Archive for 9月 2025

化粧品会社でパワハラ、新入社員が死亡 社長辞任し1億円超支払いへ

化粧品会社でパワハラ、新入社員が死亡 社長辞任し1億円超支払いへ
朝日新聞

化粧品が好きで、化粧品にかかわる仕事ができることに、
生きがいを感じていた新入社員が、
入社間もなく社長のパワハラで、うつ病になり、自死を選ぶという悲劇。
そこに何があったのか、詳細はわからないものの、
尋常ではない事実があるに違いない。

これまでも、長時間労働を強いられ、
有能な若い命が少なからず失われてきたことを、
私達は報道で見聞きしている。
だから労働行政も、会社に対して、
長時間労働の見直しに、義務を課し、
パワハラをはじめとするハラスメントに対しても、
法改正で相談室の設置や研修、
プライバシー保護に基づいた事情聴取や再発防止策の取り組みなど、
被害者保護に義務を課したはずだ。

そうであるにもかかわらず、労働の現場では、
今も心無いパワハラが横行する。

そうかと思えば、上役にあたる者が、部下を指導しようにも、
それがパワハラにあたるのではないかと委縮し、
注意もできない状況が往々にしてあるという。

どのような場合にも、人権は尊重されなければならない。
しかし、パワハラと注意は別物である。
人格を誹謗中傷する、上司の気分による長時間の叱責は、パワハラになる。
自分がされて苦痛に感じることを、
人にしてはならないことは自明の理である。

特に企業においては、注意とパワハラを混同して、
人材を生かしきれなかった場合、
企業活動の停滞につながり、イメージダウンも免れない。

事実、報道された会社においても、
亡くなられた社員と、ご遺族への謝罪とともに、
社長が退任し、新体制に移行したことが、同社のHPに公表されている

失われた命と、会社の信頼は戻らない。
どれだけ高額な損害賠償金が積まれても、
大切な命は戻らない。

人の振り見て我が振り直せ。
会社は、何をしたらよいのか、何をしたらいけないのか、
上層部は言動に心を配り、徳を積まなければならない。

小泉氏も総裁選出馬へ 告示まで10日“ポスト石破”各陣営動き活発化

小泉氏も総裁選出馬へ 告示まで10日“ポスト石破”各陣営動き活発化(テレ朝NEWS)

自民党の総裁は、総理大臣になると、昔は相場が決まっていた。
私の記憶に、総裁にはなったものの、二人だけ総理総裁になれず、
貧乏くじを引いた人がいる。

それは、河野洋平氏と谷垣禎一氏だ。
石破氏の後任は、どうだろうか。
弱体化する自民党だが、仮にも、自民党の代表である。
日本国の代表として、世界の交渉の場に出ていく人は、
それなりの頭脳明晰な人でなければ国民が恥ずかしい。

年齢が若かったり、政治家としての経験が浅い人を
選ぶのはいかがなものか。
総理総裁は、アイドルの人気投票とは違う。
国家戦略に長けた、リーダーシップを持った人でなければならない。
その意味で、自身がその器か否か、
立候される方は、自問自答なさった方が良い。
国会議員の20人の推薦人も、
自身のポストといった利害得失だけでなく、
しっかりとした国益に軸足を置いてほしい。
会社の人事と訳が違う。

一昨日、米保守活動家チャーリー・カーク氏が、
演説中、31歳の若さで殺害された。
我が国でも、安部元首相が凶弾に倒れたことは記憶に新しい。

政治家は、命をかけてその主義主張を推し進めていく立場にある。
その見識に、重みのある人に総裁をお願いしたい。

アメリカの関税問題、物価高問題、社会保障政策問題、
福祉政策、下水道や橋梁マンションといった老朽化したインフラ問題、
少子高齢化問題、食物自給率の問題、エネルギー問題、国際平和の問題、
温暖化をはじめとする温室効果ガスの問題、線状降水帯の頻発と内水氾濫の問題
難民問題、インバウンドによる住民生活への影響の問題、
外国人への日本国内の不動産の売り渡しの問題、特殊詐欺問題、
破廉恥教師の問題、南海トラフ地震、首都圏の地下直下型地震をはじめとする防災問題、
野生生物の出没による危機管理問題…

対応すべき課題は山積みである。
少なくとも、総理大臣は、
アメリカ大統領の記憶に名を刻む人間であってほしい。

喫緊に解決すべき案件を、この国の行く末を、
器にふさわしい方に託したい。

賢者の選択を願う。

東京・目黒区で学習塾が水没…ゲリラ雷雨で地下一階が約10分で水没も生徒はおらず無事

東京・目黒区で学習塾が水没…ゲリラ雷雨で地下一階が約10分で水没も生徒はおらず無事(フジテレビ)

今日の関東の天気は、非常に不安定だった。
異様に蒸し暑く、黒い雲がかかったと思ったら、
雷鳴とともに、土砂降りの雨が降ったりやんだり。
地下が多い都心で、学習塾の浸水は、心配な出来事だ。
これまでの懸念が、現実のものとなった。

子供達がいなかったから救われたが、
情況が異なっていたら、どれだけの被害となっていたことだろうか。
時間と場所、線状降水帯から身を守ることが、
大きなポイントとなる。

今、何処で同様な事態が起きてもおかしくない。
会社帰り、都心の地階で飲んでいたら、
地上への非難がスムーズにいくのだろうか。
地下鉄も、防水扉で、水の侵入を防ぎきれるのだろうか。
通風孔の対応も大丈夫なのだろうか。

自然災害とはいえ、これまで想定されていなかった状態が頻発する。
頻発するということは、今後の出現率も増えることであり、
改善策を早急に捻りださなければならない。

一義的には、自身の身の安全は、自身で守らなければならない。
雨の降り方には常に気を配り、不要不急の外出は避ける。
命にかかわる問題である。人任せではいられない。

食品の工場

ハイテク養豚最前線 中国のブタは高層ビルで育つ、建設ブームで豚肉価格は乱高下(ニューヨークタイムズ)

植物工場(企業広告)

陸上養殖をめぐる動向(水産庁)

https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r06_h/trend/1/t1_2_6.html

肉・魚・野菜が工場で作られる時代になった。
これなら、天候に作用されず、出荷調整も可能だ。
人手不足も、ロボットで補うことができるだろう。

ただし、電源が生命線である。
停電になると、温度管理ができず、水を与えることもできず、
せっかくの工場も機能しない。
蓄電の設備が整えば、これも解消されることだろう。

他方、工場で生産された製品が、
本当に栄養豊かでおいしい品物になるのか、
口に入れるのも、おっかなびっくりである。

技術が向上する。
機械に任せて、人は何をすることになるのだろう。
毎日、休暇では楽しくない。
いつも頑張っているからこそ、そのご褒美の休日でなければ、単に暇を持て余す。
「毎日サンデー」は、人を怠惰にする。
良いアイディアも生まない。

生活の糧を機械にとってかわられないよう、
人間でしかできない、
付加価値を作らなければならない。

「残業キャンセル界隈」名乗る若者が増加中…… 上司はどう向き合うべき?

「残業キャンセル界隈」名乗る若者が増加中…… 上司はどう向き合うべき?(ITmedia ビジネスオンライン)

仕事は、やりがいをもって、
ライフバランスを保つ中で、高収入が得られればいい。

しかし、それは究極の形であって、ほとんどの人がどれかを
いえ、場合によっては全部を犠牲にして、
日々食べるパンのために身を粉にしている。
「パブロフの犬」、宜しくである。
(昔、ロシアのパブロフ博士は、犬を使って実験をした。
「メトロノームを鳴らす→犬にエサを与える」
という行動を繰り返すと、犬がメトロノームの音を聞くだけで、
唾液を分泌するようになる。
人間に転じて、食費を稼ぐために、意味も持たず
反射的に会社に出勤するという意味。)

ましてや、仕事に就いたばかりの新人が、
先輩を差し置いて、自分だけ定時に退社することを、どの会社が許すだろうか。
そうした意味でも、社員教育は必要であるし、
裏付けとなる就業規則の整備は必須だ。

ある事務系の会社では、始業時刻の30分前出社を義務付けられる。
土日は、自宅での研修を義務付けられる。
残業手当はつかない。
上司の機嫌が悪いと、終日八つ当たりをされる。
退職しようとすると申し出ると、
その理由を執拗に聞き、机をたたいて怒鳴られる。
ただし、従業員の誕生日には、周囲の人も含め、
会社の経費でケーキがふるまわれる。

他の工務店では、家庭を持つ女性従業員が優遇されている。
新婚間もない従業員が、工期の関係で、日々、
深夜までの残業を余儀なくされた。
そこで、家庭との両立を図るため、賃金は減るが、
短時間労働(週休3日)に切り替えてくれた。

またその従業員は、顧客のご主人に、
担当者が女性であることだけを理由に、
リフォームの提案を断られた。
奥方とご子息が気に入られ、GOを出していたにもかかわらず…。
万策尽きて、男性への担当変更を申し出た女性従業員に対して、上司は、
「そんな客は、うちの店ではいらない。仕事を断ってこい」
と、敢然と女性従業員に言った。
能力において性別は関係ない、彼女の仕事ぶりを評価し、
男女において遜色ない、自由闊達な就労環境を整えてくれた。
彼女は、認めてくれる上司がいる会社で頑張ろうと思ったそうだ。

さて、労働者なら、どちらの職場環境を選ぶだろうか。

勿論、後者だ。
終身雇用でなくなった今、社長のワンマンはただのパワハラでしかない。
黙示の指揮命令は、単にサービスの長時間労働であり、
明らかに労働基準法に抵触する。
前者は、指導者として、飴と鞭の使い方を間違っている。

人は、低きに流れる。
何も指揮せず、従業員にやりたいようにやらせていたら、
企業秩序は維持できないし、企業としての目標達成は難しい。
基本、従業員の勤労意欲を尊重し、要所要所で軌道修正の指示を与える。
ただ怒鳴るのではなく、愛情をもって指導、注意を喚起する。
人間だから、感情的になることもある。
しかし、そこは抑えつつ、
常に、冷静に言葉を選びながら従業員に接することを心がける。

こうした上司になるためには、自身の学習も欠かせない。
新人社員に、どうしたら残業界隈を、
単なる「わがまま」として教えることができるか。

ジェネレーションギャップを超え、
社会をそして、会社のあるべき姿を理解させるには
多大な努力と忍耐を要する。
経営者は勿論、上司の地位にあるものは、常に学習、
部下から信頼され、慕われる、人としての徳を積まなければならない。

石破首相 急転直下の辞任表明 田崎史郎氏が明かす2人の仕掛け人「辞める様子が見えないので…」

石破首相 急転直下の辞任表明 田崎史郎氏が明かす2人の仕掛け人「辞める様子が見えないので…」(スポーツニッポン新聞社)

この方は、いつも後手後手に判断をする方だと思う。
内閣の中枢が、森山幹事長はじめ、辞意を表明したにもかかわらず、
首相は続投に強い意欲を燃やしていた。

しかし、周囲が皆辞めてしまい、一体誰が支えてくれるというのだろう…
やはり、急転直下の発表となった。

自民党という、一大政党の中で、
全体のバランスにおいて、予期せぬ人物が総理になることがある。
自民党の総裁といえば、一角の人物になっていただきたいが、
近年、首をかしげたくなる人がその地位につくことが多い。
アメリカの大統領と同じく、人材不足の感が否めない。
政治家を束ねることは、並大抵なことではないが、
国を統率するには、それなりの覚悟と、力量が試される。

周囲の言葉に、自身の信念が二転三転する方に、
総理の器はない。

過去にも短命だった方が少なくないが、
やはりこの方も…である。
政治は力学であるがゆえ、
周囲をまとめる力がないと末路は同じ結果だ。

だからと言って、次は誰が…というと、
帯に短したすきに長し…の感が否めない。
SNSの普及により、政治家が身近になった反面、
粗が目立つようになった。

今回も、キーマンとされる小泉進次郎氏であるが、
確かに、巷でいわれるところの小泉構文に現れる、
人は好さそうだが、天然では済まされない、
トップの力量が危ういコメントの数々をどう捉えるか。。

国民として、SNSで腹を抱えて笑っているだけでは済まされない。

橋幸夫さん最後までステージへ 楽屋は相部屋、お弁当も一緒…支え続けた仲間たち

橋幸夫さん最後までステージへ 楽屋は相部屋、お弁当も一緒…支え続けた仲間たち(東スポWEB)

昭和の逸材が、次々と亡くなる。
寂しい限りだ。

しかし、同時に、暖かいエピソードに触れる機会も多い。
橋幸夫さんはその昔、
私がレコード会社でアルバイトをしていた学生時代、
お目にかかったことがある。
実際にお会いしたことがある方だと、ブラウン管の中だけより親近感が湧いたものだ。

それにしても、夢グループの石田社長は凄い。
認知症を患い、一旦は引退したレジェンドを、再びステージに呼び戻した。
残念ながら、どんなに素晴らしい人でも、老いと病気には抗えない。
社長は、橋さんが病気になっても、病状が進行しないよう、レジェンドの居場所を確保した。

その人物の価値を認める有力者がいて、往年のファンがいる。
最後までスポットライトを浴びることができた橋さんは幸せ者だ。
人は往々にして毀誉褒貶(きよほうへん)する。
その時々の自分に対する利害得失で、判断する。
これは、人としてどうかと思う。

長い目で見れば、生涯を通じ、身体・能力共に、
高いクオリティーを保つ人はいない。
浮き沈みがあっても、その人の功績は、トータルで評価されるべきである。

業界のレジェンドとしての矜持がある。
その意志を尊重して、仲間との、自然体の介護の後、
石田社長は心ある葬儀のプロデュースを企画しているようだ。

穿った見方をすれば、夢グループの宣伝効果は絶大ではあるが、
何より、人としての温かさ、レジェンドに対する敬意を感じる。
この人は信頼できる…とのメッセージを、多くの人が受け取ったに違いない。

千葉の津波避難タワー、完成10年でもう使用不能に…住民「こんなに早く駄目になるとは」

千葉の津波避難タワー、完成10年でもう使用不能に…住民「こんなに早く駄目になるとは」(読売新聞オンライン)

7830万円をかけてタワーが完成した時、
人々は、安堵に胸をなでおろしたことだろう。
これで少なくとも30年は安心できる。

それが、完成十年で使えなくなった。
その先、代替品の建築に予算がつかないという。
さび止めの補修もすべて手を施しての結果だそうだ。

1年にして783万円。
保守費用を含めれば800万円くらいにはなるだろうか。
費用対効果は、高かったのか低かったのか。

予想していた耐用年数を20年も残してお釈迦になった施設に、
厳しい評価は免れない。
経年劣化が致し方なかったのか、
そもそも設計が甘かったのか、
管理は十分だったのか。

建築物によくある、談合、手抜き工事、中間マージンによる搾取
などはなかったのか。
いつしか、この国は責任をあいまいにして、
事実を知らせない国になってしまった。
同種事案防止のためにも、原因究明ならびに、
責任の所在を問うことは必須だ

人々の命を守るシンボル喪失に、
住民の方々やサーファーはさぞ落胆されていることだろう。
「ない袖は振れない」
…これで済ませてはならない。

昨晩も、関東では大地が揺れた。
茨城県南部、最大震度4。
津波避難タワーの存在感は、安心面で計り知れない。

勇敢な犬、駐車場でごみ箱をあさるヒグマに立ち向かう!

勇敢な犬、駐車場でごみ箱をあさるヒグマに立ち向かう!

昨日に引き続き、クマの話題だ。
衝撃的な映像を共有したい。
この場所が、日本でないにせよ、
熊の生態をつぶさに観察することができる。
ごみを漁っている様は、昔、野良犬がしていたことと同じだ。

「キムンカムイ」は、 アイヌ語で「クマ」を指す言葉である。
「山の神」という意味を持つ。
クマはアイヌ民族にとって神聖な存在であり、
自然界の一部として深い敬意を表されていたというが、
神様がゴミを漁るのはいただけない。

その神に向かって、黒い犬が勇敢にほえ立ち向かう。
あれだけの体格差にもおくせず、威嚇し続ける。
マタギの犬たちも、同様の活躍をしたのだろうか。
私の自宅にも黒い犬がいるが、極めて内弁慶だ。
庭の外を散歩する犬には吠えるが、
巨体と遭遇したら、私の後ろに隠れ震えていることだろう。

アイヌ民族の生活に話を戻す。
熊が人を襲うことは、今に始まったことではない。

吉村 昭のドキュメント「嵐熊」によれば、
日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起ったとされる。
冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害した。

それ以前、文字を持たない先住民のアイヌも
時には、クマに襲われた。
そういった熊は
「キムンカムイ」ではなく「ウェンカムイ」と呼ばれたようだ。
意味は、「悪い神様」。

そこで面白いのが、アイヌ民族の想像力だ。
人を襲った熊が必ずしも「ウェンカムイ」ではなく、
とても偉い「キムンカムイ」が
意味を持って行っている場合もあると考えられているという。

例えば若い女性を殺してしまうのは、
キムンカムイの妻として神の世界に連れて行ったのだと考え、
その女性の家族は神様の親戚として、
キムンカムイが守護神になってくれるという。
そして、家の繁栄・猟運をキムンカムイがもたらしてくれる…。

凄惨な現実を受け入れ、発展的な希望につなぐ、
ポジティブシンキングだ。

起きてしまったことは仕方がない。
しかし、その教訓を次に伝えることが、
生き残った者の使命である。

それは、戦争にも共通する。

観光客がヒグマに「スナック菓子」を与えている…知床・羅臼岳に「殺人グマ」が出現した恐ろしい背景事情

観光客がヒグマに「スナック菓子」を与えている…知床・羅臼岳に「殺人グマ」が出現した恐ろしい背景事情(プレジデントオンライン)

これまで棲み分けされていた生息域に、重なりができた。
この重なりが、「殺人グマ」を出現させた。

重なりの原因は、どうも、私たち人間側にある。
これまでも、野生の猿やキツネなど、
観光客の無責任な餌付けが社会問題化していた。
それが、今度は対象が「熊」となり、近時の騒動である。

相手が動物にしろ、人間にしろ、
距離感をはかることが大切だ。
心を許して、とことん仲良くできるのであれば話は別だが、
往々にして、そうした曲解が悲劇を生む。

自然との共存は、生態系を超えてはならないし、
その恵みには敬意を払わなければならない。
人間社会は、自然を支配下に置いたがごとく乱開発し、
自分たちに都合の悪いことを切り捨てていく。
こうした傲慢不遜な態度に、あるべき自然が反旗を翻す。

正しく虞を知らない愚民は、自然を司る者からの鉄槌を食らう。

残念ながら、人類は間違った進化の仕方をしてきたとしか言いようがない。
温室効果ガスの扱いについても、過大な消費社会が招いた失態だ。
その結果、生態系が崩れている。

尊大な人類が招いた通信簿は、人食い熊の出現をはじめとした、
人間に住みにくい環境の招来だ。

憂いているだけでは始まらない。
まずは、個人ができることからスタートしよう。
熊が出没するエリアでの、ごみの片づけ。
餌付けの禁止。
むやみに近寄らない。親和性を持たない。
熊が出没する時間帯の、単独行動を避けること。
インバウンド客の、マナーを徹底させることも一つだ。

熊も生きなければならない。
種の保存をはかりながら、
本来あるべき方向に軌道修正していくことが求められる。
問題は、明らかに人間の側だ。
叡智を絞り、この問題を解決していかなければならない。

閉鎖された地下の入浴施設に見知らぬ男 シャワー浴びているところを現行犯逮捕 札幌市

閉鎖された地下の入浴施設に見知らぬ男 シャワー浴びているところを現行犯逮捕 札幌市(STVニュース北海道)

62歳男性。
ここまで、生活に追い詰められているのかと思うと切なくなる。
この年代の人間は、長く老齢厚生年金受給におけるモデル世帯とされていた、
「夫婦に子供二人、夫はサラリーマンで妻は専業主婦。
会社は年功序列で、定年まで勤め上げ、
ささやかのマイホームは、そのローンを退職金で完済する。」
…このような生き方が、一般的だと教えられて育った。

しかし、長い年月の中、どこかでこの仕組みが破綻していった。
生涯独身の人も多く、不況にリストラは当たり前。
住むところさえままならず、シニアのお一人様は、
賃貸住宅すら借りるのに困難を極める。
「孤独死」のリスクが高いからだ。

逮捕された、この男性の境遇を勝手に想像してしまう。
近年、様々な社会問題を見るにつけ、
生活貧困者となった原因が必ずしも、
個人の責任とは言えない事情がある。

物価高、雇用環境、社会保険、社会福祉、
生活困窮者を作る要因が巷にあふれている。

シャワー代をケチって、不法侵入する男性は、
今、何を思っているのだろうか。
この暑い最中、予備軍の存在を忘れてはならない。

部下を宙づり、パワハラした消防士 最高裁「処分は適法」と逆転判決

部下を宙づり、パワハラした消防士 最高裁「処分は適法」と逆転判決(朝日新聞社)

「部下を宙づり」これは適法な訓練か、それとも指導を超えたパワハラか?
一審、控訴審は、懲戒に値するパワハラではないとし、
処分の取り消しを判断した。
そして最高裁は、一点、処分は適法と判断した。

証拠に基づく事実を、丁寧に判断するのが地裁の役目である。
その判断に不服があれば、不利益を受けたほうが控訴する。
高裁は、比較的、右から左で、地裁の判断を重んじる。

通常、最高裁でその判断が覆るのは難しい。
なぜなら、下級審が二度も細かく判断しているからである。
その判断に不服があれば、不利益を受けたほうが上告する。

今回のケースでは、珍しく、最高裁が下級審の判断を覆した。
実に、裁判官の胸三寸だ。
権利と権利が使った際、
担当した裁判官が、勝たせたい方に有利な理由を証拠から拾う。
つまり、裁判官の心証だ。

よって、裁判官の当たり、外れが大きくものを言う。
担当裁判官の引きについては、運・不運といってもいい。
今回のケースでは、時間も費用も掛かるものの、
パワハラした消防士の使用者である市は、
途中であきらめずに主張し続け、よかったということになる。

裁判は、必ずしも真実を追及するところではない。
何方の言い分に、どれだけ客観性のある証拠が存するか。
またその証拠を審判である裁判官に対し、
いかに自分の主張に客観性があるか、
強く心証を与えることができるかのせめぎ合いだ。

消防署の一般職員である部下は、これで理不尽な指導を受けずに済む。
和やかな雰囲気が、消火活動の向上に寄与してくれることを願う。

東京23区の中古「億ション」10年で16倍 港・千代田で半数以上

東京23区の中古「億ション」10年で16倍 港・千代田で半数以上(朝日新聞社)

気候も温暖化ならぬ、熱帯化で狂っているところへもってきて、
不動産の価格も狂っている。
誰が買うのかというと、諸外国の富裕層だろう。
日本の国民がまともに働いて、自分の住宅すら持てないというのならば、
勤労意欲は低下の一途をたどる。

外国人=治安の悪化と、短絡的に結び付けるのは危険かもしれないが、
文化の違いが倫理観の隔たりを助長し、
これまでのように島国独特の、阿吽の呼吸、以心伝心は通用しなくなる。

インバウンドが言われて久しいが、
一昔前の日本とは明らかに違う。
日本人と同じような風体でも、話す言葉が違う。態度が違う。
あまりに外国人が多い場所は、国内でありながら、
海外旅行で感じた、あの緊張を覚える。

風景や、建物は昔が色濃く残るが、
その実、似て非なるものになりつつある。
私達は、どこを向いて歩を進めればいいのだろう。
強力なリーダーシップを持つ政治家は不在で、
この国の不動産が外国人に買い漁られている事実。
その実態すらつかんでいない政府。
これまで楽しめた自然のテリトリーには、
熊という、今や共生が難しくなった害獣が生息する。
私達の生活の場は、どんどん狭まる。

これまで私達は、当たり前に、普通に生活してきたが、
気付けは、様々な制約が課せられ、
特に、シニアは、
年金だけでは生活がままならない状態になってきた。

日本丸は、何処に向かっているのか。
若者に、荷が重いのであれば、
ロートルはまだまだ自力で頑張らなければならない。
楢山節考よろしく、座して死を待つわけにはいかない。