあるため
めんどうだが、両者を比較をすることをお勧めする。
ちなみに、旅行サイトの表記のされ方は、全体が統一されているので、
チェックするのに、見慣れている分、時短ができる。

流れとしては、見慣れた旅行サイトで、行きたいところ、
予定の日を検索したうえで、公式HPを訪問する。
公式HPのほうが、写真が多く掲載されており、
紹介されている部屋の種類も、旅行サイトより多いことがある。

そこで、本命の部屋とプランを決め、旅行サイトと比較する。
ただし、交通手段をサイトに頼る場合はこの限りではない。
(あくまで、宿の比較を考えているのであしからず。)

当然のことだが、平日に宿をとったほうが安いし、取りやすい。
予定を立てて、数か月前から予約するのも安い。

ちなみに、なぜ、
宿の公式HPがベストレートかのからくりは、
旅行サイトから予約・宿泊がされると、
旅行代金の2割程度を広告料として
宿側から旅行サイトに支払う仕組みがあるから、
直接宿に予約を入れると、その分、安くできるということらしい。
この辺のからくりは、稲取の宿「食べるお宿浜の湯」の社長が、その著書に記している。

「食べるお宿浜の湯 おもてなしの神髄」鈴木 良成 (著)

あと、大切なこと。
悪い評価の口コミを重要視すること。
そうした自体があったとしても、
「泊まりたい」が勝った宿にすることをお勧めする。

旅行をする際、どうすれば賢く費用対効果をあげられるか、
考えながら旅を楽しむのも、脳の活性につながる。
旅は、準備をする段階から、からすでに始まっている。

「憲法」には、色がある

白・黒・赤・青・黄・緑・茶…
色には様々な種類がある。

憲法・民法・刑法・行政法…
法律も様々だ。

「憲法色」というのがあるのはご存じだろうか?

憲法色とは、赤みがかった黄みの暗い黒茶色のことをいう。
江戸初期の兵法家・剣客の
「吉岡憲法」が考案したとされる黒茶染の色である。
憲法色のカラーコードは「#543f32」だそうだ。

憲法色

人の名が由来の色であり、
特段、「憲法典の色」というわけではない。

面白いことに、六法全書のカバーに、
この色が用いられているものがあるではないか。

落ち着いた、威厳のある、和の心を感じる色。
憲法を色に例えると、まさに「憲法色」になる。

LA山火事、SNSに陰謀論 マスク氏同調、中傷も

LA山火事、SNSに陰謀論 マスク氏同調、中傷も(時事通信)

火事は怖い。
乾燥した冬、ちょっとしたことが原因で大きな火災になる。
特に深夜の時間帯は、逃げ遅れて命を落とす危険もある。
自分は勿論のこと、地域で失火を出さないよう心しなければならない。

今、LA山火事の延焼が止まらない。
強風にあおられ、多くの家が燃えていく。
人々は、時の成り行きを見守るしかない。

そのような時、デマや、誹謗中傷がされることは少なくないが、
人の不幸にかこつけて、ギャラリーは好き勝手を言ってはならない。
何が真実で、何がフェイクかわからない。
鵜呑みに人を信じてはダメだ。
同様に政府も信じてはダメだ。

自分の目で見て、自分の耳で聞いて、
自分の頭で総合判断しなければならない。

実に世知辛い世の中になつた。

中国に巨大「豚ビル」 26階建ての養豚場「食いぶちは自分で保て」

中国に巨大「豚ビル」 26階建ての養豚場「食いぶちは自分で保て」 (FUJI INFOMATION)

「豚ビル」は、豚肉の製造工場だ。
何もかもが機械化され、国内における豚肉の安定供給ができるという。
中華料理には、豚肉が欠かせない。
すべての中国国民の胃袋を満たすためには、
莫大な量の豚肉を必要とする。

莫大な量の豚肉を生産するには、その飼料も莫大な量だ。
それらを、国内ですべてをまかなえれば問題ないが、
次期アメリカ大統領、トランプ氏の返り咲きは
飼料の多くを、アメリカからの輸入に頼っている現状を大きく脅かす。

そこで、中国では、
豚の飼料となる穀物の、遺伝子組み換えの栽培を急ピッチで許可しているという。
遺伝子組み換えの飼料を与えられた豚が、食肉になった場合、
それを食した人間に、どのような影響を及ぼすのか、
十分な実験ができていないという。

しかし、高額関税の回避策として、国防レベルで
中国は遺伝子組み換えをしつつ、食物受給率を上げているという。

こうしたニュースを聞き、平和な国、日本に思いを馳せないだろうか。
元SMAPメンバーの不祥事に国が揺れているが、
もっと報じなければならない重大な問題があるだろう。

我が国の周辺は、一触即発である。
鎖国の時のように、わが国だけで解決を図れない、危うさがある。

その時、我が国の食物受給率の低さは、何を導くのか。
憂国である。

今、世界が安閑としていられない。

【東電OL殺人事件】“冤罪で15年服役”ゴビンダさんは「補償金6800万円」を使い切っていた 「仕事はしていない」「日本政府にサポートしてほしい」

【東電OL殺人事件】“冤罪で15年服役”ゴビンダさんは「補償金6800万円」を使い切っていた 「仕事はしていない」「日本政府にサポートしてほしい」(デイリー新潮)

今は昔の事件である。
当時は、エリートOLが売春し、
その客に殺害されたとして大きく報道された。

しかし、その犯人は冤罪だった…
15年の服役を経て、母国に帰った。
失われた時間は、戻らないまでも、
補償金も支払われ、国に帰れたのは、とりあえずよかった。
…といったイメージで捉えていた。

本来、冤罪はあってはならない。
しかし現実に起きてしまったら、
その損害は、原状回復できない限り、
金銭による賠償が最も一般的である。

ゴビンダさんは、まさにその典型だった。
日本政府が支払った額は約6800万円。
当時のネパールの平均年収の1000倍以上に相当するという。

しかし現在、彼はその補償金を使い果たし、
「日本政府にサポートしてほしい」と主張しているようだ。

分不相応な金が入ると、後先を考えずに浪費してしまう人は多い。
俗にいうところの「あぶく銭」だ。
金の使い方を考えない人に、いくら金を与えても、
ゴビンダさんと同じ末路をたどる。

人生の、最も活動できる輝かして時期に、
冤罪という、
日本政府の過ちで、二度と戻らない大切な時間を、
喪失せざるを得なかった事実は、確かに申し訳ないと思う。
しかし、多額の補償金を湯水のように使えば、
いずれは枯渇する。
そうした思慮分別を学ぶ機会を奪ったことに対して、
日本政府が新たな補償金を積むのは話が別だ
補償金は、日本国民の血税である。

時は金なり。
金は、お足ともいう。

金は心して管理しないと、お足でどんどん逃げてゆく。
太宰治ではないが、「斜陽」である。
それは、放蕩した人間の、負わなければならない悲しき末路だ。

2025年4月(予定)「就業規則セミナーが変わる」

昨年末も、多くの方に、
私の就業規則セミナーへご参加いただいた。
知識が、生きた知恵に代わるとき、
顧問先に喜ばれる就業規則になる。

残念ながら、社会保険労務士の受験科目だけで
労務トラブルを解決しようとしても限界がある。

法は、憲法を頂点とした体系である。
労働基準法は、その一部に過ぎない。

人間の体を考えてみよう。
頭から足の先まで、全体がAさんなのであって、
頭だけが、胴体だけが、Aさんではない。
それは、Aさんの一部であって、Aさんではない。

よくセミナーでも、就業規則を体に例える。
体の6割が労働基準法で、残りの4割は民法だと。
そこで、休業手当を考えてみたい。

休業手当とは、
会社側の都合(使用者の責に帰すべき事由)により、
労働者を休ませた場合に支払わなければならない、
平均賃金の6割以上の額の手当のことだ(労基法26条)。

では、会社は労基法の労基法26条を守り、
平均賃金の6割支払えば、残りの4割を支払わなくてもいいのか?

そこからが民事の話なのだ。
この場合、
本来、労働者が請求すれば
10割の支払いが必要なのは、
民法536条第2項の定めによる。
危険負担の問題である。

では、労働者がその部分を請求しなければ、
6割のままでよいのか?
…ということになる。

こうした話は、社労士の受験では教えてくれない。

だから、実務を行う上で、
民法を学ばなければならないということになるのだ。

だから、私の就業規則セミナーを受講していただきたい。
休業手当の話題は、ほんの一例である。

この4月、大幅に切り口を変えて、
立体的、総体的に、バージョンアップした内容で臨む。
乞うご期待。

(予告動画)

戦場でロシア兵を「射殺」する、北朝鮮軍の混乱と腐敗

戦場でロシア兵を「射殺」する、北朝鮮軍の混乱と腐敗(デイリーNKジャパン編集長)

惨劇は、容易に想像できる。
誰のための何の戦争なのか。
義勇兵ならいざ知らず、頭数を合わせるための兵隊は、
命乞いをするのは当たり前だろう。

そもそも、必要な戦争があるのか。
自国の防衛のための武力行使なら理解できるが、
他国を侵略するための戦争は論外だ。

国内で、強盗や殺人が厳しく罰せられるのに、
相手が、外国なら許容されるというロジックが解せない。

命は人のみならず、生きとし生けるものすべてが宝である。
その宝が、恣意的な独裁国家の為政者のために
虫けらのように粗末な扱いを受ける。

アメリカの次期大統領と、その高官たちの顔ぶれを見ると、
今後の、世界の混迷が懸念される。
その時、我が国はどうなるのか?
台湾有事にかこつけ、日本は中国の植民地になるのか?
北朝鮮の、核の脅威に屈服するのか。
それとも、北方領土の延長上で、
不凍港を求めるロシアのウクライナの次なる餌食になるのか。

不安材料は後を絶たない。
現政権も、野党を含めた政治家も、実に線が細く、頼りない。
裏金問題はもういい。
眼を外に向けよ。脅威はすぐそこまで迫っている。

「日本人が奴隷にならないために―絶対に知らなくてはならない言葉と知識」

という書籍をご存じか。

同じ著者に、
「日本が世界地図から消える前に 最悪の時代を生き抜くための社会学」
「ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへOUTBREAK(アウトブレイク) 17歳から始める反抗するための社会学」
という世紀末を彷彿とするタイトルが並ぶ。

国民が脅威を認識していなければならない。
単なる杞憂で終わるには、あまりにリアルすぎる。
おそらく第二次世界大戦の開戦前夜も、
このような状態だったのではなかろうか。

今、世界で起きていること、日本の立ち位置、
そうした現実を、私たちは喫緊に覚知しなければならない。

箱根連覇の青学大V旅行は…ベネチア?ハワイ?国内外6候補 原晋監督「今季もプレゼント」4年生選手&スタッフ12人に

箱根連覇の青学大V旅行は…ベネチア?ハワイ?国内外6候補 原晋監督「今季もプレゼント」4年生選手&スタッフ12人に(スポーツ報知)

楽しい悩みである。
4年間、練習に明け暮れ、最後の学年で箱根優勝。
それ功績をたたえ、
監督のビッグプレゼントは、
後輩達の強力なモチベーションアップにつながる。
何処へ行こうか、何をしようか。
旅行は、あれこれと、
計画を立てているときが楽しいかもしれない。

海外、国内の高級旅館が候補に挙がっているというが、
箱根は入っていないとのこと。

箱根もいいところがたくさんあるが、
彼らにとっての聖地は、娯楽と一線を画した、
崇高な場所なのかもしれない。

とにかく思う存分、羽を伸ばしてきてほしい。

受験予備校「ニチガク」が教室を閉鎖、債務整理へ 共通テスト直前

受験予備校「ニチガク」が教室を閉鎖、債務整理へ 共通テスト直前(毎日新聞)

「朝予備校に行ったら破産してたんだけど」
受験生の気持ちを考えると忍びないものがある。
40年の実績が泣く。
会社の社会的責任は重い。

沖縄の、成人式の着物レンタルも物議をかもした。
あの問題もどうなったのだろう。

一生に一度のタイミングで、債務不履行が行われると、
メンタルの立て直しが最大の課題だ。
本来の目標に向けて、
ラストスパートをかけなければならない時期に、
企業の都合で、大きな壁にぶつかることになる。

当人では、如何ともしがたい状況でも
これまでの自身の努力を信じて受験に臨むしかない。
選んだ予備校が悪かった…で済めばいいが、
普通のメンタルだと軌道修正に難航するだろう。

しかし、人生とはそんなものである。
一寸先は闇。
それでも、どんな状況でも、
人は、歩みを止めることはできない。
この学校に通う受験生は、違った意味で受験より先に人生の試練にぶつかった。

負けるな!ハガネの精神でぶつかれ!

「やせ蛙まけるな一茶これにあり」
の句が浮かぶ。
これは、小林一茶の有名な句である。
カエルのオス同士が一匹のメスを巡ってお互いを押しのけ合うのを見物し、
弱いやせガエルを応援して作ったものだそうだ。
弱い者への哀れみを詠んだとされているが、
52歳まで結婚できなかった自らの不遇をや
せガエルに重ねていたとも言われている。

小林一茶の人生は、
絵にかいたような不幸の連続だったが、俳諧師として成功をおさめ、今に名を残す。

「幼い頃に母を失った一茶は、父が再婚した継母との関係が悪く、不幸な少年時代を過ごす。」
くわえて、
「俳諧師として全国的に名が知られるようになった一茶は、
51歳にして北信濃に多くの門人を抱えた俳諧師匠となり、
父の遺産も相続して待望の生活の安定を得ることが出来た。
52歳にして結婚を果たしたが、
初婚の妻との間の4人の子どもは全て夭折し、
妻にも先立たれた。再婚相手との結婚生活は早々に破綻し、
身体的には中風の発作を繰り返し、
64歳の時に3度目の結婚をするものの、
65歳で亡くなる数カ月前には火事で自宅を焼失するなど、
後半生も不幸続きの人生であった。」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そうだ。

一茶の壮絶な人生に比べれば、予備校の倒産など何のその。
「受験生まけるな順一これにあり」

92歳仲代達矢、生涯現役宣言「まだ引退とはもうしません」舞台あいさつで元気はつらつ

92歳仲代達矢、生涯現役宣言「まだ引退とはもうしません」舞台あいさつで元気はつらつ(報知新聞社)

92歳仲代達矢「しゃべるというのが猛烈に苦手」 慣れないナレーションで凝らした工夫とは?(スポーツニッポン)

お元気で何より。
つい最近、昭和の映画を見ていて、
仲代さんの近況が話題に上ったばかりだった。
92歳。現役の役者。
仕事を続けるには、心身ともに健康でいなければならない。

赤のジャケットが目を引く。

周囲を見渡せば、シニアが赤を着ていることが多いかもしれない。
次期アメリカ大統領の、トランプ氏が然り。
仲代氏も然り。
赤という色は、明るく、躍動感がある色なので、
シニアを元気に見せる。
私も、散歩用に2つの帽子を所有する。

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服装に気を使うということは、若く、いつまでもきれいでいられる。
組み合わせを考えることで脳が活性化する。
人任せはダメだ。

コーディネートを周囲の人から褒められることで、活力が生まれる。
人間は称賛を渇望する動物だ。
相乗効果のためにも、周囲の人の、
良いところはどんどん褒めることをお勧めしたい。

生涯現役。そしておしゃれであること。
今年の目標もこれにしよう。

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青学大 原晋監督「近い将来、バトンタッチがきます」自らの進退に言及「引き継ぎもしつつ、強化もしつつの時期」「私は大八木さんじゃない」

青学大 原晋監督「近い将来、バトンタッチがきます」自らの進退に言及「引き継ぎもしつつ、強化もしつつの時期」「私は大八木さんじゃない」(デイリースポーツみんなの意見)

青学大が、原監督が、またやってくれた。
1区では、中央大とあれだけの差がついていたのに、
結果はやはり優勝だった。

おそらく、どの大学も、個々の選手はそれなりの実力者ぞろいだが、
その選手の束ね方の違いなのだろう。
覇者としてのプライドが、記録を引っ張るのだろう。
適材適所に人員を配置して、チームとしての絶頂を本番に持ってくる。

できれば、
最高のパフォーマンスであることは理解できるが
それを実行し、これだけの優勝回数を
実績として残すのは並大抵ではない。
流石、名将である。
そして、それを支える奥様もすごい。
青学大は原夫妻あっての箱根V8だろう。

後進の育成も、しっかりと視野にある。
監督業も駅伝と一緒だ。
次にタスキを渡された人は、注目を浴びる分、
力量が試される。プレッシャーを糧としてもらいたい。

選手たちは来年を見据えて、今日も走り込んでいることだろう。

101歳のラーメン店員!週6回厨房に立つ「ふくさん」に会いに、全世界から客が訪れる理由

101歳のラーメン店員!週6回厨房に立つ「ふくさん」に会いに、全世界から客が訪れる理由(現代ビジネス)

年末、NHKの番組、「あしたが変わるトリセツショー」
~100歳×100人徹底取材!1万年の健康パワーSP~
で、元気なシニアの日常を紹介した回を見た。
100歳を超えても、元気で自身のペースで、
人生を楽しんでいる方が大勢登場していた。

老人介護施設で、自身より数十歳年齢が若い人たちの介護をする人、
世界最高齢の陸上アスリート
(ちなみに100歳以上で陸上をする人は皆無に等しいので、
年齢別の競技に出場すれば常に世界一)、
自身も毎日化粧を欠かさない、化粧品の販売員など、
毎日、元気にすべきことをされている方ばかり。
しっかりと食事をし、よく笑い、人との触れ合いを欠かさない、
そうしたことが長生きの秘訣だそうだ。

その中で、「ふくさん」も紹介されていた。
笑顔が印象的なシニアだ。

現役で仕事をすること、また、
それを可能にする就労場所があることが幸せだ。
自身の築いてきたものを、子供たちが引継ぎ、
そこに100歳を超えた今も、看板娘として、メンバーとして加わっている幸せ。

長寿といっても、
健康年齢が追いついていなければ素直に喜べない。
様々な条件が整っていることが、長寿の秘訣だが、
そのような生き方をしてきた人は、
それなりの努力をされてきたのだと思う。

目標を持って生涯現役、
周囲や物事に興味を持つ。
物事を疑ってかかり、自分なりの解決方法を考える。
積極的に会話をする。
ストレスをためない、よく笑う。
無理をしない程度で、運動を欠かさない。
人に頼まず、できることは自分でする。
規則正しく食べる。
好きなことをする。
できなくなったことを考えるより、
できることを考える。

究極なところ、人との良い関係を続け、よく笑うことがマストだ。

これができれば、半分は長寿の秘訣をマスターしたといってもいい。

「あなたがそこにただいるだけで、
その場の空気が明るくなる。
あなたがそこにただいるだけで、
みんなの心がやすらぐ。
そんなあなたに私もなりたい。」

ふくさんとは、相田みつお氏の詩のような人なのだと思う。

能わざるに非ず、為さざるなり(『孟子』梁惠王上)

「能わざるに非ず、為さざるなり」の出典は、『孟子』梁惠王(リョウケイオウ)上。
(あたわざるにあらず、なさざるなり)…とは
中国の戦国時代、齊の宣王が、孟子に、「どんな徳があれば王者になれるだろうか」、と尋ねた際の話。

出来ないのではなく、やろうとしないだけなのだ、という意味。
能力はあるが、努力して実行しようとする意思が足りないことを言う。

人はともすると、低きに流れやすい。
できなかった理由をあれこれ考える。
社会のせいにする、人のせいにする、環境のせいにする。

しかしその実、自身が行動していないだけのことである。

また、賢い人間は、やる前にあれこれ理屈をつけて、
しないことを正当化する。

まずは行動してみればいい。
気のすむまでとことん突き進めばいい。

失敗したら、次は失敗しない手を考えればいい。

人生は試行錯誤の繰り返しであり、常に成長の過程である。

堅固な意志

新年あけましておめでとうございます。
本年も、皆様にとって実り多く、健康で、
幸多き一年でありますよう、
お祈り申し上げます。

さて、私は傘寿を目前に、ますます読書欲が高まっている。
時間を作っては、古今東西を問わず、著名な作家の名著と呼ばれる物、
法定推理小説の数々を読み漁っているといってよい。

パソコンに向かっていると、
AIが勝手に、興味の分野のトピックを紹介してくる。
ついついクリックすると、そこは知識の宝庫だ。
ふむふむ、なるほどと読み進むうちに、
珠玉の言葉や、その出典が紹介されている。
そこで、古書の出番である。

最近、自宅に居ながらにして、古書が簡単に手に入るので
大変お世話になっている。
絶版となった古書は、確かにきれいではない。字は小さい。
インクも、紙質も悪い。
頁を繰ると、古書独特の匂いがする。

しかし不思議なことに、文体にその時代の「におい」がする。
その時代の精神が宿っている。

今、ここに「私を支えた一言」(扇谷正造編:青春出版社)がある。
奥付には、昭和41年2月1日一刷、昭和45年9月1日106刷と、
約50年前の著書であり、随分と巷間で読まれた本であることが分かる。
当時、様々な分野の第一線で活躍する人物99人が、
苦境をどのように切り開いていったか、
座右の銘とした言葉を紹介した自己啓発本だ。
存命されている方は、ほぼいない。
その中で、王貞治氏の名をかろうじて認める。

さて、この書籍は内容もさることながら、
出版社の意志が、仕事のクオリティーの高さを表す。
その文書を是非とも紹介したい。

「青春のことば」
若い日の不安と疑間は、青春のたゆまない意志であり、
苦悩と思索は真実を求めてやまないいのちである。
それは虚偽をにくしみ、新しい創造と発見にもえる可能性である。

青春はいのちの萌芽であり、
何ものにも恐れることなく
常にいっぱいの未来をえがいて脈うつエネルギーである。
青春は邂逅の場所であって、人間としての精神形成への最も貴重な意味をもつ。

― 青春新書は、そうした若い日に常にあなたの心の友として、
その糧となり実になる多様な知恵が、
生きる指標として勇気と力になり、すぐ役立つ。

―そうあることを編集モツトーに、
若い人々のために深い心情と慎憬をよせられる
幾多の先生方のご協力によってなされている。
本書をもとに、読むものの心の血になり生活の肉になることを、
私たちはねがってやまないのである。

― 製作刊行者―   小沢和一

私たちは、こうした堅固な意志を持ち、
日々、真剣に仕事に取り組んでいるだろうか。

新しい年の初めに、今一度、確認したい。